見出し画像

2024年12月に神社で見つけた心に響く言葉

皆さん、こんばんは。
今年も残すところ1時間少々となりました。
お坊さんも走る師走ですが、今月は瞬く間に過ぎてしまった感覚があります。

今月は我々世代では誰でも知っている大物歌手(女優)の方が亡くなってしまったり、自民党の議員が訪問先のモルディブで亡くなってしまったり、お隣では飛行機が着陸失敗し多くの方が亡くなる痛ましい事故がありましたね。お亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。

選挙で勝った政党の主張でようやく我々の税負担も若干軽減されるかと思いきや、省庁の方針や与党の議論で多くの人にとってほぼ無効化されてしまうという信じられないことも起きました。

でも、今年の変化はプロローグでしかないのかもしれません。

ロシアとウクライナ、イスラエルのレバノン侵攻は続いています。
日本では エボラ出血熱など危険度が高い感染症の病原体を扱う国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)で稼働する「バイオセーフティーレベル(BSL)4」の施設が23区内に移転される計画が立てられているそうです。来年もまだまだ予断を許さない年になるかもしれません。

そう言えば長崎県の長崎大学もBSL4の施設に指定されましたね。
長崎大学は私も行ったことがありますが、長崎市の中心部からも近くそのような場所にそんな施設ができるなんて信じられないですね。

原発も絶対大丈夫と言われつつ、東日本大震災で多くの被害を出しましたが、その教訓はBSL4の施設設置には活かされないのでしょうか?

そして、自動車メーカーのホンダと日産の経営統合に向けた協議スタートも
驚きました。現在は日本の経済を牽引したきた自動車業界も厳しくなってきたということでしょうか。
自動車業界と言えば、世界のスズキを築いた、鈴木修相談役もお亡くなりになりました。一時代の終わりを感じ寂しい気分になりますね。インドでは自動車と言えばスズキと言われるぐらい一時代を築きました。今でもインドで40%以上のシェアを持っています。

今や皆が「常在戦場じょうざいせんじょう」(常に戦場に在るという意味や、いつでも戦場にいる心構えで物事を行うという)ことが必要なのかもしれません。ただ私自身は今年は幸運にも人に恵まれましたが。それは本当に感謝しかありません。

そんな不安定な1年を締めくくる年の瀬の12月末にお伝えする東京都神社庁発行生命いのちの言葉』を「神社で見つけた心に残る言葉」シリーズとして令和6年12月「師走《しわす》」の言葉をご紹介したいと思います。

ちなみに11月の言葉は以下をご参照いただければと思います。

12月の生命いのちの言葉は

自ら苦労して
これを人にわか


となります。こちらの意味は
自ら苦労して得られた成果を人にわけあたえることは人の幸せにつながる

という解説が書いてあります。
ただ自分で苦労=努力するにしても、自分の特性や目標・目的をしっかり理解して、手段として合っているのか理解して行動することが大切ですね。

また、成果を人に分け与えることは良いと思いますが、自分自身が満たされなければ、なかなか打算なしに心から人には分け当たるのは難しいのではないかと思います。
まずは、自分自身を満たす、「自分のやりたい事リスト」も良いですが、「できていること・満たされていることリスト」も大切だと思います。

若かりし頃に日本のNGOに就職したいと思って調べていた時、毎日の食生活を削り極貧生活でお金を貯めて、アフリカに弾丸で植林をして帰ってくる団体がありました。それは本人たちが納得するならそれも良いのですが、それでは一過性でしかなく持続可能とは言えない活動で少し違和感を持ちました。
海外のNGOの職員はそれなりの報酬を得て普通の生活をした上で、支援をしていました。そちらの方が本流ではないかと思います。
ただ最近の日本ではそれが変に伝わってしまったのか、国や地方自治体の支援を受けて母子家庭や孤児を支援するとしつつ、子供や家庭には粗末な食事を支給しつつ1食2千円以上請求している団体もいるみたいなので何とも言えませんが。

誰の言葉か?

この言葉は「廣池千九郎」の言葉となります。
私もこの短冊を見るまで知りませんでしたが、大分県中津市生まれの教育者、歴史家、法律学者だそうです。
日本の皇室がなぜ連綿と続いているのかという問いを探求し「(皇室の)質の高い道徳の実行にある」と結論を見出した方だそうです。
この「道徳」という目に見えず、日本語でもカタカナが濫用され、日本人同士でも伝わりにくくなってきており、大東亜戦争により多くの貴重な書物が梵書ふんしょになっている中、自虐史観を払拭し価値観・考え方を継承していくかはとても大切だと思います。

教職員に方に「日本人の『道徳』とは?」と問い、何人の人がマニュアルを見ずに同じような価値観を語れるのでしょうか?
来年に野党が唱える「選択的夫婦別氏制度」の法案が通ってしまったら、子供たちに新たな精神的なストレスを与え、新たな家庭不和の種になりかねないかもしれません。
これはLQBTQ法案よりも影響があると思います。

東京都神社庁

今回ご紹介した2024年11月の言葉は下記東京都神社庁のホームページから確認することができました。東京都神社庁は東京都内にある1,398の神社を取りまとめている団体です。


本日のサムネイルは先日、お誘いを受けて行った餅つきへ行ったときのお米を蒸す、昔でいう「へっつい」のような機材で見た炎の様子です。
都会の子供はまきで火を起こす経験はなかなかできないので、子供のには貴重な体験をさせることが出来ました。
蒸かした臼と杵でお米からお餅を作る体験はパックのお餅しかみたことがない子供には掛値無しの経験でした。

いくら画像で火を見て防災訓練をして、現実の火の暖かさ・熱さや便利さ、火の動き、パチパチと燃える音を経験し火の便利さや怖さは分からないとしみじみ思いました。小学校の授業でたき火体験を取り入れたらどうでしょうか?

最後に、今年の締めとして私の来年の気持ちを表した、昨年お亡くなりになった谷村新司さんの「昴」でお別れしたいと思います。


それでは今年もお世話になりました。
それでは、また次の記事で会いましょう!

いつもありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!