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何を食べるか?と人との出会いは似ている!?

こんばんは!10月2日目も東京は気持ちよいお天気でした。
皆さんはどのような週末を過ごされたでしょうか?

私の過去の投稿を辿っていくとお気づきの方もいるかもしれませんが、
私のライフワークの一つは駅やオフィスビル等の近くで”マルシェ”(本来の”マルシェ”の意味とちょっと違いますね。)に出店することです。

特に以下の基準で商品を選んでご紹介しています。

  1. 宮城県中心とした東北産の商品

  2. 化学調味料等不使用

  3. 店主が食べ美味しく

  4. 常温保存品

  5. ü関東での流通が少ない商品中心

この基準で商品を選んでいくと、今のところは出会う商品の流れからか海産加工品が中心になっています。
宮城県から岩手県の海岸線は世界に誇る

三陸は世界三大漁場の一つ

と言われています。詳細についてはもう1年以上前の記事ですがこちらをご参照いただければと存じます

宮城県の海産物と言えば何を頭に浮かべるでしょうか?


やはり代表的な海産物というと以下の3つかなと思います。

  • 牡蠣カキ

  • ホヤ

  • サバ

実際には先ほど紹介した拙投稿の通り、サバは”金華サバ”というブランドサバがあるものの水揚げ高は全国12位です。
ということで

牡蠣カキとホヤ

が頭に浮かぶかもしれません。
実際には私がマルシェを始めたきっかけも

牡蠣(カキ)

との出会いでした。

出会い

牡蠣(カキ)は私は苦手な部類の食べ物でした。特にフライにした時に、口に入れた時の独特な臭い、歯ごたえと噛む出てくる牡蠣カキの汁が苦手でした。
カキの燻製も臭いが苦手。
強いて言うと生ガキならそこまでの臭いが感じられず食べられるといった状況でした。

それが国際交流の同窓会の開催地となった宮城県の松島湾に行った時に、離島である浦戸桂島のお母さん達が作る牡蠣カキ佃煮つくだにを食べた時に、

牡蠣の強い臭みもなく、というか独特な風味と甘ったるくないさっぱりとした芳醇な風味の甘辛の味付けが私の心を弾きつけました。



この料理は元々は浦戸諸島の郷土料理だったのですが、これを広く人々に広めたいということで「合同会社 がんばる浦戸の母ちゃん会」として会社を設立したばかりだったのです。

そこから生まれて初めてのマルシェを出店して今年の10月で丸四年。ちょっと大袈裟かもしれませんが、私の人生を変えたと言えるかもしれません。

最初は見よう見まねで初めて、雨の日も風の日も猛暑日も・・・・もう何回出店したか分かりません。

2018年~2019年ごろは試食もできたので、往来する人々に呼び込みや”御味見”もおススメしました。おススメして見ると気づくことがあります。

牡蠣カキも最初に美味しい牡蠣カキに出会うと牡蠣好きとなり、喜んでご試食していただけます。

一方、最初に出会った牡蠣が美味しくなかったり、あたってしまうと、それがトラウマや先入観となってか、「牡蠣」と言葉を発しただけで、プイと横を向いて去って行ってしまいます。

私も市場調査で牡蠣が売っているとチョコチョコ買って食べてみるのですが、やはり昔苦手だったころの牡蠣の臭みを感じるものだったり、風味が乏しかったり、なかなか自分の好みの味と出会うの難しいなと感じます。

ということで人々も今回食べる牡蠣と前回食べる牡蠣では産地もシーズンも違うのに、ついつい前回の経験が今回のものへの先入観となり制約を与えるのかなと感じることがあります。

あんな美味しいサバだって、私の友人では一度、サバであたってしまったみたいで、それ以降、二度と食べたことが無いそうです。

あ~悲劇

そう考えると子供が毎日のように食べる

学校給食

って大切ですね。お金等では測れない子供時代の6年間、9年間・・・時間をかけて食習慣や味覚を養っていくのです。

この味覚や食習慣はその後の70年、80年の人生の礎になるでしょう。

人との出会いと同じか

思うにこれは人との出会いと似ている部分があるのではと思ったりします。
自分の人生を変えるような良い影響を与えてくれる人と最初に出会うと、またいろんな人との出会いを求めるかもしれませんが、逆に出会ったと人が面倒な人、しつこい人、波長の合わない人だと人付き合いが嫌になってしまうかもしれません。

分かりやすい例は学生時代の好きな教科かもしれません。

国語でも、算数でも、理科でも、社会でも、もちろん英語でも、最初に学校の授業で知り合った先生の授業が面白かったり、分かりやすかったり、楽しかったりするとその科目が好きになることも多いでしょう。
逆にその子が思考法や考え方のクセ、IQ等が高くても、最初に出会った授業が合わないと、その科目が嫌いになり、つまらなくなり、敬遠するようになってしまうかもしれません。

それは入社した時の職場環境だったり、ピアノ、水泳、野球、サッカー・・・と言った習い事でも同じことが言えるかもしれません。

私の子供の例

我が子の例で言うと恐らく同じ月齢の子供に比べると大人の話の理解力が発達していないと思いますが、水泳教室に通わせました。

プールでビート板を使ったレッスンで先生のお話が理解できなかったよう、先生が何度説明してもビート板の向きが違っていたり、持ち方が違っていたりと同じような失敗を繰り返す・・・・。

そして先生は理解力の低い生徒に苛立ち、怒りを感じ、遂には子供のビート板を力いっぱい水に沈めてしまいました。子供は泳げないのでビート板に頼り切っていたので、突然体が水中に沈んでしまい、沢山水を飲んでしまい怖い思いをしたようです。
それ以降、子供は水泳教室に行くとなると泣き出し、行かなくなってしまいました。

本当に最初に出会う人って大切ですね!

人は出会った人でも食べ物でもその時の印象で、人も変容するし、前あった人と今回会った人は別の人だったとしても前の経験が心理的に行動を制限するのではないかと思います。

やはり自分に良い影響を与えてくれる人が多そうな集いで

ドライ アンド エラー

を続けるしかないのかもしれません。

食べ物も人も毎日、接するものですが、何を選択するかというのはとても大切ですね。


本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回のサムネイルは浦戸桂島で見せてもらった牡蠣です。

いつもありがとうございます!

それでは、また次回の記事で会いましょう!

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