いふ!相続税を子育て目的税にしたら
異次元の子育て支援といわれてますよね。
その財源をどうするか、とニュースで言っていました。
国債?増税?社会保険からの拠出?
国債 子育て世代や育てられた子どもが返す借金になる
増税 税と社会保険料の負担で苦しんでいる若者世帯が負担
社会保険料からの拠出 給付のための保険料を他に使うの?
どれもピンときませんね。
そこでふと思いついたのが相続税。
相続税を子育て財源にしたらどう?
相続税って何と調べてみたら(Googleさんに聞いてみたら)このように答えてくれました。
先人が残したものを広く社会のために使う。
いいじゃありませんか?
そういえば、目的税・特定財源というものがあったはず。
またGoogleさんに聞いてみると、ちょっと古い資料で道路特定財源を一般税化するときに議論された資料が出てきました。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2008pdf/20080905066.pdf
例えば相続税を子育て財源として目的税化したらどうでしょう?
相続税の税収は
平成27年当初予算 1兆7,610億円
令和4年地方予算 2兆6,190億円
子育て予算目標の10兆円には足りませんが、目的としてはいいのでは?
目的税・特定財源が縮小されて一般財源化されてきたのはこんな歴史があります。
40代以上の方は覚えておられるでしょうか?
特定財源が余ったからと、職員のレクリエーションやマッサージチェアに使ったり、厚生年金のお金で保養施設を建てたりとやった時期がありました。
当時は納める人が多くて、給付する人が少なかったからできたこと。
今は、お金がありません。
嬉しくないことですが、「歳出に対して歳入が過大になる」ということもないでしょう。
目的外に使うことは倫理的に論外です。
相続税を子育てに使う特定財源にすると、たくさん納めてもらうために控除を少なくして納付する人を多くするとか、税率を上げるとかまた問題が出てくるかもしれませんね。
どこまでが子育てにかかわることか、線引きも難しいので不正支出も出てくるかもしれませんね。(これについては関わる人の倫理の問題なので何ともいかんせんのですが)
自由にお金が使えるのは嬉しいです。
国の予算を預かる財務省も同じでしょう。
ふるさと納税が人気なのは返礼品があることもですが、使い道をある程度指定できることも理由にはありませんか?
子育てって時間がかかるし、必ずやらねばならぬことです。
一つ二つ、これを目的とした税金があってもいいのではないでしょうか?
(詳細は賢いお役人さん、政治家さんが考えて下さるでしょう)
ニュースを見ても、本を読んでも、「もしも〇〇だったら」と思うことは多々あります。思いついたことを忘れないうちに記録したものになりますが、お付き合いいただいてありがとうございます。