流行ファッションの最強のお手本は、おばあちゃんである。
皆さんは、おしゃれをするときにどんな人を参考にしていますか?
雑誌に載っているモデルさんや、テレビに映っている芸能人、最近ではインスタグラマーなど、主に若い女性を参考にしている方が多いのではないでしょうか。
しかし、今流行りのファッションの最大のお手本となる人物は、
おばあちゃん
であると思います。
なぜ、おばあちゃんを参考にするべきなのか。
理由は2つあります。
①流行のサイクルがあるため
ファッションにおける流行にはサイクルがあるのはご存知でしょうか。
流行サイクルは7年とも20年とも言われていて、昔流行っていたアイテムが現在店頭に置かれているものと似た雰囲気を持っていることがしばしばあります。
例えば、2010年代後半の辺りから人気を博したワイドパンツは、1970年代でも多くの方々が身につけいていました。
レディースで肩のあたりにボリュームがあるパワーショルダーも、70年代〜80年代にかけて流行っていたアイテムです。
70年代や80年代は、おばあちゃんたちの若かりし頃のことで、ファッションを楽しむ全盛期だった時代。
おばあちゃんの昔の写真を見せてもらったり、昔どんな格好をしていたのか聞いてみたりすれば、2000年代におけるオシャレをおさえる事ができるかもしれません。
②「お宝の宝庫」であるため
いい意味でも悪い意味でも、モノを大事にする習慣のある年配の方が多いかと思います。
昔着ていたものをおばあちゃんがまだ持っていたとすれば、彼女たちのタンスの中身は、現代のお洒落さんにとって「流行アイテムの宝庫」となるのです。
2010年代後半の辺りから、古着をうまく着こなす「王道×こなれ感+スパイス」のスタイルが流行り始めましたが、古着でもオシャレで経年劣化の少なく価値の高いものは、どうしても値段が跳ね上がります。
手の届かないと思っていたアイテムを、おばあちゃんのタンスの中からなら簡単に入手する事ができるかもしれません。
ご飯を恵んでもらうだけでなく、お小遣いをもらうだけでなく、
ファッションの先生として、今一度おばあちゃんと会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。