イグノーベル2024医学賞の感想
筆者はnot医療関係者。
V医研様のnoteに要約があるので、ぜひ見ましょう。
マイナスの作用がプラセボ効果を高めうる、っていう話。
気になったから調べたこと
・軽い痛みを覚えた後に感じる痛みは軽く感じるのでは
「なにも言わずに、カプサイシン含有スプレーを投与され、その後に熱の痛みを与えられた場合」は検証しないの?
→CPM現象に関する検証になるだけだからかな?CPM(conditioned pain modulation)が phasic painful stimulusを軽減する、っていう話が私の思いつきに近い。
原文ではCPM効果の可能性は否定されている。CPM効果を引き起こすほどカプサイシンは強い痛みじゃないし、セッション2では両グループともが灼熱感を覚えている状態での差が発生しているのでCPMでは説明できないとのこと。
「副作用が痛みに与える影響は、「副作用と治療効果の関係」に対する個人の信念に大きく依存していました。」は、カプサイシン入りのときに「これにフェンタニルが含まれていると思う」と回答した人間ってことかな?
いつか原文を読み直して追記する。
てかこれ、なんでイグノーベルなんだ?
そう思い、過去の日本人の受賞内容をみてきた。
時々「普通にまじめな研究では?」ってやつも混ざっている。
2013年化学賞、たまねぎの催涙性の仕組みとか。
2023年栄養学賞、電気信号による味覚変化とか。
私は2011年化学賞、わさびの火災報知器が好きです。
本日、21時からVRChatでV医研様主催の「MED J Salon」があります。
ぜひ行け。私も行ってみます。