生きづらさの正体。
先日SNSに投稿したこの画像
わけわからんぞ!って事でしたんで簡単に解説しますね。
自分の理想としている世界と現実が乖離した時
僕たちは生きづらさを感じます。
これを解消するためには、まずは僕たちの行動の仕組みを
知る必要があります。
人生ってのは行動の連続なわけです。
でもって、その行動ってのは何が行なっているかというと
僕たちの「身体」ですよね。
僕たちの身体は「脳」の指示によって動いている。
じゃあ脳は何を情報源として身体に指示を出しているのでしょうか?
って話をする前に。
今みなさんが見ているその景色って、実はリアタイじゃないって知ってました?僕たちは5感を通じて外界の情報を入手し、脳はその情報を基に様々な行動指示を僕たちの身体にするわけなんですが。
「今」あなたが見ている景色は、目というセンサーがビジュアル情報を拾って、その情報を脳が認識した時に初めて景色になるわけです。
目と脳、耳と脳、鼻と脳、舌と脳、肌と脳。
これ、物理的に距離がありますよね。
そう、実は今みなさんが見ているこの文章も、正確にはちょっと前の情報なんです。
で、このタイムラグが問題で。
矢が飛んできたって認識した瞬間に矢が刺さってしもてたり
獣が出た!って認識した頃には齧られてたり。
オンラインでゲームしてると回線のタイムラグでいつの間にかやられてたりするあれが現実世界でも起こってるんですよ。
なので、僕たちの脳は色んな事を「予測」して先に行動指示を僕たちに出してるんですよね。
つまり、僕たちは脳によって「動かされている」
(ちなみにこれが僕が常々言っている、脳に支配されるな。の理由)
脳は何を根拠にこの「予測」を立てているかというと、それぞれの過去の体験。過去の体験により、こういう時はこうするんだよね。って勝手に決めて、勝手に僕たちを動かす。
一方心はっていうと、いわゆる「今」を生きている。
なのに脳は勝手に「これから」を作って、僕たちを動かしている。
脳ってのは臓器です。脳の仕事ってのは「生命維持」
脳が設定した「生きる」をプログラムとして、僕たちの身体を動かしている。
この仕組みがわからないと、心はいつも置いてけぼり。
心では右に行きたいと思っているのに、身体は脳によって過去の体験を基に勝手に左に進む。
心(意識)は目に見えない。そこには時間っていう概念すらない。
(だから昔を思い出して何かを感じたり、未来を想像したりする。)
だけど身体は過去〜現在〜未来のタイムライン上でしか存在できない。
「これまで(現実)」によって脳が設定され「これから(現実)」を作る。
なのに心だけが「今(理想とする世界)」を生きている。
この乖離が生きづらさの正体。
解決方法は長くなるのでまたいつか。