マルクス・ガブリエル「新しい実在論」とは
マルクス・ガブリエルは、偽を否定、つまり真から目を反らすことを否定し、真実への道を切り開こうとしている。
そして、偽の信念を持つことで人々は過ちを犯し、真実こそが人々を救う唯一の存在だと。
つまり、自然主義や科学主義など人々の見えている世界の表像は偽であり、人々が真なる信念を共有する社会(倫理資本主義)こそ、真に存在する世界ということになる。
これで力の強い国が力の弱い国を支配するという構造が変わり、世界が対立ではなく中立によって協力し合う連携が生まれる。