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一斉授業からQNKSまでの道のり〜高校「保健」授業の2年間〜

こんにちは。高校保健体育の教員のシラネです。
今回は私の2年間の実践について書き記します。


前提の共有 高校授業について

高校の先生の時間割

高校は教科担任制なので、私は基本的に、「体育」もしくは「保健」の授業しか担当しません。自分のクラスを見ることは多いですが、そのほかのクラスや他の学年を担当することも普通にあります。

個人単位で言えば
1年1組・2組合同の体育・3組・4組合同の体育
1年5組の保健・1年7組の保健
みたいな感じの授業を週に15〜18時間程度持ちます。

当たり前ですが、1年生が7クラスあれば、123組はA先生、456組はB先生みたいにクラスによって担当する先生が違います。

私の場合

私の学校の場合は、
1年目 1年12組 が私 34組がA先生 56組がB先生 7組がC先生
の合計4名(ベテランから臨任まで)で担当しました。

2年目 1年246組 が私 135組が初任の先生 7組がC先生
の合計3名で担当しました。

3年目(今年)は 2年12組がC先生 34組が私 56組がD先生 7組がA先生 の合計4名で担当しています。

2年目と3年目はクラス替えもありますが、同じ学年の生徒です。
担当者も担当するクラスも変わっていくのが高校の大前提です。

共通テスト

問題はここで、担当者が違っても同じテストをしようね!というのが県の方針で(これは全然当たり前なことだと思います)、そうなると自分だけ人の授業と外れたことをやるのはちょっと動きづらいと言いますか・・・

当時はベテランの先生、知識や経験が豊富な先生が多く、「いかに教科書に準拠しながらプラスαで知的好奇心をくすぐるような授業展開ができるか?」みたいなことが保健の授業の価値観でしたので・・・・

けテぶれやQNKSなんてとても言える雰囲気じゃなかった・・・笑

ではここから、QNKSまでたどり着いた経緯をじっくりと書いていきます笑


QNKSまでの道のり〜学習観のシフトは一筋縄じゃ行かない〜

徹底的に結果を出した転勤初年度

QNKSを導入する前に、ちょうどコロナやGIGAスクール構想の話が上がってきた頃、私は小林昭文さんに学び、反転授業的なことにチャレンジしました。
内容は、事前動画を配信し、質疑応答から授業を始め、授業時間の大半をクループワーク、最後に振り返りという授業をやりました。

ちょうどその年、年次研修に当たっていたので、研究授業も他の先生方に見てもらって、「とにかくこだわりがすごい」と思っていただけたようで、色々授業について聞いてもらえるようになりました。


共通教材のブームとGIGAスクール構想

次の年、1年生を担当することになりました。
当時勤務校では、「共通テストだから、教材も共有しよう」ということがブームというか、なんか流行ってたんです。

これは非常に正しいアプローチだと思いますが、私は以下の選択を迫られました。

① 他の人が作った教材を使って授業をしなければならない(おそらく50分喋りっぱなし)
② 私だけ、勝手に自分のやりたい授業を目指す
③ 私が他の先生もできるような教材を作って共有する


苦渋の選択です笑
しかもこの選択肢は私に最終決定権がありません。
①は全力で避けたい、②をやれば結構いける気がするけど周りとの関係性もあるし・・・③はマジで大変・・・

結局私は、③でいかせて欲しい!と周りの先生にお願いしました。
本当は自分一人で全速力で走りたいけど、周りの先生も再現できるような構造であることと、周りの先生が説明できるスライドを用意しなければならないのです・・・これは本当に大変でした。

その頃ちょうど、高校に一人一台端末が導入されるということも後押しされてみんなでICTを活用しよう!ぐらいの感じで任せていただきました。
(まだまだQNKSには入りません)

学習観の変更〜個人ワークからペアワーク 月から太陽 〜

私がまずやったのは、「授業の始めにタイムスケジュールを示す」ことです。

これは子どもたちと先生方に、「先生の話を聞く時間よりも、子どもたちの活動の時間を中心にするよ」という宣言です。
分数まで書いてあるので、先生方も流石に20分も30分もしゃべることができません。

最初は子どもたちに手渡してみて、何が起こるのか?を教室全体、全員で感じてもらうことから始めました。

こんなワークシートを使いました。
(今考えるとこの時点でQNKS要素強い・・・)
ペアになって、テーマ1についてやる人と、テーマ2についてやる人に分かれ、時間になったら違うテーマの人と発表しあう というよくあるワークです。

このワークは
1 これだけの量を15分でやらないといけない
2 発表というアウトプットが待っている
3 発表する相手に対する責任が生じる

という構造になっているので、比較的バラバラになりにくく、熱量の高いワークになります。

ここで子どもたちは
「この授業は、自分たちの学習の責任は自分たちで負うのだ・・」ということ

先生方が学んだことは
「これだけ構造化すれば、子どもたちに任せてもそこそこ学ぶ」ということ

このワークは月の学びから太陽の学びを強制したものだと今は分析できます。(当時はそんなこと考えもしなかった)
これで導入はだいぶいい感じで進みました。

グループワーク〜月から太陽への移行〜

次にやったのは、グループワークからグループワークへという学びです。
こんなワークシートを使いました。

グループ3〜4人程度で、このワークシートを分担して内容を深めます。
例えば、4つの四角を四人で一つずつ分担します。
それが終わったら、四人で共有して、1枚のシートを完成させ、それを持って他のグループと発表しあうというワークです
(今考えるとちょっと拗らせてる感じがする笑)

分担して学ぶことを体験してほしかった
最後にまとめを考えないといけないのがミソ

これは最初のグループワークの中で、時間を見ながら個人で考える時間と、グループで共有する時間を自分たちで判断しながら行動することを求めています。

つまり、月から太陽へ 子どもたちが自力で移行しないといけないのが味噌でした。(当時はそんなこと考えてません)

見えてきた課題観とICT活用

これまでのワークは授業を成り立たせる上では全然問題なく、しかも他の先生が利用しても耐えうるワークになっていたことは事実で、十分子どもたちは自分で学べることがわかってきました。

しかし、これは「書くこと」に時間の大半を奪われ、いわゆる「作業的」になっている側面があり、なんか子どもたちが「自分の言葉」として内容に関する話をしている感じがしませんでした。

これは果たして理解しているのか??という思いです。
他人の言葉の引用を書き写して発表することに果たして学びはあるのか??
という思いから、今度はこの書き写す作業をなくすためにICTを活用してみました。

ワークシートをまんまGoogleスライドにしたのです。
これでお互いのワークシートに書き写す時間が減るので、書き写すことに夢中にならず、内容を理解することに時間を割ける!
尚且つグループメンバーそれぞれにやることがあるので、みんなで協力して学ぶことができた実感も湧きやすいし、先生方も手渡しやすい!

これは「子どもたちと先生方がICT活用や共同編集に慣れる」という観点からはとても有意義でしたが、子どもたちは書き写す時間がなくなったからといって授業内容についてより深い議論をしたり、プラスαをしたりということは起きませんでした・・・。

それはそうです。役割分担が明確なので、自分のパートが終われば終わり。
あとはそれを共有するだけです。でもまあこのフェーズは挟んでおいてよかった。

アクションラーニングとの出会いと「質問中心の発表」

前半の個人及びグループでのワークの後のアウトプットとして、「発表と質疑応答」をしています。

私は従来型の「発表」にとても違和感がありました。
結構教育センターとかでもいまだにあるのですが、私は自分の発表の前に他人の発表があっても全然頭に入りません。次の自分の発表どうするか考えてます笑
加えて、発表が終わったあとはもう出番が終わったと思って聞きません笑

それは冗談として、その発表って完璧なんですか?今聞いてた人、その発表の中身ちゃんと理解しましたか?という疑問。なんか「やった」だけの活動になるのが嫌で・・・

だから私は「発表を2分、質疑応答を4分」としたのです。

時間配分が全てです。大事なことに多くの時間を割く。
発表よりも「質疑応答」の方がより大事。だから聞いてる人は必ず質問をする。質問を考えながら聞く。

質疑応答ってめっちゃ考えますよね。質問する方も、される方も。
発表はアウトプットと質疑応答のタネにするぐらいの感覚です。

最初は全然質問できません。質問されても答えられません。でも、質問の大切さを語り続け、質問例を話したり、良い質問は取り上げたりしながらやると、毎授業やれば本当にできるようになってきました。また、質問されてわからないことは全員で協力して調べよう!と言い続け、この質疑応答の時間は日に日に充実してきました。

今思えば、これは2回目のQNKSを回し始めている状態ですよね。
「S(整理)」して終わらない。ここにはこだわってそれは子どもたちに伝わってきたし、なんとなく先生方にも伝わっていたみたいです。


やっとこさ、QNKS

ジャムボードの導入とやんわりQNKS

子どもたちの活動が中心の授業、グループワーク、質疑応答中心の発表、時間配分、さまざまなツールの活用・・・とにかくさまざまなタネを巻いてようやく満を持してQNKSへ

ここでもやっぱり「なぜ、QNKS?」みたいな、
要は納得感が必要なんです。で、「思考法」みたいなことで皆さんに納得してもらうのは時間が必要。多分それは難しい!と思ったので、Googleスライドでやっていたワークを今はなき jamboard に変更したんです。

「新しいツールにするから、新しいことをやるのは必然だよね?」的な
とりあえずやってみて、良さを実感して!みたいな。

先生方や生徒には、はじめは「ジャムボードで思考ツールを使ってまとめよう」みたいにいったと思います。
フィッシュボーンを使いましたが、これを使ったことがある先生がいて、
やったことない「QNKSをやる」よりは、やったことがある「フィッシュボーンをやる」の方が先生方にとってハードルが低いのでそんな言い方でいきました。

Qは、保健の教科書に書いてある問です。ここは捻らない。
そしてフィッシュボーンの手段として、抜き出し、構成、整理 という言葉で説明しました。

私は「やったことのない新しい名前の新しい手法」よりも「やったことあることに名前がついてたんだー」となる方が自然だと思ったので、とにかくQNKSを体験してもらうということを実感してもらうことを最優先しました。


回転数とフィードバック

もちろん最初は、高校生とは思えないような稚拙なアウトプットになります。ジャムボードとQNKSを同時にやればそりゃ戸惑いますよね。

大事だったのは
1 暖かく見守る  2 ペースは乱さない  3 フィードバック です。

1は、できなかったらできなかったこと振り返ればいいよ!次頑張ろう!です。教師の無駄な圧力は無駄な抵抗を生みますので、子どもたちが操作ややり方に戸惑っても笑顔で対応して、神経質にならない。

2は、でもこっちのペースに合わせてもらいます。QNKSなんていくらでも時間かけられるので、一旦15分で回してみよ!15分でできたことで発表してみよ!です。
ゆっくりじっくり一周する感覚から出て、一旦こっちのスピード感に合わせて早く回す世界を体験してごらん?どうせ質疑応答でわからない時はみんなで調べればいいし!的な。

3は、抽象的なフィードバックや具体的なフィードバックをちょいちょい挟みました。

抽象的なフィードバックの例
違うものに置き換えて、やってみました

子どもたちが作ったものを元に説明をしたりしました。
※これは実際の子どものボードを模倣して私が作りました。

子どもたちは毎回このワークがあるとわかっているので、「次はこうしよう」と思えます。
こんなことを重ねながら、少しずついい感じになってきました。


1年目で教えた子たちが2年生になって 〜担当者総入れ替え〜

私がQNKSを導入した1年生は、2年生になると「全く」私と関わらなくなりました。どころか、その年QNKSを経験した先生方が誰一人その学年に関わらなくなってしまったんです・・・

ですが、新たに担当する先生方もQNKSをやってくれたんです。
※正確に言えば「ジャムボードを踏襲してくれた」ですね笑

先生方が子どもたちのワークを見てびっくり!
そりゃ1年間、同じワークをやってるんですから、洗練されてますよ笑

でも、もうこの時期にはある程度子どもに任せれば、バラバラにならずに思考する という非常に頼もしい状態になっていました。


次の学年を担当 〜振り出しに戻るようで戻らない〜

QNKS2年目は、次の1年生を担当することになったので、振り出しに戻ります笑

先生は教材も、QNKSも2年目なのに、子どもたちだけ「振り出し」の状態は、同じ活動をしても全然アウトプットが違いました。

子どもたちが違うので当たり前ですが、こっちにゴールイメージがなんとなくある状態なので、なんとなく子どもたちに伝わっているのかなんなのかはよくわかりませんが、いくつかの工程をスキップしてより早くQNKSのワークに入れました。

さらに後押しするツールとして、私はICT担当として、子どもたちが使う端末を選定する仕事をしていたので、昨年度の実績から Chromebookのデタッチャブルの端末を採用しました。

こんな感じです

このタッチペンツールが、QNKSを加速させました。
手書きみたいな感じでできることが増えて、子どもたちの思考を整理する幅が段違いになりました。

初任の先生が初めてやる授業がQNKS と QNKSが根付いた授業に入った教育実習生

この年、一緒に授業を持っていた先生の中に初任の先生がいました。
この先生は教育実習以来、教員になって初めて行う授業がQNKSです。笑

ところがこれに関してはちょっとだけ苦労しました。
これだけ構造化された授業を渡されると、本人が考える余地がありません笑
だからあまり準備もせずに淡々と教室に向かうんです・・・

それを見た体育の書先輩方(体育会系)が、「教材は自分で作ってなんぼ!!」みたいになってしまったり、このワークはどうなのか??みたいに疑いの目を向けるようになってきたんです笑

これに丁寧に「それでもやりましょう!」と言い続けましたし、初任の先生の授業もめちゃくちゃ見にいきました笑

一方で、QNKSが根付き始めてきた私のクラスに、教育実習生がきました。
「QNKSをしよう!」までは言えませんでしたが、「ワーク中心」の授業をしようと一緒に考えました。

まあ実習生なのでやっぱり爪の甘いところもありましたが、子どもたちは違うワークでもQNKS的なことをし始めたのには驚きました。

「根付くまでは、本当に信じている人がそばにいる」
というのがめちゃくちゃ大事なんだなーと思いました・・・。


クラス替えで起こるイノベーション

QNKS2年目の子どもたちが2年生になり、私も持ち上がって2年生の担当を持つことになると、それぞれの7つのクラスでQNKSを行ってきた子達が1つの教室に集まります。

これは本当に面白かった!
同じ授業して、同じQNKSをやっているのにクラスごとになんか「文化」みたいなものがあったんです。これが混じり合った時に、すごく子どもたちの発想が豊かになった気がしました。

これがチームでQNKSやってきた成果だ!と実感できました。
(言葉にするのが難しい)


定期テストの点数は横ばい

QNKS的な思考はとても身についていきましたが、残念ながら子どもたちのテストの点数はさほど変わりませんでした。
これに関してはQNKSとそうでない場合の比較ができていませんのでなんとも言えませんが、大体想定通りの点数に落ち着きました。

実は保健のテストって元々担当の先生ごとにも点数がさほど変わりません。
つまり、授業と点数に相関が薄い=家庭でどれだけ勉強したかの方が点数と相関が高い という実感です。(確かめてませんのでわかりませんが)

でも、この結果見たら「テストの点数が落ちないならQNKSで行ける」の一択です。

保健の知識は、共通テストに出題されるわけでもなければ、入試科目でもない。
未知のことに対して仮説を抜き出したり、構成したり、整理して相手に伝える方が健康を保つ上で重要です。

それで大きくテストの点が下がるなら考えますが、横ばいなら伸びる能力の範囲を比較すれば圧倒的に取り入れて良かったと感じます!


今後の課題

今後の課題については3つあります。

1、とはいえ、結果を出さないといけない
2、この構造では「転移」が起きない
3、更なる成長には、「先生による介入」が必須


1、結果が出ないのは、「結果」を求めていないから

私は「思考法」が身につけばいいと思っているので、それがまあまあなされているこの現状にフワッと満足しちゃってます。

しかし、子どもたちが今日の活動を振り返った時に、「学びが深まったか」を主観で判断するしかないのです。

構造的すぎて、この発表や質疑応答では「まだまだ思考が浅い」とNOを突きつける機会があまりにも少ないんです・・・。
客観的な指標がない・・・・。

これを打破する方法が明確に一つあります。
「最後に5問程度の振り返りテストを行うこと」です。

それによって、自分の今日の思考の深さや方向性がどうだったのか、客観的に見ることができます。もちろん、そのテストができたできない以上にインパクトのある学びができたならそれでいいですが、

「他人が求める問にちゃんと答えられるか」みたいな指標があまりにもありませんので、急にテストやれば、急に自分がまとめて みたいな発想から、他人の問に答えるみたいなことになりますからね・・・

わかっているのにやらない理由ですか??
「追いつかないから」です。怠惰です。怠慢です。笑

ですが、AIがこれだけ発達してきたので、問題を作る労力はだいぶ削れてきました。そろそろやろうかな?来年度からでいいか??笑


2、転移が起きない 「保健のジャムボード」の学び

すごくいい感じに学んでるんですが、これは保健の授業の学びに留まっています。

週に1時間の授業かつ、どの先生がやっても失敗しないようになっているので、子どもたちは主体的に動いているように見えて実は結構レールの上を動かされている実践なのです・・・。

それに、自分たちも普段何か「考えよう」と思った時に、ジャムボード開いて・・とかやりませんよね??
じゃあこの方法続けて、ジャムボードでやってたことを紙でやるようになるか??いいえです。ハレーションが起きないように、「ジャムボードの学び」でやってきてしまったので・・・。

あとはねえ、やっぱり「保健」ってやりやすいんですよ。
他の教科の先生も「すごい」と言ってくれますが、「自分の教科でもやろう」とは言ってくれません。

「やり方」だったら変えられるけど「考え方」を変えるのはとても大変です。高校では教科を横断することは難しいです。で、教科を横断しなければ、「特定の科目の学び方」に終わってしまいます。

ここはもうめっちゃ課題・・・・。


3、先生のたち振る舞い

2と内容的には同じかもしれませんが、この構造を取り続けるとあくまで
「こっちのペースに合わせてみんなで思考する」というフレームの中でしかできません。

だから、今後は今15分ずつで分けている時間を30分ドーンと子どもたちに与えて、その中で一人で学んだり、他の人と学んだり、QNKSを1週大きく回したり、何週も小さく回したりすることができる余地を与えたい。

が、そこには「先生の介入」が非常に大事になってくる。
するとQNKSを本質的に理解してもらったり、心マトリクスの概念を理解してもらったり、自由進度学習的な思考を持ってもらわないとバラバラになってしまう・・・。

「みんなで一緒にやる」中で、学びがバラバラにならないラインが今のあたりがギリギリな感じがしているので、先に展開していけない・・。

この辺が、「QNKS」と大きく言わない実践の限界なのかな?と思っています。


終わりに

さあここまで辿り着いた方、本当にありがとうございます。
これは誰の役にも立たない個人的なQNKS物語になってしまいました笑

でも、現場のリアルな葛藤と地道な草の根運動によって、なんとなくQNKS的な文化が何もないところに入っていけたこのストーリーを知ってもらえて、誰かの励みになれば嬉しいです。

最後までありがとうございました。

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