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#14 ユーフォニウム | その道45年、井出祐昭の名演紹介

映画にもなったユーフォニウム。
上手くなると、ホルンのような中域の独特な大らかな音色になります。
吹奏楽の中ではあまり目立たないけど、重要な内声スターです。

『Pantomime』

この演奏は、大きめのブラスアンサンブルとの共演。
この様な、同じ金管楽器仲間の潔いの演奏は未来を感じます。
その後ろにいる子分みたいな楽器は、アルトホルン(テナーホルンとも言う)という楽器で、おなじ仲間(サクソルン属)で、音域は少し高めです。
ユーフォニアムはギリシア語の「ユーフォノス=気持ちのよい音」から名付けられたともいわれていて、うまい人の音色は全くこの通りです。

日本では、外囿祥一郎さんが第一人者として、ほんとうに「気持ちのよい音」を出していて、気持ちが縮こまった時には、大らか方向に連れてってくれると思います。


You raise me up” Euphonium Solo


Once Upon a Time - Steven Verhelst / Euphonium - GLENN VAN LOOY (BrassBand Überetsch)



Podcast 番組「発車ベルチャンネル」盛り上がってます!

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空間オーディオを初リリース!

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井出 祐昭 HIROAKI IDE
サウンド・スペース・コンポーザーSound Space Composer

ヤマハ株式会社チーフプロデューサーを経て、2001年有限会社エル・プロデュースを設立。最先端技術を駆使し、音楽制作、音響デザイン、音場創成を総合的にプロデュースすることにより様々なエネルギー空間を創り出す「サウンド・スペース・コンポーズ」の新分野を確立。
主な作品として、30周年を迎えるJR新宿・渋谷駅発車ベル、愛知万博、上海万博、浜名湖花博、表参道ヒルズ、グランフロント大阪、東京銀座資生堂ビル、TOYOTA i-REALコンテンツ、TOYOTA Concept-愛i、SHARP AQUOS、立川シネマシティ、世界デザイン博など。
またアメリカ最大のがんセンターMD Anderson Cancer Centerで音楽療法の臨床研究を行う他、科学と音楽の融合に取り組んでいる。最近では、日本ロレアルと共同で髪や肌の健康状態を音で伝える技術を開発。米フロリダ州にて行われた化粧品業界のオリンピックである第29回IFSCC世界大会、PR分野の世界大会であるESOMAR2017にてグランプリを受賞。メディア出演・講演多数。

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