#2 Max でのプログラミングの基本 | Max サウンドプログラミングの可能性
Maxはヴィジュアルプログラミングの環境だということは前回話しましたが、じゃあどうやってやるの?という基本のところを今回は見ていきます。
プログラミングをする基本の流れ
多くの場合、次の4ステップを繰り返していくことで、プログラミングをしていきます。
①パッチをアンロック状態にする
↓
②プログラミングをする
↓
③パッチをロック状態にする
↓
④数字やUIを動かす
アンロック状態/ロック状態はウィンドウ右下のアイコン、またはタイトルバーに表示されています。
箱と箱をつなげます
基本的には「オブジェクト」と呼ばれる箱と箱を線でつなげていくことで、プログラムを記述していきます。
イメージとしては、エレキギターのコンパクトエフェクターや、モジュラーシンセのパッチングのような感じです。
それぞれの箱(以下「オブジェクト」と呼びます)には入力と出力の部分があり、それをつないでいきます。
多くのオブジェクトは、いちばん左側の入力から入ってきたデータを計算し、いちばん左側の出力から計算結果が出ます。
※例外もあり、入出力が無いオブジェクトや、データを計算する入力や結果の出力がいちばん左側ではない場合もあります。
これを組み合わせて、何らかの機能を持ったプログラム、Maxでは「パッチ」と呼ばれるものを作っていきます。
Maxを用いて創られた音楽