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#1 Maxとは? | Max サウンドプログラミングの可能性

このシリーズでは、音楽や映像、アートやイベントなどいろんな分野で活用されているプログラミング環境「Max」を中心に、サウンドプログラミングについて紹介していきたいと思います。

Maxとは?

詳細な説明は 公式サイト や wikipedia に譲りますが、
ざっくり言うと、音・音楽や映像を作ったり加工したりするシステムを比較的簡単につくれる、クリエイティブなヴィジュアルプログラミング環境です。

ヴィジュアルプログラミング???

いわゆる「プログラミング」と聞いて連想されるようなテキストを書いていくスタイルではなく、
オブジェクトと呼ばれる部品を線でつないでプログラムを作っていくプログラミングのスタイルです。

Maxでの簡単な足し算の例

ちなみにヴィジュアルプログラミング環境は他にも、
・puredata : オープンソースで、機能や操作性が限定されたMax的なもの。
・TouchDesigner : 映像を中心としたマルチメディアの開発環境。
・vvvv : 映像を中心としたマルチメディアの開発環境。
・Quartz Composer : Mac標準装備だったCGを作れるもの。(現在のMacでは非推奨とのこと)
・grasshopper : 建築分野で使われるもの。
など、いろいろなものがあります。
Maxはその中でも歴史が長くポピュラーであり、積極的に開発や拡張が進んでいる、2024年現在最も活発なヴィジュアルプログラミング環境と言えるのではと思います。


Maxを用いて創られた音楽



田中文久 FUMIHISA TANAKA
ソニフィケーションアーティスト、サウンドプログラマー
東京芸術大学音楽環境創造科、同大学院修士課程修了。音楽に関する様々な技術やテクノロジーを駆使し、楽曲制作のみならず、空間へのアプローチや研究用途、最近では、あらゆるものを音に変換する「ソニフィケーション」を用いた制作・研究・開発等、音楽の新しい在り方を模索・提示している。

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