見出し画像

後悔との付き合い方~より良いパラダイムを採用しよう~

coucouさんの「後悔」に関する記事を読んで
「大事な考え方だなぁ」と思うところがあったので、
今回取り上げさせていただきます。

ああ~
やっぱり、やっておけば良かった...。
やっぱり、やらなければ良かった...。

こんなときに使う言葉に「人生後悔先に立たず」があるよね。

「ああ~失敗した...」と頭を抱えてしまうとき。

だから、後悔する前に、後で悔やまないように準備を怠るな、という意味だそうだ。
そんなことは誰でもわかっている。
でも、わかっちゃいるけどやめられない~

でも、「やらなかったら」後悔は残らないかと言えば、面白いことにやらなくても、「やっておけば良かった..」と後悔してしまう。

えっ?どっちを選んでも後悔ばかりなんだよね。

1109.ああ~やっぱり、やっておけば良かった。
ああ~やっぱり、やらなければ良かった...

「どっちを選んでも後悔ばかり」

まさにそうだな~と思うんです。

やってもやらなくて後悔してしまうんですよね。

僕たちは
選んだ方の結果しかわからないのですから。


やった後の結果とやらなかった後の結果がわかれば、
結果が良い方を選べば喜べるし、
結果が悪い方を選べば後悔するでしょう。

ですが、実際は
選んだ方の結果しかわかりません。

だから、
「もしかしたらあっちの選択肢の方が良かったのかもな」
とついつい思ってしまいます。


で、個人的に面白いな、と思うのはここ。

失敗だらけ、後悔だらけ、悔いばかりの愚かなcoucouさんの場合は、「やらなければ良かった...。」と、50歳の終わりまで悔やんでいたけれど、60歳を超えたところから「やっておいて良かった..」に変わって来たんだ。

あれだけ自分の人生を恨んで、あれだけの失敗に苦しんできたのに「やって良かった」になった。
よく考えて見ると、「やらなくて後悔する」よりも、「やって後悔する」方が、後悔の度合いが少ない気がしてきたんだ。

1109.ああ~やっぱり、やっておけば良かった。
ああ~やっぱり、やらなければ良かった...

「やらなければよかった…」と悔やんでいたことが、
後々になって「やっておいて良かった…」に変わる。

これって誰もが経験したことがあると思うんですよね。


「過去の意味付けは変わる」なんて言われることがありますが、
僕たちは現在の自分という視点で、過去の自分を見ます。

なので、後々になって
「あれは必要なことだったんだな」
と思うことが出てくるんですよね。


うつ病になってしまい、
会社を続けるかどうしようか悩んだ結果、
やめることを選択した。

その場合、

「あのとき、会社をやめなければ、
こんなつらい思いをしなかったかもしれない」

と思うこともあるでしょう。

ですが、

「うつ病になって会社をやめたからこそ、
今の自分がいる」

と思うこともあるでしょう。


過去の経験の意味付けは、
現在の自分がどう見るかによって決まります。

そのように考えると、
「自分が選択した方を正しい道にする」
そういった意識って大切なんじゃないかな、と思うわけです。


「やらない」
そう決めたのであれば、
「やらないと決めた選択肢」を正しい道にするために歩み続ける。

「やる」
そう決めたのであれば、
「やると決めた選択肢」を正しい道にするために歩み続ける。

これが「主体性」とも言えるのかな、なんて思いますね。

「自分が選択したことに責任を持つ」と。


とはいえ、
正しい道にするために歩み続けても、
それが本当に正しい道になるかどうかは別問題。

別問題ではあるんですが、意識していることによって
「やって良かった」
「やらないで良かった」
と思えるようなものを、自然と探すようになると思うんですよね。

人は意識したものにフォーカスを当てますから。


他に個人的に考えさせられたのは
以下の文章です。

でも、生きていかなくっちゃいけない。
生活もある仕事もしなくてはならない。
そんなことを考え続けて悩んでいる暇もない~
だから、超高速、忙しく生きてきた。

そう、忙しいときは一瞬でも忘れることができる。

でも、ㇵッと気がつけば恐ろしいほどの年月が過ぎ去った。
だけど、「やることをやっている」とクヨクヨ、後悔がなくなる気がしてきた。

何も「やらないこと」の方がクヨクヨしている自分がわかる。

振り返ると、愚かなcoucouさんはトラウマなのか?
「やらないこと」で膨大なクヨクヨ、後悔時間を失ってきた気がするんだ。

1109.ああ~やっぱり、やっておけば良かった。
ああ~やっぱり、やらなければ良かった...

この文章を読んでふと思ったことですが、
「やる」か「やらない」かという選択は、
「挑戦する時」だなぁと。

何をやればいいかわかっているときは、
いくら忙しくても
「やる」か「やらない」かなんて選択をすることはありません。

忙しいのもあり、一点集中できるので、
それはそれでその瞬間は良いのかもしれません。

何も考える必要はありませんから。


ですが、「やる」か「やらないか」みたいな
「挑戦する機会」が生活にあるからこそ、
人生が彩りを見せるような気がします。

ただ忙しいだけで時間だけが進み、
「挑戦する機会」を持つことができないと、
後になって振り返って
「あれ?あのとき何してたっけ?」
なんてことになるのではないかと。

忙しかった時間が
「人生の空白の時間」となるのではないかと。

そう思ってしまったんです。


前回の記事で
「傷だらけの人生を送りましょう!」と
言われたことがある、と書きました。

傷だらけの人生というのは、
傷だらけな分、それが記憶に残り、
「空白の時間」はほぼなくなるように思うんですよね。

傷だらけの人生だから、
そのときはすごく苦しいかもしれない。

でも、後々になって考えてみると、
しっかり記憶に残っているし、
「最高の時間だった」と思えるんじゃないかと。

後悔や挑戦して失敗した傷は記憶として刻まれるから、
実は後悔も人生における最高のスパイスではないかと。

そう考えると、
「後悔する時間」というのも、
後で思い出せる大切な時間なのではないでしょうか?


そう考えると、
「後悔」というのもあながち悪いものではないな、
むしろ「後悔」というのは大切な思い出なんだな、
そう思うことができそうな気がしたんですよね。

「後悔」もまた、
人生を彩ってくれるアルバムの一つだと思いますから。


人生ってクヨクヨしたり悩んだり、後悔ばかりしていると、好きなことや好きな人と会っていても楽しくない。美味しいものを食べたって、素晴らしい映画を見たって感動や喜びがない。

そう、自分自身の回りの空気を自分で汚してしまっている。

そう、曇ったスモッグ状態で何も見えなくなっていることがわかる。
そして、時間がそこで止まりっぱなし...。

なんと大切な時間を捨てているのだろう?

だから、その薄汚れた曇った空気の世界から少しばかり、動いて移動して「新しい空気」を吸う~

心の窓を開けて、新鮮な空気と入れ替える。

古い空気を追い出して、新しい、新鮮な空気はその場から動かないと吸うことができない。

澱んだ空気を吸い込むと、「やれば良かった...」「やらなければ良かった...」という後悔だらけだけれど、新鮮な空気って、「やって良かった..」「やれて良かった...」を吸い込むことなんだよね。

1109.ああ~やっぱり、やっておけば良かった。
ああ~やっぱり、やらなければ良かった...


人生ってクヨクヨしたり悩んだり、後悔ばかりしていると、
エネルギーの流れが滞ってしまい、
外にエネルギーを向けることができなくなってしまいます。

だから、その状態では、
好きなものでも、おいしいものでも楽しむことができません。

大切なのは、
エネルギーの流れを良くすること。

それが、古い空気を追い出して、
新鮮な空気を吸い込むことに繋がります。


「出入り口の法則」なんて言われたりするけれど、
基本的には「出すのが先、入るのが後」なんですよね。

「出さないと入らない」わけです。

何か食べる場合も、
排泄するのが先、食べるのが後。

お腹に残っていないから、
食事をするわけです。

お腹に残っている状態で食事を摂ったら
消化不良を起こしてしまいます。


習慣化だって、
良い習慣を身に着けようと思ったら、
まずは習慣化するための時間を確保しなければいけません。

つまり、まずは切り詰める時間を探し、
その切り詰めたところに習慣化したいことを入れ込むわけです。


呼吸も一緒。

吐くのが先、吸うのは後。

古い空気を吐き出すからこそ、
新鮮な空気がを吸い込むことができます。


ここで言う古い空気とは?

それは、
クヨクヨしたり悩んだり、
後悔ばかりしていること。

その古い空気を吐き出し、
新しい空気を吸い込む。

それは、過去の選択や後悔を肯定的に捉え直し、
前向きなエネルギーへと変えることではないでしょうか?


古い空気を身体の中に残しておくと、
体はどんどん蝕まれていきます。

そうならないためにも、
古い空気を吐き出して、
新しい空気で身体を浄化すること。

そのためにも、

「自分が選択した方を正しい道にする」とか、
「自分が選択したことに責任を持つ」とか、
「後悔をする時間の大切にする」とか、
「後悔は人生を彩るのアルバムの一つ」とか、

人生をより良くしてくれそうなパラダイムを
何かしら取り入れるといいんじゃないかな。

そう思うんですよね。


では、今回の話は、
以下のようにまとめておきましょうか。

「後悔するかしないかなんてそんなん知らん!
どちらを選んでも後悔しない生き方をすればええやん!」

と。

…まとめが乱暴すぎますかね?

でも、これがまとめになるかな~と思います。


正直、記事の内容を
だいぶ引用しちゃっていますね(´▽`;)ゞ

ただ、引用した部分はあくまでも「切り取り」なので、
coucouさんの文章を流れで読むと
全く違ったように受け取れるかもしれません。

もし、この記事が面白いと思いましたら、
ぜひcoucouさんのありのままの文章もお読みくださいませ。

coucouさん、
素敵な記事をありがとうございました!


▶前回の記事


▶過去の記事


◆ご相談やお問い合わせについて


それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

自分で選んだ道なのであれば、せっかくだから、
自分が選択した方を正しい道にしていっちゃいましょう!


いいなと思ったら応援しよう!