後悔との付き合い方~より良いパラダイムを採用しよう~
coucouさんの「後悔」に関する記事を読んで
「大事な考え方だなぁ」と思うところがあったので、
今回取り上げさせていただきます。
「どっちを選んでも後悔ばかり」
まさにそうだな~と思うんです。
やってもやらなくて後悔してしまうんですよね。
僕たちは
選んだ方の結果しかわからないのですから。
やった後の結果とやらなかった後の結果がわかれば、
結果が良い方を選べば喜べるし、
結果が悪い方を選べば後悔するでしょう。
ですが、実際は
選んだ方の結果しかわかりません。
だから、
「もしかしたらあっちの選択肢の方が良かったのかもな」
とついつい思ってしまいます。
で、個人的に面白いな、と思うのはここ。
「やらなければよかった…」と悔やんでいたことが、
後々になって「やっておいて良かった…」に変わる。
これって誰もが経験したことがあると思うんですよね。
「過去の意味付けは変わる」なんて言われることがありますが、
僕たちは現在の自分という視点で、過去の自分を見ます。
なので、後々になって
「あれは必要なことだったんだな」
と思うことが出てくるんですよね。
うつ病になってしまい、
会社を続けるかどうしようか悩んだ結果、
やめることを選択した。
その場合、
「あのとき、会社をやめなければ、
こんなつらい思いをしなかったかもしれない」
と思うこともあるでしょう。
ですが、
「うつ病になって会社をやめたからこそ、
今の自分がいる」
と思うこともあるでしょう。
過去の経験の意味付けは、
現在の自分がどう見るかによって決まります。
そのように考えると、
「自分が選択した方を正しい道にする」
そういった意識って大切なんじゃないかな、と思うわけです。
「やらない」
そう決めたのであれば、
「やらないと決めた選択肢」を正しい道にするために歩み続ける。
「やる」
そう決めたのであれば、
「やると決めた選択肢」を正しい道にするために歩み続ける。
これが「主体性」とも言えるのかな、なんて思いますね。
「自分が選択したことに責任を持つ」と。
とはいえ、
正しい道にするために歩み続けても、
それが本当に正しい道になるかどうかは別問題。
別問題ではあるんですが、意識していることによって
「やって良かった」
「やらないで良かった」
と思えるようなものを、自然と探すようになると思うんですよね。
人は意識したものにフォーカスを当てますから。
他に個人的に考えさせられたのは
以下の文章です。
この文章を読んでふと思ったことですが、
「やる」か「やらない」かという選択は、
「挑戦する時」だなぁと。
何をやればいいかわかっているときは、
いくら忙しくても
「やる」か「やらない」かなんて選択をすることはありません。
忙しいのもあり、一点集中できるので、
それはそれでその瞬間は良いのかもしれません。
何も考える必要はありませんから。
ですが、「やる」か「やらないか」みたいな
「挑戦する機会」が生活にあるからこそ、
人生が彩りを見せるような気がします。
ただ忙しいだけで時間だけが進み、
「挑戦する機会」を持つことができないと、
後になって振り返って
「あれ?あのとき何してたっけ?」
なんてことになるのではないかと。
忙しかった時間が
「人生の空白の時間」となるのではないかと。
そう思ってしまったんです。
前回の記事で
「傷だらけの人生を送りましょう!」と
言われたことがある、と書きました。
傷だらけの人生というのは、
傷だらけな分、それが記憶に残り、
「空白の時間」はほぼなくなるように思うんですよね。
傷だらけの人生だから、
そのときはすごく苦しいかもしれない。
でも、後々になって考えてみると、
しっかり記憶に残っているし、
「最高の時間だった」と思えるんじゃないかと。
後悔や挑戦して失敗した傷は記憶として刻まれるから、
実は後悔も人生における最高のスパイスではないかと。
そう考えると、
「後悔する時間」というのも、
後で思い出せる大切な時間なのではないでしょうか?
そう考えると、
「後悔」というのもあながち悪いものではないな、
むしろ「後悔」というのは大切な思い出なんだな、
そう思うことができそうな気がしたんですよね。
「後悔」もまた、
人生を彩ってくれるアルバムの一つだと思いますから。
人生ってクヨクヨしたり悩んだり、後悔ばかりしていると、
エネルギーの流れが滞ってしまい、
外にエネルギーを向けることができなくなってしまいます。
だから、その状態では、
好きなものでも、おいしいものでも楽しむことができません。
大切なのは、
エネルギーの流れを良くすること。
それが、古い空気を追い出して、
新鮮な空気を吸い込むことに繋がります。
「出入り口の法則」なんて言われたりするけれど、
基本的には「出すのが先、入るのが後」なんですよね。
「出さないと入らない」わけです。
何か食べる場合も、
排泄するのが先、食べるのが後。
お腹に残っていないから、
食事をするわけです。
お腹に残っている状態で食事を摂ったら
消化不良を起こしてしまいます。
習慣化だって、
良い習慣を身に着けようと思ったら、
まずは習慣化するための時間を確保しなければいけません。
つまり、まずは切り詰める時間を探し、
その切り詰めたところに習慣化したいことを入れ込むわけです。
呼吸も一緒。
吐くのが先、吸うのは後。
古い空気を吐き出すからこそ、
新鮮な空気がを吸い込むことができます。
ここで言う古い空気とは?
それは、
クヨクヨしたり悩んだり、
後悔ばかりしていること。
その古い空気を吐き出し、
新しい空気を吸い込む。
それは、過去の選択や後悔を肯定的に捉え直し、
前向きなエネルギーへと変えることではないでしょうか?
古い空気を身体の中に残しておくと、
体はどんどん蝕まれていきます。
そうならないためにも、
古い空気を吐き出して、
新しい空気で身体を浄化すること。
そのためにも、
「自分が選択した方を正しい道にする」とか、
「自分が選択したことに責任を持つ」とか、
「後悔をする時間の大切にする」とか、
「後悔は人生を彩るのアルバムの一つ」とか、
人生をより良くしてくれそうなパラダイムを
何かしら取り入れるといいんじゃないかな。
そう思うんですよね。
では、今回の話は、
以下のようにまとめておきましょうか。
「後悔するかしないかなんてそんなん知らん!
どちらを選んでも後悔しない生き方をすればええやん!」
と。
…まとめが乱暴すぎますかね?
でも、これがまとめになるかな~と思います。
正直、記事の内容を
だいぶ引用しちゃっていますね(´▽`;)ゞ
ただ、引用した部分はあくまでも「切り取り」なので、
coucouさんの文章を流れで読むと
全く違ったように受け取れるかもしれません。
もし、この記事が面白いと思いましたら、
ぜひcoucouさんのありのままの文章もお読みくださいませ。
coucouさん、
素敵な記事をありがとうございました!
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それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
自分で選んだ道なのであれば、せっかくだから、
自分が選択した方を正しい道にしていっちゃいましょう!