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海外・外資系転職を実現したい人必見!グローバルに活躍できる人になるための英語プレゼン上達ガイド
海外・外資系への転職専門の英会話コーチ
小林優也です。
グローバルビジネスの中では、
英語での発表や提案ができるかどうかが
キャリアを大きく左右することも少なくありません。
「日本語なら問題なく話せるのに、
英語のプレゼンとなると急に
緊張してしまって思うようにいかない…」
「もっと英語でプレゼンが
上手にできるようになりたい」
世界と関わって仕事をしている人や
これからグローバルに活躍したいと
思っている人の中にはそんな風に
お悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は海外・外資系への転職専門の
英会話コーチとしてプロの英語講師たちと
英会話スクールを経営しながら
多くの英語学習をサポートしてきた経験から
英語プレゼンを成功させるために
押さえておきたいポイントや英語プレゼンが
上手になる方法について解説したいと思います。
自信をもって英語でプレゼンが
できるようになる方法を
ステップごとに解説するので
ぜひ参考にしてみてください。
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実現したい人に向けて
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1. 英語のプレゼンが難しく感じる理由
日本語でのプレゼンは得意なのに
英語になるととたんに難しく感じる。
そんな方も少なくないと思います。
英語が母語ではない僕たち日本人にとって、
英語プレゼンは言葉の壁と発表に対する
緊張が重なり思うように力が発揮できない
条件がそろっています。
英語で話す際に頭の中で日本語から英語に
変換するプロセスを行っていると英語が
すぐに浮かばずにテンポを崩しがちです。
「うまく伝わっているのか?」という
不安も加わって焦りが増し、
頭が真っ白になってしまう人もいます。
こうした言語的・心理的ハードルが、
英語プレゼンを難しく感じさせる
大きな要因となっています。
2. プレゼン準備:構成とスクリプトづくり
英語プレゼンは英語力が重要だと
思っている人も多いです。
当然、英語力が高いに
こしたことはありませんが、
準備しだいで足りない英語力を
カバーすることもできます。
まずは英語プレゼンを成功させる
準備について見てきましょう。
1. 目的とターゲットを明確にする
英語であっても日本語であっても、
プレゼンの基本は「誰に何を伝えたいか」を
はっきりさせることです。
たとえば、社内の定例会議で
プロジェクト報告をするのか、
海外の顧客に新製品を提案するのかなど、
聞き手の背景によって内容の
深さや話し方が変わります。
業界の知識はあるか?
英語を母語とする人か?
ノンネイティブか?
事前に相手の背景を
明確にしておきましょう。
それを踏まえた上で、
プレゼンの明確な目的を設定して
ゴールを意識したシナリオを
考えることが最初のステップです。
2. スクリプトは英語でシンプルに書く
構成ができたらスクリプトを
作っていくと思いますが、
最初から英語で考えるのがおすすめです。
日本語で原稿を作ってから英訳すると、
文が長くなったり、英語として不自然な
表現が出てきたりしがちです。
最初から英語で考えることで、
シンプルな言い回しになり、
聞き手も理解しやすくなります。
シンプルに一文を短く区切って話すと、
自分も暗記・音読が楽になります。
たとえば、次のように簡潔で
区切りのある英語を意識しましょう。
“Good afternoon, everyone. My name is Lisa, and I’m here to discuss our new marketing strategy. I will cover three main points: market trends, key objectives, and the implementation plan.”
このように短めの文章で構成すれば、
英語でプレゼンするときの
ハードルをかなり下げられます。
3. データや具体例を盛り込む
ビジネスプレゼンでは、
数値や具体的事例を提示することが
相手の納得感を高めるために必須です。
たとえば、
「We achieved a 20% increase in sales last quarter
due to our new online campaign.」のように、
数字を明確に言うだけで聞き手に
インパクトを与えられます。
英語の数値表現は慣れていないと
頭が混乱するのでスムーズに
使えるように積極的に練習しましょう。
“twenty percent increase,”
“one-point-two million dollars”など
いろんな英語の数値表現に
慣れておきましょう。
3. リハーサルと練習法
スクリプトが完成したら
次はスムーズにプレゼンが
できるようになるための
リハーサルと練習です。
可能であれば事前に作ったスクリプトを
上司や英語が得意な人にチェックして
もらっておきましょう。
1. 原稿の音読と部分暗唱
スムーズに英語でプレゼンをするためには
作った英語スクリプトを実際に声に出して
何度も読み上げる練習が必要です。
読んでいるうちに英語の発音や
リズムが自然に馴染んできます。
重要なフレーズだけでも
部分的に暗唱をしておくと、
本番で台本を見なくても
口をついて出るようになり、
目線を観客に向けながら
自信を持って話すことができます。
たとえば、
“Let me highlight three advantages of this approach.”
「このアプローチの3つの利点を強調させてください」
“Before we move on, does anyone have any questions?”
「次に進む前に、どなたかご質問はありませんか」
“To summarize, we are aiming for a 15% cost reduction by Q4.”
「結論から言うと、第4四半期までに15%のコスト削減を目指しています」
2. 友人・同僚に披露してフィードバックをもらう
スポーツでも音楽でもビジネスでも
より高いクオリティを求めるなら、
第三者のフィードバックは欠かせません。
それは英語も同じです。
自分一人で練習すると
発音が伝わりにくかったり、
スライドの切り替えが
ぎこちなかったりしても
気づくことができません。
英語が分かる友人や職場の仲間に
協力してもらって本番通りにプレゼンを行い、
感想や指摘を出してもらいましょう。
発言が聞き取りやすいか、
間の取り方は適切かといった
第三者視点のフィードバックは
上達に大きく役に立ちます。
3. 動画撮影して自己チェック
動画撮影して自己チェックするのも
おすすめの練習方法です。
スマホやPCのカメラで、
自分のプレゼンを撮影すると
客観的に姿勢・表情・話すスピードを
確認することができます。
録画した映像を見ながら、
目線が下を向きすぎていないか?
声は十分な大きさか?
ジェスチャーが多すぎないか?
などを自分でチェックしましょう。
改善点を紙に書き出して
次の練習に生かせば短期間で
クオリティが上がります。
4. 本番でのポイント:視線・話し方・スライド
練習を重ねてできる限りのことはやった。
ついに本番当日。
プレゼンを最高のものにするために
本番でのポイントを押さえて
最終チェックをしましょう。
1. スライドは箇条書きキーワードを中心に
英語で長い文章をスライドに貼ると、
理解にしくにいプレゼンになりがちです。
見出しやキーワード、
簡単な図表やグラフを使い、
話す内容をサポートするイメージで
スライドを作ると良いでしょう。
例:
「Market Trends」
“Increasing demand in Asia”
“Shift to online channels”
“Competitors focusing on sustainability”
こうした形でキーワードだけ示し、
それを自分の口で補足説明するのが理想です。
2. 話すスピードは普段の8割くらいで
話すスピードは普段の8割くらいを
意識してゆっくり目に話しましょう。
ゆっくり話すことで途中で
焦ってしまうことも少なくなります。
文と文の間に小さなポーズを入れるだけでも、
ぐっと聞き取りやすさが増します。
アクセントや強調したいポイントでは
声のトーンを上げるなど抑揚を意識すると
平坦な英語にならず説得力が高まります。
3. アイコンタクトとボディランゲージ
英語のプレゼンでは日本人が思う以上に
ジェスチャーや視線が重要視されることがあります。
会場を見渡しまばらにアイコンタクトを
送ることで聴衆の集中力を維持したり、
手を使ってポイントを指し示し、
“Here you can see a 20% cost reduction in this chart.”
のようにスライドを一緒に示すと
より分かりやすくなります。
5. Q&Aへの対応:想定問答とフレーズ
なんとかプレゼンが終わってホッと一息。
ですが、その後には質疑応答の
時間が待っています。
ここで自信をもって相手の質問に
答えられるかどうかでプレゼンの結果が
大きく変わってしまうことあります。
相手からの不意の質問に頭が
真っ白になってしまわないように
しっかりと準備をしておきましょう。
1. よくある質問をシミュレーション
あらかじめプレゼンで扱うテーマに対して
「考えられる質問」を10個ほど書き出し、
それぞれ英語で回答する練習をしておきましょう。
たとえば、財務関連のプレゼンなら
「ROIは?」「予算はどう確保するの?」、
マーケティングプランなら
「ターゲット層は?」「競合との差別化は?」などを
考えられる質問を想定てし英語で
説明できるように準備すると安心です。
2. 質問に対する具体的フレーズ
賛同・共感する場合:
“That’s an excellent point. I’d like to add that…”
(とても良いポイントですね。加えて申し上げると…)
質問がわからない・再確認したい場合:
“Could you please clarify what you mean by…?”
(…の意味をもう少し詳しく説明していただけますか?)
回答が難しい or 後日回答する場合:
“That’s a great question. Let me verify the data, and I’ll get back to you after the session.”
(とても良い質問ですね。データを確認して、セッションの後にお知らせします)
一時的に答えられなくても、
焦らず誠実にフォローアップを約束すれば
マイナスにはなることは少ないでしょう。
6. 上達のための具体的な練習方法
ここからは具体的な上達のための
練習方法をお伝えしたいと思います。
1. “エレベーターピッチ”で即興力を鍛える
エレベーターピッチとは、
30秒~1分程度で自分の提案や
アイデアを簡潔に伝える練習です。
想定として誰かに短時間で要点を語る
シチュエーションをイメージして
英語で即興のスピーチを作ります。
「製品の特徴を30秒で説明」
「自分の強みを45秒でまとめる」など
エレベーターピッチを定期的に練習すると、
プレゼン冒頭の掴みや短い自己PRが
格段に上手くなります。
2. ロールプレイで会議や交渉の場面を再現
オンライン英会話や英語コーチングで、
プレゼンの場面を想定して実際のやり取りを
ロールプレイするのがおすすめです。
・質問にどう返すか
・スライドをどう説明するか
・異論が出たときにどう切り返すか
といった場面を事前練習すれば、
本番での対応力が格段に増します。
3. 実際の英語プレゼン動画を観察
TED TalksやYouTube上の海外カンファレンス
動画を観ることで優れたスピーカーが
どのように話を構成しているか、
強調ポイントやジェスチャーを
どう使っているかが学べます。
好きなスピーカーを見つけ
その人のトーンや構成をそっくり
まねるのも成長への近道です。
プレゼンで使えるフレーズ集
以下にいくつかビジネス英語の
プレゼンフレーズをまとめてみました。
暗記しておくと便利です。
・導入 (Introduction)
“Good morning/afternoon. I’m [Name], and I’m here to talk about…”
(おはようございます / こんにちは。私は[名前]です。本日は…についてお話しします)
“Thank you for joining me today. The purpose of this presentation is to…”
(本日はお越しいただきありがとうございます。このプレゼンの目的は…です)
・アジェンダ紹介 (Agenda)
“I’ll cover three main points: first…, second…, and finally…”
(3つの主要なポイントについてお話しします。まず…、次に…、最後に…)
“Here’s an outline of what I’ll be discussing.”
(こちらが本日お話しする内容の概要です)
・具体例・データ提示
“According to our recent survey, 60% of customers prefer…”
(最近の調査によると、顧客の60%が…を好むことがわかりました)
“We achieved a 25% increase in sales over the past quarter.”
(過去四半期で売上が25%増加しました)
・切り替え (Transition)
“Now let’s move on to the next topic.”
(それでは、次のトピックに移りましょう)
“That being said, let’s look at the challenges we face.”
(さて、それを踏まえて、私たちが直面している課題を見ていきましょう)
・強調 (Emphasis)
“It’s crucial to note that…”
(ここで重要なのは…という点です)
“I want to highlight the fact that…”
(特に強調したいのは…という事実です)
・結論・まとめ (Conclusion)
“In conclusion, these findings suggest that…”
(結論として、これらの調査結果は…を示唆しています)
“To sum up, we believe this strategy will lead to sustained growth.”
(要するに、この戦略は持続的な成長につながると考えています)
・Q&A対応
“Thank you for your attention. Now, I’d be happy to answer any questions.”
(ご清聴ありがとうございました。では、ご質問があればお答えいたします)
“That’s an excellent question. Let me clarify…”
(素晴らしい質問ですね。説明させていただきます…)
まとめ
英語のプレゼンテーションを上手にこなすには、
プレゼン構成を明確化して
英語のスクリプトをシンプルに作るリハーサルで音読・動画撮影などを行い、
自分の姿勢・声・表情を客観的にチェック本番での話し方・スライド活用・
Q&A対応を意識する上達のためにエレベーターピッチや
ロールプレイ、TED Talksの模倣などの
具体的練習を継続する
といったプロセスが欠かせません。
初めは緊張して失敗することも
あるかもしれませんが、
必要なフレーズを覚え
何度も場数を踏むことで
自然と英語でプレゼンする
“慣れ”が身につきます。
英語プレゼンができるようになると、
海外クライアントへの提案、
国際会議での発表などキャリアの
選択肢が大幅に広がります。
ぜひこの記事を参考に
さらなるステップアップに
チャレンジしてみてください!
海外転職・外資系への転職を
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・どうやって英語を伸ばしていけばいいの?
・海外転職を実現するために何から始めればいい?
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