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海外転職するなら家族と話し合っておくべき6つのこと

海外・外資系への転職専門の英会話コーチ
小林優也です。


海外転職を考えるときに
同時に考えないといけないことは
家族をどうするのかという問題です。


単身で年齢も若い20代〜30代であれば、
自分のだけの問題かもしれませんが、
家族がいる場合は住まいや子どもの教育、
親の介護、家計への影響など、
いろんな話し合いが不可欠です。


海外転職には大きなメリットや
可能性があるのは間違いないですが、
いい意味でも悪い意味でも
ライフスタイル全体に大きな変化が
あることを忘れてはいけません。


そこで今回は海外・外資系への転職専門の
英会話コーチとしてプロの英語講師たちと
英会話スクールを経営しながら
多くの英語学習をサポートしてきた経験から
海外転職の際に家族との話し合いで
決めておくべき項目とスムーズに
準備を進めるためのヒントをお伝えします。


海外転職を実現して自分もまわりも
幸せにしたいと考えている方は
ぜひ最後までお読みください。


海外転職・外資系への転職を
実現したい人に向けて
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1. 家族との話し合いの重要性

海外で生活するということは、
日々の言語・文化・教育環境が
大きく変わることを意味します。


帯同する家族はもちろん、
配偶者や子どもが日本に残る場合でも、
金銭面や家事負担など新たな課題が
生じる可能性があります。


家族全員のライフスタイルに
影響するので事前の
相談と合意が必要です。


海外転職が成功したとしても、
今後どのくらい海外に滞在するのか、
再び日本に戻る予定はあるのかなど、
家族の意思を踏まえて中長期的に
考えておく必要があります。


本人のキャリアプランが
子どもの進学や配偶者の仕事、
親の介護などと折り合うかどうか、
時間をかけて話し合うことが大切です。


2. 帯同か単身赴任かをまず決める

一番重要なポイントは家族が帯同するか
単身赴任なのかを決めることです。


まずはそれぞれのメリットと
デメリットを理解しましょう。


帯同する場合は家族全員が一緒に
暮らせる安心感があり、
異文化体験を共有できる
メリットがあります。


また、子どもが英語や現地語を
習得するチャンスにもなります。


一方で現地の住居費や教育費など、
帯同する家族分のコストがかさむ可能性や
配偶者が仕事を辞めてついていく場合は
キャリアが止まるリスクが発生します。


家族が日本に残る場合は
家族は日本での生活ペースを
守ることができるので、
子どもの学校や親の世話などの
影響が少ない点がメリットです。


本人も気兼ねなく海外の仕事に
集中することができます。


一方でデメリットとして
長期間離れて暮らすことで
コミュニケーション不足が生じやすく、
家族の寂しさも大きくなります。


海外での仕事が年々も続くと家族と
離れた生活が負担になることとも。


3. どの国・地域へ行くのか

どの国や地域に行くのかも
重要なポイントです。


海外転職先の国・地域によって、
物価・治安・医療や教育事情が
大きく異なります。


都心部の家賃が高い国や治安が
不安定な地域に行くとなれば、
家族全員で帯同するのは
ハードルが高くなります。


事前にネットや駐在員コミュニティなどから
情報収集してその国の治安、公共交通、
日用品の価格帯などを把握して
家族で共有すると安心です。


また、転職先の国が英語が
通じる国ばかりとは限りません。


ヨーロッパやアジアの多国語地域では、
現地語の習得が必要となるケースも
あるので、配偶者や子どもが
スムーズに生活できるかどうか
早い段階で検討しておきましょう。


4. 滞在期間や将来設計をどうするか

滞在期間や将来設計によっても
判断基準が変わってきます。


1~3年程度の短期であれば、
単身赴任の方がいい場合もあります。


帯同する場合は帰国後にどこに住むか
などもある程度の考慮が必要です。


5年以上もしくは無期限で
ほぼ移住に近い形で長期間海外で
仕事をするつもりなのであれば、
家族で海外に移住するという
選択が現実的かもしれません。


将来日本に戻る可能性があるかないかを
明確にしておき状況に合わせて
日本の年金や保険、持ち家の扱いなどの
手続きを行いましょう。


年金や保険についてはこちらの
記事で詳しく解説してします。

帰国のタイミングをどの程度想定しているかで、
日本での住まいをどうするかも変わります。


持ち家がある場合は売却や賃貸に出すなど
状況によって最適な選択が変わります。


海外生活を終えて戻った後、今の家に戻るのか
それともまた別の場所に拠点を置くのかなど
長期的な視野で話し合いましょう。


単身赴任で長期間海外で生活する予定なら、
自宅を購入して家族が安心して暮らせる
環境を整えるという選択肢もありかもしません。


海外転職する際の持ち家の扱いについては
こちらの記事で解説しています。


5. 住まいと家計の話し合い

海外企業に転職する場合、
社員寮や家賃補助がない可能性もあり、
自分たちで住む場所を現地で探す
必要がでてくる可能性もあります。


アメリカやシンガポールなどの都市部の
家賃は想像以上に高額なケースも多いです。


家族帯同時はより広い物件を探す必要が
あるので費用がかさむかもしれません。


子どもをインターナショナルスクールに
通わせるなら学費がかなり高額になる
例も少なくありません。


家族で1か月の生活費を試算し、
家賃・食費・医療費・保険料など
あらゆる項目を含めて確認しましょう。


物価の安い国に移住する場合は
安い価格で悠々自適な
生活をすることも可能です。


企業のサポートや現地の不動産事情を
リサーチして家族が快適に暮らせる
条件を検討しておきましょう。

6. 子どもの教育方針を共有

子どもがまだ小さい場合は教育方針も
話し合っておく必要があります。


家族が帯同するの場合は
現地の日本人学校に通わせるのか
インターナショナルスクールや
現地校などに通わせるのかを
家族の中で話し合っておきましょう。


現地校の場合は現地の言語や文化を
身につけるチャンスがありますが、
子どもの負担も大きくなります。


インターナショナルスクールの場合は
英語または他の共通言語で授業が行われ、
多国籍の子どもが集まります。


学費が高い傾向がありますが、
学力や英語力が向上しやすいという
メリットもあります。


子どもがある程度成長した後に
日本へ戻る場合は帰国子女入試や
日本の学習指導要領とのギャップを
考えたサポートも必要になります。


どのタイミングで帰国させるか、
親子で話し合い場合によっては
通信教育や日本語補習校を利用する
選択肢も検討してください。


7. 親・親族のケア

高齢の親がいる場合には今後
介護が必要になる可能性があります。


その場合に対応をどうするか、
兄弟姉妹や親族とも
話し合っておく必要があります。


いざというときにすぐ帰国できるのか、
配偶者や他の家族がサポートできるのかなど、
具体的なプランがなければ
後々トラブルを招くかもしれません。


親と定期的に会ったり、
状態を把握するという目的で
一定頻度で帰国する人もいます。


渡航先がアメリカやヨーロッパ、
南米などの遠い国だと移動時間と
費用が大きいので回数を
どのくらいにするかも
家族と話し合いが必要です。


8. 具体的な対話の進め方

ここからは具体的な話し合いの
進め方について解説します。


まず、何よりも大切なのは
早めに家族会議を開くことです。


一人で決めてから報告するのではなく、
海外転職の可能性がある段階で家族に
共有して感想や懸念点を聞きましょう。


次に家族の懸念点をや疑問を踏まえた上で
メリット・デメリットをリスト化します。


たとえば、
・メリット
「キャリアアップ」
「子どもの英語教育にプラス」
「異文化体験」など

・デメリット
「配偶者が仕事を辞めるリスク」
「家計負担」
「帰国後の再就職」など


そして、いつまでに最終判断を下すのか、
どんな情報を集めてから結論をだすのか
意思決定プロセスを透明にしておきましょう。


帰国時期や転職失敗時の代替策も
ざっくり話しておくのがおすすめです。


家族が帯同する場合は子どもの進学や
配偶者の仕事の都合を鑑みながら
最初は単身で渡航して現地の生活に
慣れたころに家族が合流するという
選択肢も十分にありえます。


自分たちにとって一番いい選択が
できるように家族で話し合いましょう。


まとめ

海外転職や海外赴任は
本人だけでなく家族全員の生活に
大きな影響を及ぼすイベントです。


帯同の有無や滞在国の環境、
滞在期間や帰国時期など、
決めるべき項目がたくさんあります。


一人の想いだけで突っ走ると、
後で家族と衝突してストレスになる
ケースも少なくありません。


しっかりと時間をかけて
家族全員で議論を重ねることで
お互いの不安やニーズを把握し合い、
海外転職で得られるメリットと
失う可能性のあるものを
バランスよく見据えられます。


事前にしっかり合意形成しておけば、
新天地での仕事や生活に集中でき、
家族とも良好な関係を保ちながら
海外でのキャリアを築くことが
可能になるはずです。


ぜひ、この記事を参考に海外転職
実現に向けて建設的な家族会議を
進めてくださいね!


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