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「採用広告の教科書」をつくってみる。
はじめに・・・
はじめまして、コピーライターのtsukaです。
採用広告の制作を10年にわたり行なっています。
数百社の求人広告を作り、
数十社の採用ブランディングに携わってきました。過去には、全国求人情報協会が主催している求人広告賞を受賞したり、
リクルートが主催するクリエイティブコンテストでは
全国1位を10度受賞したりしています。
ここ10年くらいであれば、採用クリエイティブの領域では、
トップクラスに成果を出してきていると思います。
過去自慢かよ、うぜーやつ。と思われたかもしれませんが、
まったく何の実績もないヤツが喋っているわけではないですよ、
という話なだけです。すみません。
10年前の自分に向けた「採用広告の教科書」を作りたい。
さて、タイトルの話です。
わたし自身、若手の頃さまざまな本を読みましたが、
求人広告や採用ブランディングを行なっていく上で
これ一冊読んどきゃ大丈夫、と思えるようなものに出会えず苦労しました。
なので、このnoteは10数年前、いろんなことがわからず迷いに迷っていた
若手の求人制作だった自分自身に書くつもりで続けていけたらと思います。
採用広告はマス広告とは違うから。
最近、採用広告や採用ブランディングを、普段マス広告を作っている会社やクリエイターが作ることって結構あります。
でも正直、広告表現としては面白いけれど、
採用広告としては機能しない。それじゃ人は採用できないだろうな。
というものが多いなと思っていました。
また最近、採用をメインにやっているという広告会社さんと
仕事をすることがありました。
その時、その会社さんが出してきた
採用ブランディングの核となるコピーが、
“何の発見も求職者にとってのメリットも感じられない”
全く機能しないであろうものでした。
「採用広告のことをわかっている人って実はとても少ないんだな」
と衝撃を受けました。
これからより採用が難しくなっていく日本で、
しっかりと採用広告が作れる人や
採用力をあげていく効果的な採用ブランディングが行なえるクリエイターが
ぜったい必要でしょ!
ってことで、noteをはじめてみようと思いました。
ひとりにしか届かなくても成功なのが採用広告。
採用広告は、マス広告とは根本的に違います。
たとえば、
商品やサービスの魅力をより多くの人に届けたいマス広告とは違い、
採用広告はターゲットだけ反応してくれればいい。
というか、ターゲット以外は反応しない方がいいのが採用広告です
(採用担当の方の応募者対応などの工数が増えてしまうので)。
だからこそ、ターゲットのことをめちゃくちゃ解像度高く考えていきます。
ただ注意したいのは、多くの人からアンケートをとったりして、
ペルソナをつくったりすることです。
色んな人の要素を都合よく入れ込んだペルソナは、
実際は世の中に存在しない人。
それよりも1人でも2人でも、深く深く取材をしていく
N1分析をしっかりとやっていくことのほうが効果的です。
・・・とかもろもろ、採用広告を作っていく上では
考えていかなきゃならないことがあります。
最後に・・・
これさえ追っていけば、
採用広告をしっかりつくれるようになる。効果が出せるようになる。
ような発信を目指していけたらと思っております。
がんばって(基本的には、おそらく、きっと)、
毎日発信をしようと思っております。
これからよろしくお願いします〜!