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【財務3級の勉強方法】損益計算書を世界一わかりやすく説明


今回は、
銀行業務検定財務3級向け、
損益計算書の読み方についての
noteになります。

決算書に関する知識を
『ゼロ』から『イチ』にする
ことをお手伝いします。


この記事は、

「財務3級または4級を受験する方」
「新人銀行員の方」
「決算書を読みたい方」

におすすめです。

結論、
財務3級の勉強で
はじめにすべきことは、
「損益計算書の流れの理解」です。


私は、大学の理系学部出身でした。

そのせいもあって、
金融機関に入って大変苦労したことを
覚えています。

まずぶつかった壁は
「言葉の意味がわからない」

でした。


キャッシュフロー?
借方?
貸倒引当金?


頭が痛かったです。

結局、根本的なことを
理解しないまま
財務3級を受験し、
暗記で合格をすることができました。

その後
財務2級、FP1級に合格し、
実務でも知識深めました。


そこで辿り着いた結論が、


「決算書って、
損益計算書読めたらなんとかなるくね?」

というものでした。

財務3級等の試験についても、
損益計算書を理解しているか、していないかで
問題の理解が段違いに違うので、

まず最初のステップとして
お役立てください。



では早速見てみましょう

損益計算書(P/L)とは


損益計算書とは、言葉の通り、

『損』と『益』

を計算するものです。


正確には

『売上(収入)』から『損(費用)』
を引いて、

最後に残ったお金『益(儲け)』を計算します。


その計算を順序立てて
行うことによって、
その会社が、「なに」で「どのくらい」
儲けているかを判断します。

損益計算書の全体像

損益計算書の流れは、この様になります。

売上
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引き前当期純利益
法人税・住民税および事業税等
当期純利益


太字で記載している、後ろに「利益」と
つくものが、その時点で残っている
『益(儲け)』
です。


損益計算書/〜営業利益の理解


これらをわかりやすくするため
私が個人で服のネット販売をやっていると
仮定し、解説します。

私は、古着屋さんで、
掘り出し物のブランド服を
「60,000円」で購入し、インターネットで
「100,000円」で販売しました。

この場合、
売上』が100,000円、
『売上原価』が60,000円、
売上総利益』が40,000円となります。

『売上』とは服が売れた代金
『売上原価』とは服を買った金額
『売上総利益』とは手元に残った利益です。

『売上総利益』は『粗利益』とも呼ぶため、

『粗(大雑把)な利益』と理解すると
良いでしょう。


しかし、
実際にかかってくる費用は服の購入費
だけではありません。

例えば、
服を買いに行くためのガソリン代や、
ネットで販売するための手数料、
友だちに手伝ってもらってお金を
払ったらその金額(人件費)

などで10,000円掛かったとします。
この10,000円が、『販売費及び一般管理費』
になります。

損益計算書で表すと
『販売費及び一般管理費10,000円』

『売上総利益』から『販管費』を引いた
額が、『営業利益20,000円』になります。

ここまでの流れを書くと


売上 100,000円
売上原価 60,000円
売上総利益 40,000円
販売日及び一般管理費 10,000円
営業利益 30,000円

です。

この営業利益が、『本業での儲け』になります。


この後の
営業外収入や営業外費用
特別利益や特別損失
は、言葉の通り『営業外』や『特別』な
収入、支出です。(株で得したなど) 

そのため、
本業じゃない損や得はここに入ります。


1番大切なのは、
先ほどだした『営業利益』ですので、
そのあとは割愛します!

営業利益までの流れを
押さえておきましょう!


以上!ありがとうございました。

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