洋服を買う時、この素材だと来年はもっと高くなってるんだろうなぁと思って買ってしまう話
洋服を買う時、昔は可愛い!着たい!安い!で買うことが多かった。
しかし年取るごとに学習し、だんだん選定の目が厳しくなってくる。
この襟ぐりは肩幅広く見えそう
中の下着をいちいち考えるの面倒で着なくなりそう
単品で見ると可愛いけど下に合わせるのデニムくらいしかなくない?
などなど、今までの失敗経験が次々と湧き出してきて、結局買うに至らない。
買い物すらシビアになってつまらなくなるわ。
やっぱり若い時って経験が少ないからまだ余計なこと知らないし、謎に自分の可能性を信じ、これ買ったらステキになれるかも!と夢や希望見れるし楽しいよね。
平均年齢上がってきてる今、洋服がなかなか売れないのも分かる。
今年の初めのセール時期の話になるが
今年はもう特に何もいらないなー、コートも気に入ったの持ってるし…
と思いつつも、暇でついポチポチと大好きなブランドのサイトを見ていた。
良くないねぇ〜。
あーこのコート可愛いー
色も形も使いやすそうー
30%オフかー
それでもまだ私には高いしねー
50%にならないかなー
で、素材は?
…ウール100%かぁ。
いいなぁ。
この価格帯だともうアクリルとか混ざってるコート多いかならぁ。
で、裏地…
何?キュプラ100だと⁈
私はキュプラに弱い。
生地に詳しい人だったら、キュプラだって色々あるよ?とかなのかもしれないけど、私は詳しくないので「裏地にキュプラ」は割とキラーワードである。
ここで半分キラーされてる状態だったが、今年は特にコート買う予定は無かったのでまだ踏み止まった。
しかし、何度もサイトを見に行ってしまう。
50%に下がったら買おうかなー。
しかしこの素材でこの価格なら30%のでもかなり良いのでは?とか、うだうだとそんな感じで迷ってたら、突如「残りわずか」に表示が変わった。
私は「残りわずか」にも弱い。
もうこれは買わず売り切れたらずっとモヤモヤしそうだ!
やっぱりあれ買えば良かった…と似たようなコートを見るたびに思い出してはしばらくは後悔するだろう。
このブランドの質感とサイズは分かってるからネットで買っても絶対大丈夫!
と購入するに至った。
そして、私と同じ他の「残りわずか」ワードに弱い民達により、そのコートはその後あっという間に「売り切れ」に変わった。
結果、衝動買いに近い買い物だったけどコートはすごく着心地良く、届いてすぐに袖を通しすでにヘビロテしている。
買って正解だった。
しかし、同じブランドで毎年出てくるコートをずっと見てると天然の素材の配分が減って行ってるなと感じる。
もしくは数年前と同じ素材配分の場合は、価格が顕著に上がってる。
生地もどんどん進化してるし、合成繊維が入っていた方が手入れのし易さや着心地が良い場合もあるのは分かるけど、やっぱりウールとかカシミヤって表示があるとテンションが上がってしまう。
今年は完全に素材表示にやられて購入してしまった。
大事に着ていこうと思う。