「斜陽」のハンコで描いた成長曲線-中小企業の後継者(アトツギ)のための情報メディア「ツギノジダイ」で紹介されました。
朝日新聞社の100%子会社である朝日インタラクティブ株式会社様が運営されている中小企業の後継者(アトツギ)のための情報メディア「ツギノジダイ」で、僕たちの取り組みが大きく紹介されました。
ツギノジダイ―「斜陽」のハンコで描いた成長曲線 岡田商会2代目のキャラクター戦略
https://smbiz.asahi.com/article/14918346
2016年に印面にネコのイラストを入れた猫好きのためのハンコ「ねこずかん」で生まれて初めて「バズり、世の中からたくさんの反響をいただく」という経験をしてから、僕たちのような中小企業が自分たちの“土俵”をつくり、共感してくれるファンの方を増やすためには、PRというものがいかに大切なものであるかを思い知りました。
それから7年以上、誰かの心に深く刺さる様々な商品を企画し、500本以上のプレスリリースを書き、毎日のようにSNSに投稿し続けてきました(これまで弊社商品をご紹介いただいたメディアは、TV・ネットニュース・ラジオ・新聞・雑誌など1200媒体以上。個人的に自分のfacebookに上げ続けていたPR実績が評価され、友人・知人からのPR代行の依頼が増加。2021年に新規事業としてPR事業部を立ち上げました)。
ハンコ業界はここ2年ほど、年々10%程度のペース市場規模が縮小していますが、僕たちの会社では人気アニメやゲームのキャラクターのIP(知的財産)活用によるアニメグッズとしてハンコを訴求したり、instagramなどでも人気の高いシーリングスタンプや、パンやお菓子にも刻印できる焼印など、ホビージャンルのハンコも次々と企画。多くのメディアに取り上げていただくことで昨年を超える売上を記録しています。
この夏からはshopifyというECプラットフォームを使い、日本で13万本以上の売上を記録してきたこのシリーズを、プレスリリースやSNSを活用して、海外のアニメファンの方へ届ける取り組みも開始します。
斜陽産業と言われ続けて久しいハンコ業界ですが、少し見方を変えて、土俵をずらすことで、まだまだ成長できる余地は十分にあると考えています。
僕たちの会社は、会社じたいは誰も知らないような大阪の小さな町工場ですが、ハンコの町工場の二代目として元気に頑張る姿を世の中の方々に見ていただくことを通じて、時代の転換期に苦境に立たされているハンコ業界の役に立つことができれば、こんなに光栄なことはないと心から思っています。