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【比叡山鉄道・ケーブル坂本】途中駅とびわ湖を観るなら進行方向左側

こんばんは!鉄道ライター目指して66日目Kiyomizuです。
昨日、京阪電車の坂本比叡山口駅を紹介したところですが、今日は京阪電車から離れて、比叡山鉄道のケーブル坂本駅です。

これからの紅葉シーズン大人気の比叡山延暦寺の玄関口です。見どころお伝えしていきます。

日本最長のケーブルカー坂本ケーブル麓の駅

ケーブル坂本駅は比叡山鉄道の麓側の駅です。比叡山鉄道もね、親会社は京阪なんですよ。
山の上にある比叡山延暦寺駅まで2,025mを結ぶ、日本最長のケーブルカーです。ケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅までは約11分です。ケーブルとしてはなかなか長旅な感じですが、琵琶湖の景観を眺め森林浴しながらあっという間に到着します。

ケーブルカーって仕組みご存知ですか?
ケーブルって要するに鉄のワイヤーのことですが、この両端に私たちが乗るケーブルカーを固定して、ケーブルを上下させて動いています。
つまりケーブル坂本駅にケーブルカーが停まっているときは必ず、山頂側のケーブル延暦寺駅にケーブルカーが停まっていて、一本のケーブルで繋がっているため完全に連動となるため、発車時刻は同時刻になります。

2㎞以上あるケーブルで山頂と繋がっているということですね。そんなに長いケーブルどうやって作るんだろう。

乗り方と料金

ICOCAとかSUICAで簡単乗車できるかな?と思ったらできません。
券売機で片道か往復チケットを買います。
片道870円
往復1,660円

強気な価格設定。
3月~11月は 初発8:00~終発17:30
12月~2月は 初発8:30~終発17:00

ネットでも購入できるみたいです。坂本ケーブル公式X
Kiyomizuは10月某日に伺っていますが、チケットの購入自体は特に問題なかったです。
チケットを買ってから、乗車の列に並ぶ必要があり、場合によっては30分後に来る次のケーブルに乗らないといけないということも発生する可能性がありますね。
紅葉のシーズンはかなりの混むでしょうね。

途中駅下車は事前申請が必要

坂本ケーブルは途中駅が2つあります。
降りてみたい方は出発前に駅員さんに申告が必要です。

ほうらい丘駅

ほうらい丘駅を通過している様子です。
ケーブルカーも立ちも結構埋まっている中でしたが、下車する方はいらっしゃいませんでしたね。

ほうらい丘駅の横にはこのような「ほこら」と言ったらいいのかなという何かが祭られてるところがありまして、中にはたくさんの小さなお地蔵さんがいるようです。
素人がこの場所に歩きで来るのはやめておいた方がいいでしょう。
結構けもの道をかき分けてくる必要があり、迷ったらなかなか切ないです。


ほうらい丘からしばらく上がって、トンネルを抜けると上りの進行方向左側に琵琶湖と大津の街並みが見えます。

この景色を観るためにケーブルに乗ったようなもの。
上りは進行方向左側で覚えておきましょう。
下向きに座席が設置されているので、撮影するときは右側になるんですが、ややこしい。

さらに5分くらいかけて上っていくと

もたて山駅

もたて山駅があります。
ケーブルの山頂の駅延暦寺駅まで残り1分くらいのところにある駅です。

ブレブレの駅名表示ww
視力0.1くらいの視界ですね。

激坂を体感できそうな駅です。
山道の途中っぽいですが、降りてもあまり深入りすると迷てしまうかもしれないですね。30分後に来るケーブルカーを待つのが無難な気がします。

山道に慣れている人なら、紀貫之のお墓とかもあるそうなので巡ってみても面白そうなところです。

山頂のケーブル延暦寺は明日にでもお伝えします。
それでは。


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