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【京阪・三室戸】三室戸寺はアジサイだけではない!オールシーズン華がある

こんばんは!鉄道ライター目指して50日目Kiyomizuです。
今日は京阪電車・三室戸駅です。「みむろど」らしいです。「みむろと」ではありません。
「やまさき」じゃありません。「やまき」です。日本人はこのやり取りをあと何回やればいいのか?どっちでもいいから揃えてくれい。
…というわけで三室戸駅と周辺について紹介します。

駅に入るためには踏切を必ず渡る三室戸駅

三室戸駅は京阪宇治線の駅です。
宇治線は普通電車のみ、4両編成の電車が到着します。
朝夕のラッシュ時にはだいたい10分に1本のペース。昼間は15分に1本のぺ―スで電車が来ます。
宇治線は中書島駅からの分岐してきている路線で、京阪本線と比較するとかなり乗降客数は少ないですが、上りと下りそれぞれ1本ずつ線路がある複線になっています。

宇治線の中で宇治駅・中書島駅の終着駅を除いて唯一島型ホームです。
そして改札を出ると…

あら不思議!踏切の中にいる!
島型ホームの場合は大抵駅の改札はホームより高いところにあり、階段を上って改札を出て階段を下って外に出るパターンが多いのですが、三室戸駅は京阪電車では珍しく、駅が踏切の中に「in」しています。

三室戸駅の隣は宇治線の終着駅である宇治駅です。GoogleMapの計測で両駅間は450mくらいしか離れていません。しかし、両駅の雰囲気は全く違います。
宇治駅は観光地の色が強く、駅前の宇治川にかかる宇治橋からして歴史的要所で、観光案内所も京阪宇治駅に置かれています。

一方、三室戸駅まず駅がシンプル過ぎる。ほぼ路面電車の駅。
そして周り、これは住宅街というべきでしょう。
大阪市とか東京の村じゃないところに住んでいる人はわかると思いますが、この駅の周辺は高い建物がとにかく少ないので、都会の中で私たちはいつも高いビルに囲まれて圧迫されていたんだと気付きます。

いや私だけかもしれませんが。ただ、なんか穏やかでストレスフリーな町並みだなと感じました。こういう場所でスローライフもいいんじゃないかと淡い夢を見ましたが、書いている今は明日も大量の仕事が山積みというストレスフルと戦っている現実に打ちのめされていますww

書いていることも意外と発散になりますからね。こうして現実逃避をしているのです。


紫陽花(あじさい)だけじゃない 三室戸寺の楽しみ方

そろそろ紅葉のシーズンですね。宇治駅から450mしか離れていないのに、なぜあの場所に三室戸駅があるのか。。そりゃ、三室戸寺(みむろどじ)に一番近い駅を作るためでしょうよ。
と言いたくなるような駅の配置の仕方なんですが、三室戸駅からは結構歩かなければなりません。
知らなかったという人も、結構由緒のあるお寺なんですよ。あじさい園が有名なお寺です。

三室戸寺は、奈良時代に光仁天皇の勅願により創建されたと伝えられています。西国三十三所の第十番札所としても知られ、古くから多くの人々に信仰を集めてきました。

平安時代には皇族や貴族の崇敬を集め、栄華を極めたそうです。
ただ、火事にあったり、信長軍に焼かれて焼失したり割と大変だったみたいです。

江戸時代に再建されて、現在の三室戸寺の姿が維持されているみたいです。四季折々の美しい花々が境内を彩っています。

創建から約1200年の歴史を持つ三室戸寺は、数々の変遷を経て現在もなお、多くの人々に心の安らぎを与え続けています。

拝観料は大人500円は2024年10月まで!

拝観料は通常大人500円、小人300円 です。

11月は大人1,000円、小人500円
12月はたぶん普通に戻る
そして、令和7年1月1日からの拝観料は大人1,000円、小人500円に改定するみたいです。
10月も残りわずか!今のうちに駆け込めww

三室戸駅から駅の踏切を横切る道をひたすら東へ15分くらい歩き、三室戸寺の案内看板が出てきたら左へ。拝観受付があります。

そんな三室戸寺の特徴はでしょう!
四季オリオリオリオ!四季それぞれに見所があります。

カーミナッ 春夏秋冬!

春はつつじ

見ごろは4月末から5月初旬です。
拝観受付で料金払って、右手側につつじ園があります。
赤と白の鮮やかなつつじが丘を埋め尽くしています!

梅雨はあじさい

お出かけも億劫になりがちな梅雨はアジサイ園でしょ!
山門からもちらっと見えますが、しっかり近くで見てみましょう。あじさいってなかなか可愛い花だと思います。
あじさいは色も様々ですが、紫や青の色合いがこの梅雨の時期に季節感と風情を感じさせてくれると私は思います。
「風情」って言葉を久しぶりにつかったよ。。

夏は蓮の花

検索してはいけないワードで「蓮コラ」というものがありますが、それは蓮の実がなっているときの話ですね。僕もどちらかというと苦手ですw
そんな人でも花は見た方がいいですよ。
直立不動で伸びる茎の先に立派な花が咲いています。
蓮の葉は水をめっちゃ弾くことでも知られていますが、そんな様子も見られるかもしれません。


紅葉もあるよ

そろそろシーズンの紅葉も三室戸寺はちゃんと抑えていますよ。
三室戸寺の本体とセットで見ることが出来、やはり美しいですね。


冬というかもうすぐ春の時期にしだれ梅

冬の終わりに咲き始めるしだれ梅ですね。
こちらは拝観受付の左手にあるしだれ梅園です。間近でみると梅の美しさがより分かると思います。まだまだ寒い時期にもうすぐ春ということを教えてくれてありがとう。

まとめ

というわけで、三室戸寺はオールシーズン抑えているわけですね。
さすがに10月と12月~2月はお花とか紅葉もない時期がありますが、逆にゆっくりと狛犬ならぬ狛兎とか狛蛇とかゆっくり見る機会になると思います。

今日はこんなところで。
それでは。

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