春昼について
こんにちは。ictmと申します。
「春昼」は私が大好きな季語です。
「春昼」の優しい雰囲気が魅力だなと思っています。
今回は、角川学芸出版編『俳句歳時記第五版春』
角川学芸出版、2018年
27頁以下27頁に載っている
「春昼」という季語と俳句を紹介いたします。
「春の昼はのんびりと明るい。
うとうとと眠りを誘われるような心地よさだが、
どことなくけだるさも感じる。」
次に「春昼」という
季語が使われている俳句を紹介いたします。
「春昼や時計の中へ戻る鳩」
金子敦が作った句です。
この句について私の推測を書きます。
この句は、春昼という季語を
視覚的に伝えるために
時刻を過ぎて鳩が収納されていくさまを
描いたのではないかと思いました。
最後に私が、「春昼」という季語を
使って作った句を紹介いたします。
「春昼やスケッチブックやぶりけり」
この句は、私がスケッチブックをやぶる時の音と感覚が
春昼という季語と合うのではないかと思い作りました。
今後も、はっとした瞬間を句にしていきたいです。