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菜飯について


こんにちは。ictmと申します。

私は、春の季語である菜飯を
祖母に作ってもらうのが好きです。
祖母が作ってくれた菜飯を食べると
ほっとします。

今回は、角川学芸出版編『俳句歳時記第五版春』
角川学芸出版、2018年
65頁以下65頁に載っている
「菜飯」という季語について紹介いたします。

「青菜を茹でて細かく刻み炊きたての塩味の飯に混ぜたもの。
油菜の他に蕪(かぶ)や大根の葉、小松菜も用いる。」

次に「菜飯」という
季語が使われている俳句を紹介いたします。

「箸置いて菜飯の色を賞(め)でにけり」
江国滋酔郎が作った句です。

この句について私の推測を書きます。

作者は、菜飯を食べる箸をおいてしまうほど
菜飯の色が印象に残ったことを
描いているのではないかと思いました。
また、菜飯の色という言葉から
ごはんの白色と青菜類の緑色が

頭に浮かびました。

最後に私が、「菜飯」という季語を
使って作った句を紹介いたします。

「昼過ぎて菜飯を斜めにくずしをり」


菜飯を明日のお昼ごはんにしようとしている人の

しぐさを具体的に想像して作りました。

描写の手法について理解を深めていきたいと思います。

をりの意味
(補助動詞
動詞の連用形について「し続ける。・・・している。」)