読書感想文「なぜOnを履くと心にポッと火が灯るのか?」
こんにちは。アイシーティーリンク 櫻井と申します。
この前、自分が書いた記事はガラにもなくシステム屋っぽいことを書きました。
ちったぁ「ぼくもシステム屋なんだぜ!」とわかってもらいたく、今週はAndroidスマホの裏技的なものを用意していたのですが…
止めまんた
今日の記事は文字ばっかりで、しかも私情が絡む内容なのでつまらなかったら他の人の技術記事でも読んでください。
先日、とある本を購入しました。
なかなかおもしろくて1日で読み切ってしまいました。
本のタイトルは「なぜOnを履くと心にポッと火が灯るのか?」
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042254/
共感できる内容が多かったのが最大の理由ですね。
「Onを履いている人がいると声かけたくなる」=わかる
「周りからどう思われているか他人の目が怖い」=わかる!
「誰かを真剣に応援して心揺さぶられる感動を味わった」=わかる!!
「Onのストーリー、巨大市場と戦う営業戦略とマインド」=かっこいい!!
と、てんこ盛りな内容でした。
※床屋で順番待ちをしているときに読んで、少しウルっときたので周りの順番待ちの客からは「なんでアイツ泣いてんだよ?」って思われてたかもしれないですけど。。。
私のことを話します。
ワシャ別にランニングするわけでなし。
汗かくの嫌いだしもともと脂性だから身体動かすの大嫌い。なのに某大手スポーツ用品店のシステム部門に居るという…。
ただ、歩くことだけは好き。
若いときから歩くの大好き。仙台の街をこれでもか!と歩き回って、帰宅したときの少しだけ痺れた足と程よい疲労感が大好きでした。
会社帰りに10kmオーバー革靴で帰るのもしばしば。よく職質されなかったものだ…。
普段、車とか電車だと見逃すしょうもないものとか、ちっちゃな新発見が大好き。
裏話。当時の先輩に歩きましょう!と話をしたら、会社帰りに一駅族(ホントは5駅くらいあったけど)歩いてくれたんですが…足おかしくして手術になってしまった…あの時はスイマセン…。
そんなこんなで、昨年、新しいウォーキングに適した靴を買いに所属先が運営する店舗に足を運びました。
店長さんとは仲が良く、一昨年もNIKEペガサス38を紹介してもらったので今回も靴を選んでもらおうと思いました。
店長が「櫻井さん!アナタこれ履きなさい!そしてこれ履いて会社行きなさい!」と取り出してきたのは
On Cloud Go Indigo/Ink
ちょっと待った!なんすかこの奇抜な色!
俺40過ぎのおっさんだぜ!?
ソールも穴だらけでヘンだし、それならNIKEとかの方が安心じゃん!?
「うわぁ…On紹介してきた…高いしなぁ…」と、最初はめっちゃ躊躇しました。ホントに。
その当時、On=高い靴=本格的にランニングする人用の靴=ワシとは無縁!と思ってました。
「とりあえず履いてみ?」と言われて「試し履きだけなら…」と足を通したんですよね。
違和感と履き心地に戸惑いました。
私の場合は「後ろに転がりそう」という違和感。ソールが平じゃないからなんでしょうかね。それと反発力が強い感じ。
逆に安心感を持てたのは履き心地。
私の足をちゃんと包んでくれたこと。
NIKE ペガサスは足の甲をおもいっきり地面に押し付けるような圧迫感がありました。
長時間履いていると足の甲が痛い。
でも、この靴でそれはない。包んでくれている。
一足くらい、ちょっと遊ぶか…、と思って(店長に唆されて)購入を決意。
しばらく履いているとこのCloud Goの魅力にハマっていきました。
上にも書いた通り、私ぁランニングしません、汗かくもの。
ですが、この靴のポテンシャルは走りたくさせる力を持っていたこと。
(本を引用して、心にポッと走りたくさせる火を灯す力があること、なんて
歩くのはもとより楽だけど、ちょっと駆け出したときの推進力がすさまじい。「ギュン!」って飛ぶ感じ。跳ねる。
走ってみたい、って、マジで思わせてくる…、なんやねんオマエ(笑
そこからはOnというブランドの歴史を調べたり、Onのランニングシューズについて動画も見たりして情報を集めました。
生い立ち、世界特許取得のCloud Tec、Speed board。
幸いにしてスポーツ用品店に居るから情報もめっちゃ入ってくる。
どんどんOnのシューズにハマっていきました。
この記事のオチなんですけど、やっぱ、ファンになることって大事だよなと思いました。
好きこそものの上手なれ、自分からどんどん「知りたい」と思い、行動していくんですよね。
そんな気持ちを再確認させてくれた本でした。
少しネタバレだけど、下記のシーン、めっちゃ熱かった。。。
アイアンマン挑戦中の著者、スイム、バイクを完走し最後のラン。
相棒のCloud Surferを履き、気持ちは前に出る、でも身体が付いてこない。脱水症状。
そして、状態を診た医者から言われた「やめたいか?それとも諦めるか?」の非情な問い。
著者、駒田さんは…
「どっちもDNF(Did Not Finish=途中棄権)じゃないか!
俺はやるぞ!
アイアンマンになるんだ!」
そして、完走を果たしました。
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