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第101回箱根駅伝順位予想
みなさんこんにちは。ictkです。
自己紹介でご挨拶させてもらった通り、自分の好きなことについての投稿をしていくという話でした。ということで、あと約1ヶ月に迫った今年の箱根駅伝について順位予想していきたいと思います!
各大学の順位予想、そして総評を順位ごとにしていきたいと思っています。また、エントリーメンバーが確定次第、各大学に付いての投稿をしたいと思っていますので、そちらもお楽しみに。
第101回箱根駅伝出場校
シード校(前回順位)
1位,青山学院大学
2位,駒澤大学
3位,城西大学
4位,東洋大学
5位,國學院大学
6位,法政大学
7位,早稲田大学
8位,創価大学
9位,帝京大学
10位,大東文化大学
予選会通過校(予選会順位)
予選会1位,立教大学
予選会2位,専修大学
予選会3位,山梨学院大学
予選会4位,日本体育大学
予選会5位,中央学院大学
予選会6位,中央大学
予選会7位,日本大学
予選会8位,東京国際大学
予選会9位,神奈川大学
予選会10位,順天堂大学
過去最悪のコンディションともいわれた今年の箱根予選会。荒れに荒れる展開となり、日本人1位の中央学院の吉田選手でも1時間3分30秒かかる難コンディションでの戦いとなった。
この予選会を他を寄せ付けぬ強さで1位突破したのは、立教大学。今季就任の高林監督の元、序盤から1位で走り続け、3年連続の箱根路を初の1位突破で決めた。2位の専修大学、3位の山梨学院大学は敗退候補にも多くの人が挙げられていた中、難コンディションを根性で突破し、駅伝ファンを驚かせただろう。日本体育大学は毎年恒例の集団走で突破し、中央学院大学も危なげなく突破。中央大学は、2週間後に控える全日本に向け、多くの主力を温存したが、苦しみ6位突破となった。日本大学は、2年連続個人1位のキップケメイ選手の貯金もあり7位で突破。エティーリ選手の失速で敗退もよぎった中、2年連続で同じ轍を踏まなかった東京国際が2年ぶりに返り咲いた。エース宮本選手が熱中症で倒れ、途中棄権となった神奈川大学は、なんとか9位で突破。発表後の選手の嬉しそうな姿は多くの駅伝ファンが感激しただろう。最後一枠は、今シーズン苦しみに苦しんだ順天堂大学。出場圏外からの盛り返しはさすがでしたね。
一方、1秒差に泣いた東京農業大学は、敗退。東海大学や国士舘大学、明治大学も敗退など荒れに荒れた予選会であった。
今シーズンの駅伝結果
第36回出雲駅伝
1位,國學院大学
2位,駒澤大学
3位,青山学院大学
4位,創価大学
(5位,アイビーリーグ選抜)
6位,早稲田大學
7位,城西大学
8位,帝京大学
9位,法政大学
10位,大東文化大学
11位,東洋大学
今年の3大駅伝の開幕は國學院大学が鮮やかに獲りましたね。各選手が春先のトラックから活躍しており、それでも、抜群の選手層を誇る青山学院に適うかどうかくらいだと思われたが、各選手の走りが素晴らしかった。つなぎ区間の4区5区で区間賞を手繰り寄せた野中選手と上原選手が素晴らしく、ライバルを寄せ付けなかった。最終6区で平林選手、駒澤の篠原選手、青山学院の大田選手のエース対決では、平林選手が抜け出して勝利。國學院の初優勝に憧れ入学を決めた男が、最上級生となった今年、5年ぶりにチームを優勝に導くというドラマのようなストーリーであった。
第56回全日本駅伝
1位,國學院大学
2位,駒澤大学
3位,青山学院大学
4位,創価大学
5位,早稲田大學
6位,城西大学
7位,立教大学
8位,帝京大学
9位,東京国際大学
10位,日本体育大学
11位,大東文化大学
12位,中央大学
13位,東洋大学
14位,神奈川大学
15位,東海大学
全日本駅伝を制したのはまたしても國學院大学。やはり、この駅伝でもつなぎ区間が強く、5区の野中選手、6区の山本選手で、優勝を手繰り寄せたと言ってもよいだろう。國學院の今年の強さは、主力選手がほとんど怪我で離脱しないことも強さの一つですね。山本選手が怪我で苦しんだ昨季とは、対称的にも見えます。駒澤は、2区で17位まで転落したが、3区伊藤選手の8人抜きや、8区山川選手が2分47秒差あった1位との差を28秒差まで詰めた走りは驚愕でしたね。G-goat組に頼らない駅伝ができたいたと思います。青山学院は、悪くない走りだったが、中間層で國學院や駒澤にあと一歩及ばずといった感じであった。シード権争いも白熱で、立教の馬場選手や、帝京の楠岡選手の走りはシードを手繰り寄せる素晴らしいものでした。
順位予想
順位予想
主が今年の順位予想をさせていただきました。
1位,青山学院大学
2位,國學院大学
3位,駒澤大学
4位,創価大学
5位,城西大学
6位,中央大学
7位,早稲田大学
8位,帝京大学
9位,立教大学
10位,東洋大学
シード権
11位,法政大学
12位,大東文化大学
13位,東京国際大学
14位,日本体育大学
15位,中央学院大学
16位,順天堂大学
17位,山梨学院大学
18位,専修大学
19位,日本大学
20位,神奈川大学
1位予想:青山学院大学
出雲、全日本こそ優勝を逃したが、この大学の箱根駅伝に合わせる能力、そして原監督の箱根駅伝にかける執念は今年の國學院大学の強さでも及ばないと予想。全日本駅伝後に開催されたMARCH対抗や世田谷ハーフ、宮古ハーフでも各選手が自己記録を連発しており、チームの上昇気流は凄まじい。
昨季の駒澤3本柱を倒した黒田朝日選手と大田選手に加え、今季完全復活し、区間賞2つ、MARCH対抗戦で10000m青山学院大学記録を出した鶴川選手が平地で備え、山には、若の神若林選手と、下りには野村選手も控えており、重要区間の強さが抜き出ている。
選手層は今大会随一で、逸材揃いの1年生から出走する選手もいないのではと思わせられるレベルだ。出雲全日本を逃したあとの青山学院大学の強さは異常なものがあり、1位に予想させてもらった。
2位予想:國學院大學
出雲全日本の2冠を取り、3冠の可能性を残す國學院大学。
優勝予想の実力があることは証明済みで、選手層も厚いのだが、青山学院にあと一歩及ばずといった形の予想だ。國學院大学の心配要素は山区間で、下りは前回出走の後村選手がいるのでまだしも、上りを誰に任せるかといったところ。
前回出走の上原選手は区間17位と苦しみ、本人はリベンジ宣言をしているが、今季は平地で力を出しているため、平地での起用も考えられる。
平林選手は2区起用だと思われるため、青山学院大学の若林選手と駒澤大学の山川選手、創価大学の吉田響選手に山で勝てる、最悪キープできるランナーが思いつかないのが実情。もし、山で前述の選手に勝てる選手がいれば、國學院大学の優勝はぐっと近づくだろう。
かつての浦野選手のような選手が出てくるか。それでも、全日本初優勝から初の箱根優勝を望んでいる駅伝ファンは多いはずだ。
3位予想:駒澤大学
3位予想は駒澤大学。
出雲全日本は、佐藤圭汰選手抜きで戦い双方2位。田澤世代、芽吹世代と黄金世代が立て続けに卒業し、選手層が薄くなってしまった中、G-goat組に頼らない駅伝で好結果を残した。
全日本は5連覇を逃し、2019年以来の3大駅伝無冠を避けるためにも、この箱根駅伝にかけている思いは強いはずだ。
佐藤圭汰選手が復帰し、どの区間で使うかによっても、このチームは左右されそうだが、山区間は強い選手が残っており、往路の失速をカバーできる体力はある。
復路は、今季力をつけてきた2年生が中心になりそうだが、ここの選手層は、青山学院大学と國學院大学に分がありそう。
それでも、青山学院大学に2駅伝で勝ったのは事実であり、ミスなき駅伝をできれば、駒澤大学にも優勝の目が見えてきそうだ。
4位予想:創価大学
今季の両駅伝で4位となった創価大学は、箱根駅伝でも4位と予想。
この大学は、どこかしらでブレーキが起きてしまうのが難点で、優勝争いをする力がありながら、争いに参戦させてもらえない一因になっているが、今季の駅伝は割と安定していたのではないか。
直前のアクシデントでムチー二選手を欠いた出雲で4位となったことで、チーム全体の力は上がっていると見てよいだろう。
山には、大砲吉田響選手が控えており、神がかり的な走りで往路優勝して、復路逃げ切りが創価大学の優勝できるプランと考えるが、それを達成するためには、誰一人ブレーキしないことが必要。
そして、近年の創価大学の鬼門となっている3区の人選次第だろう。OBの葛西選手がパリオリンピックに出場し、チームの士気も上がっているだけに、ここで好成績を残しておきたいところだ。
5位予想:城西大学
昨年と比べると、少し力が落ちたかもしれないが、ここ数年の躍進凄まじい城西大学を5位に予想。
山の妖精山本選手が卒業した5区に、かつての激坂王でその山本選手にも勝ち、八王子ロングディスタンスで27分台を再び記録した斎藤選手がおそらく入り、2区にキムタイ選手、もしくは平林選手が入るだろう。
昨季は、3大駅伝全てで大学最高順位を更新し、躍進を見せた城西大学。低酸素ルームによって強い選手が育っており、2年連続の表彰台の可能性もあるだろう。それには、上述の3人以外の爆走も必要。
上記4大学はかなり強く、現時点の力的には5位くらいだと思うが、ポテンシャル的にはもっと上位に行く可能性もあるだろう。
6位予想:中央大学
正直、箱根予選と全日本駅伝の戦いぶりを見ると、シード権争いくらいのレベルであったが、MARCH対抗戦で、各選手が自己ベストを連発し、青山学院を抑えて優勝した姿を見ていると、なんか戦える気がして6位予想。
前回は、インフルクラスターの影響で、優勝争いのところシート落ちという屈辱を味わい、その後も苦しんできたが、ここにきてチームの士気は上がっている。
1区吉居選手が、先頭集団でタスキを渡し、2区溜池選手は留学生や強いエース相手に健闘し、本間選手、柴田選手、岡田選手、佐藤大介選手ら1,2年生がうまく繋いで行く形になりそうだ。
それだけに1,2区が重要。1,2区の位置次第では、2年前のようなサプライズもあるだろう。
7位予想:早稲田大学
今季安定した戦いで出雲駅伝7位、全日本駅伝6位を記録した早稲田大学を6位予想。部員が少ないことがこの大学の欠点だが、日本最高峰私立大学のブランドは高く、選手の質は素晴らしい。
エースの山口智規選手の2区、山の名探偵こと工藤選手の5区は既定路線とし、石塚伊藤両選手の起用区間やルーキー山口竣平選手の起用区間がどうなるかが見どころだろう。
花田監督就任後の早稲田大学は安定感があるが、まだまだ優勝争いは厳しいと思う。
しかし、各選手が自分の実力を出し切った先には、表彰台も見えてくるのではないだろうか。
8位予想:帝京大学
世界一諦めの悪いチームとして、そして中野監督の4年間かけてじっくり選手を育成するメソッドで箱根駅伝で力を見せる帝京大学を8位と予想。
今季の両駅伝で8位となっており、長い距離が得意な帝京大学はもっと上位に行く可能性もあるが、今のチームの問題は山区間だろう。
細谷選手卒業後の山で苦しんでおり、上位との壁はそこにあるだろう。逸材揃いの2年生の中からの抜擢で、これから3年間出走するのが理想だが、中野監督は誰を起用するのだろうか。
山中選手、柴戸選手、小林選手、福田選手などロードトラック双方で戦える選手も増え、楠岡選手、廣田選手などスピード自慢の2年生が今季は育ってきた。
個人的に、今年の帝京大学は荒れた展開になれば、表彰台を狙えるポテンシャルがあると思う。筆者の推しチームとして頑張ってほしい。
9位予想:立教大学
予選会1位通過、全日本7位で初出場初シードと波に乗る立教大学を、満を持して9位予想したい。
馬場選手、國安選手両3年生を初め、実力者揃いの4年生中心のチームとして、上野元監督が育ててきた選手に、今季就任の高林監督による強さが加わった印象だ。
特に、馬場選手は、全日本7区で、篠原選手、平林選手、大田選手に続く堂々の区間4位で、立教大学の初シードに貢献した。
不出場時代は毎年、立教大学は強い下級生が育っている印象であったが、今年は上級生の比率が多め。長期的な視点で見れば、下級生にも、経験を積ませていきたいところだが、高林監督はどの10人を選ぶか。
ここで結果を残せば、ブランド大学であることも相まって、強い選手が毎年のように集まる強豪チームになっていくだろう。
10位予想:東洋大学
今季も苦しんでいる東洋大学。
鉄紺の強さは鳴りを潜めているが、どんなに苦しい年でもシード権は取っているその強さは伝統で、今年もラスト一枠のシード権をその粘り強さで奪うと予想した。
石田選手、小林選手、梅崎選手が怪我明けで、スーパールーキー松井選手が間に合うかは不透明。
出雲全日本は上位争い、シード権争いに参加すらさせてもらえなかったが、前述の主軸がどれくらい本調子で走れるかが肝だろう。
石田選手の復活を見たいし、梅崎選手の2区1時間6分台をもう1度みたい東洋ファンは多いだろう。
その1秒を削り出す走りで、今年はシード権死守が目標になるだろう。
11位予想:法政大学
3年連続シード権を取っており、出雲全日本で苦しんだとしても、最後は箱根に合わせてくるチームが法政大学だ。
しかし、今年は他のチームも強く、この記録も途絶えてしまう気がしてならない。
シード権を取っていた時代は、2区を確実に走ってくれる、鎌田選手、内田選手、松永選手と心強いエースがいたが、今年はそのようなラインナップに名を連ねそうな選手がいないのが痛い。さらに、3年連続5区を走った細迫選手の卒業も痛いだろう。
武田選手は6区で使いたいだろうし、5000m・10000m法政大学記録を今年記録した大島選手はタイプ的に1区のランナーだ。
2区5区の人選が例年に比べいないのが、法政大学の課題だろう。筆者の予想を裏切る人選、走りをしてほしいところだ。
12位予想:大東文化大学
真名子監督就任後、意識改革によって、苦しんでいた名門が復活したように見えたが、少し壁にあたっているように見える今年の大東文化大学。シード権を取れるか取れないか怪しい位置におり、去年から一ランク落ちているような気がする。
エースの西川選手、世田谷ハーフ優勝の棟方選手や、3年生の入濱選手、ルーキーも能力の高い選手はいるだけに、なんとしてもシード権がほしいところ。
しかし、留学生が2人どちらも期待できないだけに、日本人が前回のような頑張りを見せなければならないのがこの大学の難点である。
さらに、山の大東復活を印象付けた菊地佐竹両選手が卒業した山区間の人選が読めないのもある。ただそこは、大東文化大学らしく、山に強い選手は用意されているだろう。
留学生の貯金は考えず、真名子監督の人柄に心を寄せ付けられている筆者の期待に応えるような走りをしてほしいところだ。
13位予想:東京国際大学
怪物エティーリを擁し、現4年生は、ヴィンセント丹所世代に次ぐ黄金世代。この戦力を持ってしても、シード権に届かないというのが現在の箱根駅伝の厳しさだ。
全日本駅伝は昨年は8位、今年は9位とシード校に匹敵する出来で、位置次第では5位くらいまで行くことも考えられる。
1区がうまく行けば、2区のエティーリ選手、もしくはベット選手でトップに近い位置に立てるだろうから、1区が重要だろう。能力的には佐藤選手か。
エティーリ選手がヴィンセント選手超えのスーパーランナーなのかに全駅伝ファンの期待が高まっており、ロードではあまりいい思い出のない記憶を払拭させたいところ。
2年ぶりの箱根で存在感を示せるか。
14位予想:日本体育大学
近年は予選会上位突破も、本戦では全く手も足も出なかった日本体育大学。名門体育大学としての存在感を示せていなかったが、今年は、久しぶりにシード権争いに参加できる日本体育大学が見られそうだ。
全日本駅伝では1区の平島選手が区間賞。前回1区区間最下位に沈んだ男の影はもうどこにもない。むしろ、チームの武器の1つになるだろう。
3,4年生に実力者が多く、予選会や全日本駅伝もほとんど3,4年生で挑んだ。今年来年のいずれかで結果を残して、古豪復活といきたいところであり、1区2区での遅れは許されない。
OBを喜ばせる走りができるだろうか。
15位予想:中央学院大学
予選会突破後の日体大記録会で、多くの選手が自己ベストを更新しており、ここ数年にない上昇気流が見られる中央学院大学を15位予想。
シード権にはまだまだ遠いが、今年の4年生の中でもトップクラスの実力を持ち、予選会日本人トップの吉田礼志選手にどれだけ気持ちよく走らせることができるかがポイントになりそう。
残りの選手も、力を出し切れば、シード権にも届くだろう。
野武士集団と言われ、あまり大学ブランドが高くない中、川崎監督の情熱と選手の向上心で箱根駅伝を盛り上げてきた中央学院大学。
シード権を落としてから苦しい年が続くが、復活といきたいところ。中央学院ファンも多く、地道な強化が結実してほしいところだ。
16位予想:順天堂大学
今年の順天堂はゴタゴタ続きだった。
全日本駅伝17位敗退に始まり、期待されていたルーキーが軒並み負傷離脱。箱根予選会も1秒差の10位と辛勝だった。それでも、勝ったのだから、思い切り走ってほしいところ。
ただ、チーム状態からして、この順位くらいが限界だろう。選手の能力的にはシード権のチームくらいあるのだが、数年前の東海大学を思い出させるほどのゴタゴタ具合。全く読めないというのが実情だ。
それを払拭しようと、初代山の神今井正人がコーチ就任。学生の士気は上がっているはずで、吉岡選手や永原選手など世代トップクラス選手が更に覚醒することに期待したい。
苦しい今年のチームを支えた浅井選手と海老澤選手にも報われてほしいところだ。
17位予想:山梨学院大学
荒れた予選会を、選手の根性で勝ち抜いた山梨学院大学。
筆者はどのスポーツにおいても、根性や気持ちで勝つチームや選手が好きなので、こういったチームは報われてほしいと思う。
しかし、シード権には2ランクも3ランクも大きな壁があり、2区の留学生で稼ぎつつ、我慢のレースになるだろう。
1区候補の平八重選手、5区の弓削選手は区間1桁で走ってほしいところで、復路の選手も我慢しつつといったところ。
レースプランの参考は前回の国士舘大学のような駅伝だろう。
かつては、強力留学生を擁して箱根を揺るがした伝統校。今年も予選会の下馬評を覆したように、頑張ってほしいところだ。
18位予想:専修大学
2年ぶり箱根路復帰の専修大学。
過去最悪のコンディションの予選会にも動揺することなく、選手が力を出し切って、予想外の2位通過。
こういっては失礼だが、専修大学を2位通過した駅伝ファンはいないだろう。むしろ敗退予想の人が多かったのでは。間違いなく、今回の予選会NO.1のサプライズだった。
ただ、予選会と本戦の戦い方は全く違い、シード権から程遠いのも事実。
新井選手とマイナ選手が貯金を作ってあとはひたすら粘る戦い方になりそうだ。
3年連続で出場していた頃はすべて本戦最下位に終わってしまったが、今までのチームとは全く違う姿を見せたいところだ。
19位予想:日本大学
前回の箱根駅伝は15位と4年ぶり出場ながら、存在感を示した日本大学。
主の地元倉敷の倉敷高校陸上部監督であった新監督がチームをわずか半年で、箱根駅伝で戦えるチームに成長させたのは見事としか言えない。
しかし、今年は少し苦しいチームになっており、あまり勢いを感じないのも事実。予選会2年連続個人1位のキップケメイ選手、前回の3区区間4位の安藤選手がさらにタイムを縮めるくらいの気概が必要。
前回の復路の多くは現在3年生になる選手が多く走っており、経験者が少ないわけではない。
19位予想は失礼かもしれないし、もっと上位に行く可能性もあるが、今回はこのあたりの予想にさせてもらう。
20位予想:神奈川大学
黄金世代であった4年生が卒業し、選手層がペラペラになってしまった神奈川大学。前述19大学と選手の能力差は大きく、今年は予選落ちの可能性が高いと見ていた。
しかし主の予想を覆し、全日本予選も通過、箱根予選はエース宮本選手の途中棄権を乗り切り9位で通過。
それでも、箱根本戦ではどれほど戦えるのだろうかのレベルであり、苦しい戦いになるのは間違いない。
明治や東海、東京農業の前田和摩が見たかったという駅伝ファンの声を黙らせるためにも、選手は堂々と走ってほしい。
1区2区で遅れず、強い選手の肩借りながら、駅伝を展開していくことがレースプランになりそうだ。
最後に
もちろんどの大学も選手も頑張ってほしいです。101回の箱根駅伝を盛り上げて、この中から世界陸上やオリンピックで活躍する選手が出ることを期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!エントリー発表次第、各大学の戦力分析の投稿をしたいと思っています。お楽しみに待っていてください!