Canvaでアニメーションその2
前回特別支援学級でアニメーションの学習を行ったことを書いたが、今週はその第二弾。
アニメーションがよっぽど面白かったのか、今週もアニメーションをするよって言うと、子どもたちは大喜び。
ということで時期も時期なので、サンタが空からやってきて枕元にプレゼントを運んでくるというストーリーで、アニメーションづくりを行った。
前回は手書きのアニメーションだったが、今回はcanvaの豊富な素材を利用してアニメーションに挑戦した。
是非教員用に登録を!
canvaは教育用の登録をすると、canvaプロ版の機能が使え、さらに7500万点という、天文学的な素材が利用できることになる。特に生徒の写真の切り抜き機能は好評で、プロみたいなポスターが作れたなど、子どもたちの満足度も高い。生徒は先生が登録を完了すると、クラスルームで生徒を招待できる。招待された子どもたちは自動的にプロ版が利用できるようになるという素晴らしいシステムになっている。
是非先生方は、この教育版の登録をおすすめする。南の風小中学校でも多くの先生方が登録して利用している。
さて本題に戻ろう。
学習の手順は次のように行った。
①まず、canvaの教育用動画を選択して背景を黒にする。
②次に素材を選択して、検索欄に「ゆき」と入力する。すると雪に関係する素材がどんどん出てくるが、そこでグラフィックをみると雪が降るアニメーションがいくるか出てくる。このアニメーションを画面に貼り付ける。これだけでも子どもたちのテンションは大上がり。
すごい!すごい!の連発。
④次にサンタをお迎えする家を貼り付けるために、検索欄に「いえ」と入力して、お気に入りの家を選び貼り付ける。ここまでの作業が終わった時点で、雪のグラフィックを配置から背後に移動する。そうすることで、サンタを移動しやすくなる。また、背景画像にロックをかけると動かなくなるのでロックをかける。
⑤ここまでの動画場面ができたら、次にサンタのアニメーションを作る。アニメーションの作り方は色々とあるんだろうけど、今回は次のようなやり方でサンタのアニメーションを作成した。
まず、一枚目の動画をコピーして貼り付け、できた2枚目のサンタを左に少し移動する。
⑥この作業を5回繰り返す。枚数は多いほどなめらかなアニメーションができると思うが、今回はアニメの雰囲気ということや時間的な関係から5枚にとどめた。
⑦次に子どもがベッドで寝ている場面を作る。
まず、5枚目のページを複製して貼り付け、サンタと家と背景を消去する。
次に、検索欄に「こども べっど」と入力して、お気に入りのグラフィックを選択して貼り付ける。さらに検索欄に「さんた」といれてプレゼントを運ぶサンタを選んで貼り付ける。
⑧時間があれば、この動画をコピーしてサンタが徐々に子どもに近づくアニメーションを作成してもよいが、時間の余裕がない場合は、このままでおいてもいいだろう。実際の授業では時間がなくて、ここの動きのあるアニメーションはできなかった。
⑨最後に子どもがプレゼントをもらって喜ぶ場面を作る。
検索画面に、自分がサンタに欲しいプレゼントを入力する。小学生なので、ここは本気モードで打ち込んでいた。なぜかここは自分が欲しいカメラの画像でアピール。サンタいいカメラプレゼントしてくれないかな・・。
⑩動画がすべて仕上がったら、なるべくなめらかな動きになるように、動画の時間を1.5秒くらいで設定し直す。
★補足、余裕があればジングルベルの音楽を流せば、いい感じに仕上がる。雰囲気を出すために音楽の挿入はなんとかぎりぎり授業で行うことができた。最後ちょっとバタバタでしたが。
45分の授業ではギリギリ,バタバタだったが、子どもたちは楽しんで授業に取り組むことができた。最後にお互いの作品を見せあって終了。満足げな表情をみて、授業をしてよかったなと胸をなでおろし。また、子どもたちと一緒に新たな挑戦をしていきたいな。(続く)
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