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冬休み楽しいのか悲しいのか。
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2学期も終わり、授業がないことから当然ICT支援員の仕事もなくなった。3学期は10日からの仕事なので、約20日間仕事がない状態になる。教員だったら、この冬休みの時期も有給なので、のんびりできるなで終わってしまうのだが、やはり無給というのはつらい。まだまだ教員生活から抜け出せない自分を感じる。
しかし、このICT支援員になって劇的によかったと思うのは、現役時代に感じていた強烈なストレスがないこと。ICT支援員でも日々ストレスは少なからずあるのだが、その質が全然違う。思うのは、教員の給料って、当然子どもに対する支援もろもろの対価だが、ある意味ストレス代だなって今になって思うことがある。まあ、教員の給与がそのストレス代に見合っているかどうかは疑問の点もあるが、一般の会社と比べてストレス対価としてはいい方ではないかと思うのだが。
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たまに、教員の愚痴を聞くことがあるが、その時には、絶対に教員をやめてはだめだということが多い。他にどうしてもしたい仕事があるのなら別だが、単に今の教員の仕事がいやだからとか、しんどいというレベルではやめるべきではない。(病気になったら別だが)。教員というより公務員というべきか、本当に恵まれている。それは教員をやめて、民間の派遣社員になったからわかることだが、やりがい、給与面、待遇面からしてこんな素晴らしい仕事はない。努力して教員に採用されたその努力と運を逃さない方がいいって若い教員には言っている。その時にはICT支援員というより、先輩教員からの忠言っていうちょっと上から目線の形にはなるのだが。(すみません)
で、もとの話に帰ると、この20日の無給の時間。無駄に過ごすのはもったいないと、あれやこれや来年度に向けて色々と考える時間に充てることにした。まだまだICT支援員の力量を高めなくてはいけないし、いつも書いているように、このICT支援員の需要が本当にいつまで続くのか少し不安もある。まあ、現在、ICT支援員をさせていただいているのも、少しばかり技があったおかげなので、その技をもっと磨いて、ICT支援員戦国時代が来たとしても生き残れるように鍛錬しようかなって思っている。
といってももう残り10日までになってしまったけど。(笑)