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検索で見つからない画像をAIで作る3つのステップ
はじめに
📚教材を作成する際、児童生徒が視覚的に理解しやすいようにイラストや画像を使用することがよくあります。
しかし、ネットで検索しても自分がイメージする通りの画像が見つからないこと、ありませんか?
そんなときに役立つのが「DALLE」というAIツールです。このツールを使えば、簡単に自分のイメージにぴったりのイラストを作成することができます。
例えば、「車椅子に乗った小学生。車椅子のアームにはタブレットが装着されている」といった具体的なキーワードを入力するとこのような画像が生成されます。✨✨✨
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今回は「DALLE」というAIツールを使って、自分がイメージするイラストや画像を作成し、児童生徒にとってイメージしやすい教材を作る方法をステップ3つを紹介します。
このツールを活用することで、抽象的な概念や難しい情報を視覚的に具体化し、生徒がよりスムーズに理解できるようになります。🌟🌟🌟
🤖DALLEとは何か?🖼️
DALLEはOpenAIが開発したツールで、文字で説明された内容をもとに画像を生成するAIです。🤖✨イラストを作成することができます。このツールを使うことで、より生徒が視覚的に理解しやすいようにイラストを作成することができます。例えば、「車椅子に乗った小学生の男の子🦽」といったキーワードを入力すると、その説明に基づいた画像が作成されます。
この機能を生徒の学びに活用することで、車椅子に乗った小学生の男の子など具体的な状況をイラスト化し、プロンプトで具体的に指示をすることで自分のイメージする画像を忠実に再現できます。
これによって生徒がより視覚的にわかりやすい教材を作成することができます!!
🖍️DALLEを使ったイラスト作成の手順✨✨✨
ここからは、実際にChatGPTからDALLEを開き、イラストを作成する手順を解説します。
✅ステップ 1: 使用者アカウントの作成
OpenAIの公式サイトにアクセスします
2.ログインしてアカウントを作成しましょう。
✅ステップ 2: ChatGPTからDALLEを開く方法(パソコン版の場合)
ChatGPTにアクセスします。⭕️で囲まれたツールをクリックし、画像(DALLEを使用する)を選択しましょう。
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2.プロンプトを記載する画面が表示されます。
青文字で画像と出たら、DALLEを使うことができるようにないります。
あとは作りたい画像のキーワードを入力し、画像生成を開始します。
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✅ステップ 3: 画像の生成と修正
1.作成したいイラストをイメージします。
今回は例題として
「遠足の事前学習の場面を想定し、スクールバスに乗車する際、リフトに乗る必要があることを児童生徒に伝えたいとします。」
2.プロンプトの入力をします。
「車椅子に乗った小学生の男の子がバスにリフトを使ってっている様子」
と入力すると、DALLEを使えば簡単に実現できます。
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入力結果・・・・
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まさかの工場で見かけるリフトができました笑
このようにAIが言葉だけで判断してイラストを作ってしまうことがあるので、より具体的に示す必要があります。
3.生成された画像を確認し、必要に応じて修正します。
さらに具体的な指示を入れることでイラストが変化していきます。
プロンプトの追加をします。
「車椅子のった日本人の小学生がスクールバスに乗り込む。バスのドアは開いていて、先生が後ろから押している。バスの入り口にはスロープがある」
すると!
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イメージしたイラストを作ることができました!今回は修正が2回でできましたが、よくみると、ドアが開いていないなどまだ修正することも可能ですよね😉
4.完成したイラストを保存する方法について
1.イラストの上で右クリックをし、「画像をダウンロードに保存」もしくは「画像を写真に追加」を選びましょう。
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これでパソコンに画像を保存することができました!
でもパソコンで作業することはあまり私の場合はありません。通勤時に教材を作ることのほうが多いので、次はスマホ版の作り方について紹介していきます!
ChatGPTからDALLEを開く方法(スマホの場合)
ChatGPTにアクセスします。⭕️で囲まれたツールをクリックします。
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2.「GPTの詳細を見る」を選択します。
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3.検索窓に「DALLE」と入れます。
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4.DALLEが表示されましたら「チャットを開始する」を選択します。
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5.プロンプトを入力します。
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6.画像が生成されました。
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7.保存したい方の画像を長押し「写真に保存する」を選択すると保存されます。写真アプリに格納されます!
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番外編 既存の画像を使ってイメージから修正する方法!
イメージする画像がある場合、イメージ画像をアップロードすることで作成することもできます。
手順
作成したい画像のテイストやスタイルに近いイラストや写真を用意します。今回は私のアイコンを使ってみましょう!
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DALLEの画像アップロード機能を使用して、そのイメージ画像をアップロードします。
①ツールのアイコンをクリックし「コンピューターからアップロードする」を選択します。
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②使いたい画像を選択し、アップロードします。
2.アップロードした画像に基づいて、新しいイラストを生成するよう指示を加えます。 例えば、「この画像を参考にして、小学生の男の子を作ってください」と入力します。
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いかがでしょうか?
スタイルや雰囲気を維持しつつ、自分のイメージに合った作品を作ることができます。しかも可愛いです!!
また、授業だけではなく、プレゼンテーションの場面など、イラストのテイストに統一感を出したい場合などは、この方法がいいかもしれません!!
まとめ
ここまで、DALLEを使ったイラスト作成の手順や活用例についてお伝えしてきました。DALLEはを使うことで、自分のイメージする画像やイラストを作成することができます!
簡単にチャット形式でイラストを作ることができるので、忙しい毎日の中でも簡単に取り入れられる使いやすさが魅力です。
特別支援学校の授業において、スライド等に画像やイラストを入れるのは必須です。ただ、これからはGoogle等で検索するだけではなく、DALLEなどの生成AIを活用することで、より児童生徒にとってわかりやすい教材を作成することが可能になります!
この記事を読んで、
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度試してみてください。オリジナルの教材を作ることで、生徒たちの「わかった!」という嬉しそうな笑顔を見る機会がきっと増えるはずです。
また、読者の皆さんがおすすめするイラストのサイトや、AIを活用したイラスト作成方法があれば、ぜひコメント欄で教えてください!私自身も、さらにAIを活用できるようになりたいと思っています。一緒に新しいツールを活用して、授業をより楽しく工夫していきましょう。
他にもChat GPTを活用した業務改善方法を紹介しています。読んでいただけたら嬉しいです!
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