【有料級情報】肢体不自由部門で大活躍!BLOOMを使った自由な音楽体験とスヌーズレン
明けましておめでとうございます!昨年は多くの方に記事を読んでいただき、本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は、両家の実家を訪ね、家族みんなでゆっくりとした時間を過ごしました。温かい料理を囲んで楽しいひとときを共有したり、久しぶりに家族で一緒に遊ぶ機会もありました。サンタさんからもらったゲーム「スマッシュブラザーズ」で大盛り上がり!大人も子どもも夢中になって遊び、久しぶりに本気の対戦で白熱しました。笑顔が絶えない時間に、「やっぱり家族の時間はいいな」と改めて実感しました。
はじめに
冬休み明けは大人も子供もゆったり授業をしませんか?
ゆったりと言えば、ヒーリングミュージック!
日常の疲れを癒してくれるだけでなく、心を穏やかにし、リラックス効果をもたらしてくれます。
そんな癒しの音楽を 画面に触れるだけで簡単に作れるアプリ『BLOOM』 をご存じですか?
このアプリは、特別支援教育の現場でも役立ち、大人も子どもも楽しめる画期的なツールです。この記事では、BLOOMの魅力、使い方、そして実際の活用例をご紹介します。そして今回は初めての試み!略案をプレゼント!
自分だけの旋律を作り出し、リラックス効果を体験してみませんか?
BLOOMの魅力とは?
BLOOMは、画面に触れるだけでヒーリングミュージックを作り出せるアプリです。
タッチするだけの簡単操作:指や手の動きに制限がある方でも操作可能です。
癒しの音色とデザイン:画面に広がる柔らかな光と音楽が心を落ち着かせてくれます。
大人も子どもも楽しめる:操作する人も見る人も一緒にリラックスした時間を過ごせます。
アプリをインストールする
App Storeで「BLOOM」を検索しダウンロードします。(有料600円)
基本操作
アプリを起動します。画面をタッチするだけで音楽が奏でられます。
長押しやタッチの場所を変えると、音の高さや響きが変化します。
カスタマイズ機能
音の種類やテンポを設定から調整可能。個人の好みに合わせて音楽をカスタマイズできます。
BLOOMの使い方
1.アプリをインストールします。
Apple Storeで「Bloom」と検索し、ダウンロードします。
有料アプリのため600円します。
実際にアプリの操作した時の映像はこちらです!
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2.基本的な操作方法について
①アプリを起動させます。「作成」を選択します。
②あとは画面に触れると画像のように触れたところに模様が出てきて音が流れます。
③音の感覚や演奏の雰囲気を変える場合はアプリのアイコンをタップします。
④様々な演奏や色の雰囲気などを変えることができます。
このアプリで伸ばせる力
BLOOMは、以下の力を伸ばすのに役立ちます:
感覚統合
音とタッチの組み合わせで、視覚、聴覚、触覚をバランスよく刺激します。
集中力とリラックス
柔らかな音色に集中しながらリラックスする時間を提供します。
自己表現力
自分だけの音楽を奏でることで、自己表現の一歩を踏み出せます。
特別支援教育の現場での活用例
BLOOMは、特別支援教育の現場でさまざまな授業の中で活用されています。それぞれの時間に応じた効果的な使い方をご紹介します。
1. 個別課題の時間
個別課題の時間は、児童生徒一人ひとりとじっくり向き合える貴重な時間です。この時間を使って、BLOOMに慣れる機会を設けています。生徒が画面を触り、タッチに応じて音が返ってくることを体験することで、音楽活動への興味や関心を引き出します。
期待される効果
アプリに慣れることで、自発的に触る意欲が生まれる。
「タッチすると音が鳴る」という因果関係を理解することで、スイッチ操作やICT機器の基礎的な学びにつながる。
ゆっくりした環境での成功体験が、活動への自信を育てる。
2. 自立活動の時間
自立活動の時間では、個別課題の時間でアプリに興味を持ってくれた生徒に対し、さらに一歩進んだ活動を行います。BLOOMを提示して、 iPadに手を伸ばす、指を動かす、画面をタッチする といった動作を促すことで、体を動かすきっかけを提供します。
期待される効果
身体を動かすことへの意識づけができる。
指や手を動かす練習を通じて、運動機能の向上を図る。
自分で音を出す楽しさを感じ、活動への参加意欲を高める。
3. 音楽の時間
クラス全体での活動となる音楽の時間では、BLOOMをスヌーズレンとして活用します。生徒が順番にアプリを触って音楽を奏でたり、他の生徒がその演奏を聴いてリラックスする時間を共有します。また、プロジェクターを使った映像と組み合わせることで、より深いリラクゼーションを目指します。
期待される効果
クラス全員が一体感を感じられるリラクゼーション体験を提供する。
他者の演奏を聴くことで、音楽活動を通じた社会的な関わりを促進する。
音を楽しむ中で、自己表現や達成感を感じる機会を与える。
指導略案の共有
BLOOMは、特別支援教育の現場で幅広く活用できるアプリです。そこで、 実際によく使われている音楽の授業の場面を基にした指導略案 を作成しました。
どなたでも現場ですぐに活用いただけるようになっています。
自治体や学校によって略案の形式は異なる場合もあるかと思いますが、 Word形式で添付 していますので、コピー&ペーストで簡単に編集していただけます。実際の授業でアレンジしながらご使用ください!
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「音楽の時間でBLOOMをどう使えばいいのか?」といった疑問に応える内容になっています。音楽を通じて児童生徒の可能性を広げるヒントとして、ぜひご覧いただき、ご活用ください!
まとめ
BLOOMは、特別支援教育の現場で、音楽を通じて児童生徒の可能性を広げる力を持つアプリです。触れるだけで美しい音楽を奏でられるシンプルな操作性は、指や手の動きに制限のある児童生徒でも楽しむことができ、演奏する喜びやリラックスする時間を提供します。
個別課題の時間、自立活動の時間、そして音楽の時間など、さまざまな授業の中で活用することで、児童生徒一人ひとりの興味や特性に合わせた学びを実現できます。また、視覚や聴覚への刺激を通じた感覚統合や、自己表現、他者との関わりを促進するきっかけにもなるでしょう。
今回ご紹介した 音楽をベースにした指導略案 を参考に、BLOOMを活用した新しい授業をぜひ始めてみてください。現場でのアレンジや工夫を加えながら、児童生徒にとって「楽しい」「癒される」「達成感を味わえる」ひとときを提供しましょう!
また、読者の皆さんが 実際にBLOOMを試してみた感想や、独自の使い方 があれば、ぜひコメントで教えてください!新しいアイデアや体験談を共有し合うことで、特別支援教育の現場がさらに充実したものになると嬉しいです。
特別支援教育の現場で、音楽が生む可能性と笑顔が広がることを願っています!
こちらの有料記事では他にも肢体不自由部門で活用しているアプリとその指導案を載せています。皆さんの授業のアイディアとして役立ったら嬉しです!