「情報」その定義とは
こんにちは。所長です。
よく情報リテラシーとか、情報活用能力とか、教育におけるICT活用では「情報」という言葉が多く聞かれますが、そもそも情報とは?と考えると案外答えられなかったりします。
そこで今回は「情報」について書いてみたいと思います。
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情報の定義
情報とは、送り手と受け手の存在を前提に、送り手から受け手に対してメディアなどを通じて伝えられるパターンのことを指します。
メディアとは情報を記録し伝える媒体のことで、媒体にはテレビやインターネット、紙などが挙げられます。
つまり、私たちが普段目にする情報は単体ではなく、なんらかのメディアといった媒体を介していることになります。
情報の種類
メディアを介した情報の種類はいくつかあり、学校教育で考えられるものとしては、印刷メディア、視聴覚メディア、放送メディア、電子・通信メディアがあります。
印刷メディアには教科書、図書、新聞、雑誌、刊行物などがあり、手に取りやすく読みやすい、先頭から順に読むことで理解しやすい一方で、冊数が多いとかさばることや検索ができない欠点があります。
視聴覚メディアには写真、ポスター、映像、書画カメラなどがあり、文字による理解が難しい子どもに効果をもたらします。
しかし内容や機材が古くなったら買い替えが必要になります。
放送メディアには教育課程に準拠した学校放送があり、資料として使える一方、放送時間に授業を合わせる必要があります。
(学校放送については最近オンデマンドで視聴できるようになったので、放送メディアの利便性はかなり向上していると言えますね)
電子・通信メディアにはパソコンやインターネットで伝えられるメディアがあり、アプリケーションソフトなどがあります。
複製や保存が容易であり双方向活用ができる反面、インターネットが前提で長期保存の課題があります。
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いかがでしょうか。
「情報」という存在自体に目を向けると、なかなか分かっているようで分かっていなかったりすると思います。
まとめると、以下のようになります。
情報には送り手と受け手の存在がある。
情報にはメディアの存在が欠かせない。
メディアには紙やテレビ、インターネット等の媒体がある
引き続き情報に関する記事、まとめてみようと思います。