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なぜICT支援員の仕事は分裂するのか

こんにちは。ぐうぽんです。

私は現在教員をしていますが、前職はICT支援員でした。
このシリーズでは、ICT支援員時代感じていたことや、今後目指してほしいことなどをICT支援員の目線と教員の目の両方で語っていこうと思います。

皆さんはICT支援員というとどんな職業か、想像できますか?

パソコンやタブレットのことが詳しい人、
困ったら相談に乗ってくれる人。

そんなイメージかと思います。

実はICT支援員は多岐にわたる業務があり、説明だけで記事が数本書けるほどです。

その中で今回ピックアップするのが「業務の認識」です。


先生方に「ICT支援員の仕事はなんですか?」と聞いてみると、不思議なことに先生や校種によって認識のズレがあります。

まず、校種に関係なく共通しているのが

・パソコンを教えてくれる人
・パソコンに関する業務の補助をしてくれる人

しかし校種で認識が変わる部分もあります。小学校であれば

・授業をしてくれる人
・授業の相談に乗ってくれる人

中学校であれば

・校務支援の人
・ホームページを作っている人

というような感じ。

なぜこうなってしまったのでしょうか。

その背景には、業務が始まったとき明確な取り決めがトップダウンで降りてこないまま各自治体、各運営機関によって進められたことにあります。

その結果、地域や校種によって業務の認識にズレが生まれてしまったのです。

先に列挙したものは、私が現役の時に実際言われていたことです。
そのため認識の違いを直すのに、結構時間を要した記憶があります。

一人、もしくは自治体単位で直しても、違う自治体に行けばまたルールが変わる。

正直言って仕事がしにくかったです。

ICT支援員が長く勤務するためにも、認識のズレは直す必要があるのです。

先にも書きましたがICT支援員は業務内容が多岐に渡ります。

しかし多岐に渡りすぎるため、先生方がその業務をすべて理解するのは難しいと思いますので、今後、記事でそういった部分を掘り下げていこうと思います。

参考文献はこちらです。


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