【情報基礎】コンピュータの構成を学ぶ
こんにちは。所長です。
情報教育を教える側として、コンピュータ等の情報端末に関する知識を有しておくことは少なからず必要かと思います。
かつて専門学校で情報処理を学んでいますので、今回はコンピュータの基礎知識である、コンピュータの構成についてまとめてみようと思います。
ハードウェア
コンピュータは、ハードウェアとソフトウェアで構成されています。
まずハードウェアは物質的なものであり、以下の5つになります。
・入力装置
マウス、キーボード、タブレットペン、スキャナなどを指す
・出力装置
ディスプレイ、プリンタなどを指す。
・演算装置
計算や判定など、処理を司る。代表としてCPU(中央処理装置)がある。
・記憶装置
処理した内容を記憶したり、ソフト等を記憶したりする部分。
本体内にある主記憶装置(メモリと呼ばれるもの)と、USBメモリのように抜き差しできる補助記憶装置に分けられる。
・制御装置
CPUが司る機能。各装置に処理を支持する機能を持っている。
ソフトウェア
反対にソフトウェアはパッケージで販売されているもので、基本ソフトと応用ソフトに分けられます。
基本ソフトはOS(オペレーティングシステム)と呼ばれるものです。
パソコンはOSが先のハードウェアを制御していますので、OSがないと動きません。
そのため必ずOSが必要となります。
OSには主にWindows、Mac OS、Linux、UNIXがあり、近年はChromeOSもあります。
それぞれのパソコンにどのOSが入っているかによって操作性も大きく変わりますので、複数のOSを操作する場合はそれぞれの特徴を理解する必要があります。
なおスマホではAndroidやiOSがOSにあたります。
応用ソフトは、OS以外のソフトになります。
主にメールソフト、インターネットブラウザソフト、ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどがあります。
その数は多種多様です。
必要なソフトを必要に応じて入れることをインストールといい、すでに購入した時点でインストールされているソフトのことをプリインストールソフトと言います。
なお、ソフト類にはフリーソフト(無料)とシェアウェアソフト(有料)があります。
フリーソフトは無料で使える反面、使える機能が少ない一面があります。
シェアウェアも1週間もしくは30日間は試用期間として無料とし、その後購入するかしないかの判断をすることができますので、試してみて良かったら購入することができます。
まとめ
コンピュータの基本構成についてまとめてみました。
ハードとソフトの両輪があって、コンピュータは成り立っています。
そしてハードソフトともに様々な技術進歩がなされ、現在では社会を支える存在にまで至っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ情報教育指導の参考になさってください。