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Excelの吹き出しに感動!リーダーが届けた小さな思いやり
こんにちは!iCPです。
今日は、とある医療機関のリーダーの行動から、ふと「リーダー素敵だな」と心が動いた瞬間があったのでそれをシェアしたいと思います。
医療機関の医事課のリーダーAさんのお話です。
日々の算定間違いや修正、病名の点検記録をつけている、院内共有Excelシートがあります。それらの情報しか書かないシートなのですが、そこに課員に向けてメッセージが書いてありました。
「点検の漏れが多いです。すごく忙しいと思うけれど、焦らなくて大丈夫。困った時は遠慮なくサポート要請してください。声かけあって助けあっていきましょう!」
というメッセージ。
患者さんへ正しい請求をすることと、課内のスキルアップのために活用しているシートで、基本決められた箇所に必要な情報を入力するだけのもの。
そこにわざわざ、吹き出しコメント入力という一手間をかけて、メンバーへメッセージを書いてくれた。
全員が同じ持ち場ではないため、すぐに顔を合わせてコミュニケーションが取れる環境ではありません。院内メールという手段もありますが、さまざまな情報に埋もれてしまいます。おそらく全員が毎日必ず見るものは?と考えたのでしょう。みんなに伝えたい、という思いが伝わってきました。
そして、この伝え方もいいなと思いました。
何かを指摘する時は、相手を傷つけないか、自分が何か言われたら・・という心理が働き、言えないことやなんだか遠回しに遠慮がちに言ってしまうことはありませんか?
このメッセージは、「点検の漏れが多い」という事実を率直に伝え、「すごく忙しいけれど、焦らなくて大丈夫」という共感と寄り添い、「声を掛け合って助け合っていきましょう!」というポジティブでチームワークを高めていこうという声かけ。そしてそのメッセージにも他のメンバーからコメントがされている。
リーダーのAさんはこれまでにも、メンバー寄り添い、安心感と前向きな元気をくれる、周囲にいい影響を与えるリーダーです。
Aさんのいいところだなと思います。
こういった小さなコミュニケーションがあると、チーム内の変化に気づきやすくなり、お互いを支え合う風土が生まれます。まずは、今日一言、仲間に声を掛けてみませんか?^^