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何を信じているのか

人は何故
人を試したくなるのだろう

と、思います

『舌切りスズメ』の
大きな葛籠と小さな葛籠

その思いと行動に、ヨコシマがないか
の、テスト

『鶴の恩返し』の
決して見てはなりませぬ

疑わない、素直、無垢であること

資格と
資格の保有

生まれ持った「資格」の代表は
『アーサー王物語』の

エクスカリバーが有名かな
と、思います。

王家を継ぐ資格のある者にしか
抜けない剣(つるぎ)

血を受け継ぐ者
の、見定めであり

それを見る者への
宣言

『青髭』は
約束によって知らず試されていた
生死の選択

妻たちは
青髭との約束を守れば

殺されずに済んだだろうか?

『蜘蛛の糸』は
もしかしたら、お釈迦様さえ
自覚していなかった
選択肢

判断を間違えば
地獄に落ちる

イザナミとイザナギの約束は
「お願い」でした

消して振り返らないで


いろいろな選択肢

試験
試練
約束
そして、お願い


選択を間違えてはいけない

という、恐れは
古今東西存在するように思います


選択肢

人は
人からされたことしか学べない

優しくされれば、優しく
冷たくされれば、冷たく

試されたのなら、試す

試されて選択を間違えて
何かの罰を与えられてしまったら

罰を与える人に、なる


どちらが是か非か
とは、少し違う選択

子育てにおける
「どちらが正解だろう」の代表の

叱って育てる

褒めて育てる

そこにはやっぱり
ヨコシマが影響しているように
思います

ヨコシマのない
真っ直ぐな気持ちがあれば

叱っても
褒めても

きっと、正解

ヨコシマとは
誰のために、何のために

叱っているの?
褒めているの?


どんなに嫌な、辛い状況も
あなたの選択

も、よく聞きます

何を選択しても
未来は決まっている、とも


目の前にある現実は

ただの事実

その「ただの」事実に
どんな感情がペアリングされるのか

過去に学習してしまっただけ

先に戻って

選択を間違えると辛い未来がやってくる

何処かで「学習」してしまった
経験・体験があって

紐づいてしまったモノ



辛い事実が目の前にあったとしたら

何故
私の前にその選択肢がきてしまったのか
そして

どこで
選択をまちがってしまったのだろう

の、思いに囚われることがあって
そんな時は

間違ったのだと思いたくなくて
その思いを上書きする為に

他の人たちを「試す」という行動を
「選択」させてしまっているような

もしかしたら
その「試す」という行動は

お前も間違え!
お前も苦しめ!

かもしれなくて
それは

とても、怖いな
と、思いますし

辛いし、悲しいな
とも、思います


選別


人を試すと言う行動は

選別、だよね
とも、思います

魔女狩り
十字軍
キリシタン禁令
蝦夷討伐

歴史を見ると
ダメなこと、って思う

けれど

選択しなければ
望んだ人生は得られない

そこには
間違いなく

選別が、ある


不要なものは
手放さなくては
排除しなくては



目の前にある現実は「選別」されて
残った「未来」

選ばなかった方へ
つい

意識が向いてしまいがちですけれど

自分の選択の
その結果の未来が、今

目の前にある

それに
是非はない

ただ過去の記憶からの感情が
紐づいているだけ
そして

思ったものと違ったら
「新しい」選択がやってくるだけ

思った未来が来たとしたって
選択は続くのだから


いつも


試されている
と、感じてしまうのは


何故だろう


思ったように
感じたように


選択して
ただ進めばいいだけのはずなのに


私は人を


試したいだろうか
試しているのだろうか


案外


「どうせこうなる」


の、思いが「選択」を決めてしまっている気もして


試すことなんかより


実はもっと怖いことかもしれない
と、思う


青髭の妻たちは
青髭との約束を守っていれば

殺されずに済んだだろうか
いいえ

小さな綻びを持つ者は
危うい

青髭はただ
自分の中の「きっとこうなる」を

確かめていただけ
なのかもしれない

もしもそうなら
そうなるまで

何度でも何度でも
妻たちは試されるはずだから

そうなるまで
妻たちが約束を破るまで


人を試す時


試されているのは
自分


何を信じて
選択しているだろうか


何を信じて


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