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独居の独り言:難病と書道のこと

 

書道を好む女性軍団は元気です

 いまから20年以上も前のこと、中学時代に書道を始めたことを思い出し、書道の先生が可能なほど演習することにして、ある書道の協会に入会、「師範科」の2年間の通信教育を受講して、「某協会」の「師範」を取得した。当時は文部大臣認可の書道教育協会であった。
それが第四次資格認定試験の3か月のほど前、脳血栓暑症を受けて右腕がマヒ状態から平衡感覚と書筆の操作が直線を書けなくなり、また条書などでは皆、右寄りに書してしまうのである。まっすぐ書いたつもりが・・・です。 
また右眼の右側が視野狭窄と言われて対面で右前方の姿が視野狭窄症(一生治りませんと医師に宣告された)となり右眼1/4が視野不良となってしまい右側の車などが普通では見えず危険であった。それでも何とか4次試験など突破して師範の認定を受領した。そしてそれ以来全く筆を持つ気になれず書のことを想うと鬱的精神になってしまうのだ。そして3年ほど前、50年連れ添った妻に先立たれて、独居暮らしを始めたのだ。いま、日常生活も小生自身の暮らし向きになって、他人から言われるが、前よりずっと顔色もよく元気さがよくわかると・・・。このことは難病指定ではあるが、日々つつがない毎ペースの生活を続けているのだ。
独居などと言う宿運にもめげず、日々、心地よく過ごせることは感謝、カンシャのなにものでもない。本年元旦に365日、毎日、書の演練を続けるとこど達に宣言、実際、6か月過ぎた。筆遣いはようやく脳梗塞前の筆運になってきたようである
“下手の横好き”であるが後期高齢者の希望として、最後まで書を通じて人文系の多様な学習、研究を続けたいのである。
長女は油彩の画家であるが父の私に孔子の論語からいくつかの条文を拾って半紙程度に書いてほしいと言ってきているのである。地区の自治会員中の数人の代表者の一人に書の指導をしてほしいと言われ高齢者の集まりなので自分も参加することにした。
昔、お嬢さんの集まりです。書などする人にはワルイひといないよ・・と信じて(いる)仲間に入りました。女性が多いので書を月2,3回集まって書錬に励む。終了後はお茶を飲みながら世間話、社会的話題を勝手に話題にして楽しむ、ときにはカラオケ、や土地の名物の食べ物を求めて出かけるとかを希望する女性主体の集まりです。女性軍団は元気印デース・・・
 

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