ロードスターの長距離ドライブが疲れない理由を考えてみた
片道200km、5時間の道のりをロードスターで走ってきました。道のりは、茨城から高速道路を走り、奥多摩を経由して、甲府を目指しました。私は、ロードスターに「オープンだし、楽しい車は疲れる」と、先入観を抱いていましたが、裏切られました。疲れない理由について、考えたことを書いてみます。
車体の揺れ方が、前後で均等(前後重量配分が50:50)
ロードスターは、段差を乗り越えた時の車の揺れ方が、前後で均等な感覚があります。この良さは、体がシートから離れないこと、頭が前後に揺られないこと。悪い例は、例えば、前だけ揺れていたら頭も揺れ、真っ直ぐにするために力を使っているはずです。
もう一例挙げると、BMW 3シリーズも疲れにくい。そう、この車も、前後重量配分が50:50です。
つまり、疲れにくさは、車の前後の揺れ方が均一(フラット)であることが最重要。その次に、静かさなど他の項目が続いていく。
ロードスターなら全てが手に入る?
「ロードスターは、峠道などの小回りが利くシーンが得意で、長距離には厳しい」は、誤り。ロードスターは、峠道などの小回りが利くシーンだけでなく、高速道路でも、長時間のドライブでも、フラットドライブが故に疲れにくい車。しかも、たった3秒でオープンドライブを楽しめる。長距離での燃費は、20km/Lも走る。
サーキットに持ち込めば、その運動性能を活かして、ジムカーナなどの競技をすぐに楽しめる。小型軽量のため、全体的に損耗が少ない。タイヤは、15インチから選べるため、タイヤ価格が安い。
まとめ
ロードスターの評価がガラッと変わった長距離ドライブでした。細かいことを言うと、ロードスターの中でも990Sは、サスペンションが柔らか過ぎます。これにより、100km/h以上では安心感が無いです。競技のことを考えると、NR-Aや、Sスペシャルパッケージが欲しくなってきます。
余談
ガソリンタンク 3/4で出発して、帰りは家まで辿り着けませんでした。写真は、家まで残り20km地点のガソリンスタンド。この時、残りの走行可能距離は13kmでギリギリでした。危ない危ない。