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8年目のオーブンレンジ選び:温めムラを解消しつつデザインも妥協したくない

 我が家のオーブンレンジが、エラーで止まることが増えてきました。2016年に購入し8年経ち、そろそろ替え時です。調べる程沼にハマっていったので、考えをまとめます。結論は、定番モデルです。

我が家の使い方

 まず、我が家の使い方は、主はレンジ機能、たまにオーブンレンジのオーブンを使用します。レンジ機能は、例えば、残り物を温め、冷凍ご飯の解凍、冷凍挽肉の解凍に使います。

 基本的には、オーブンは、手軽なデロンギのコンベクションオーブンでこなします。夕食時は、レンジ機能で温めながら、隣でグラタン作ったりするので、電子レンジとオーブンが別れているのは正解でした。

オーブンレンジの用途は、低温の発酵と、大型の鍋を入れる場合

 発酵は、オーブンレンジの発酵モードを使っています。デロンギの設定温度は、100℃以上のため、40℃前後は設定できません。

 次に、STABを丸ごと蓋をしてオーブンしたい時に、デロンギには入りません。例えば、スペイン風炊き込みご飯を作る時とかです。年に10回程度でしょうか。

 我が家の機種は、東芝のER-ND7(当時は2.5万円程度)です。一応、赤外線センサモデルですが、温めムラが気になります。それを気にして、解凍モードや、低出力で長くすると、多少マシになりますが、今度は温め時間が長くなり、他のことができません。何度も動かしては、様子を見て付け足しするのが面倒です。

 デザインは、The日本の家電。次は、黒色でかっこいいレンジにしたい。

 まとめると、基本は電子レンジの温めムラが少ないモデルが欲しい。ただ、たまにオーブンを使う場合があるので、低温と、200℃が、一応ついていてほしい。デザインは、新居に引っ越して他の家電も黒くしているので、黒でかっこいいのが良い。

候補にあがったのは、Panasonicのミドルモデルと、新規参入の象印

 候補は、次の4機種です。

  1. Panasonic 赤外線センサ非搭載の型落ちモデル NE-MS4B-K 29900円

  2. Panasonic 赤外線センサ搭載の下位モデル NE-MS4C-K 40500円

  3. Panasonic 赤外線センサ搭載の中位モデル NE-BS5C-K 60000円

  4. 象印 赤外線センサ搭載 ES-GW26 40000円

 No.3を選べば、間違いなく幸せになれますが、高い。No.2ではなく、No.3にしたい理由は、UIです。バックライトが無く見辛いそうです。その点、No.4の象印は、No.2と同じことができて、バックライトありで優れたUIとデザインです。象印は、2022年の新規参入で実績が少ない。東芝を選んで、僅か8年で壊れたことを考えると、信頼性のあるPanasonicを一度使ってみたい。

 候補以外にも、オーブンを捨てて、単機能レンジで、SHARP RE-TD184 23000円があります。単機能にしては高いですが、温めムラの少なさが好評です。

悩ましい、NE-MS4C-Kが無難と分かっているのですが…

最後に選んだのは、赤外線センサですらない、型落ちPanasonic 29000円

 私の使い方を振り返ると、「自動」機能をほとんど使ってない(信用していない)。「飲み物」コースは使うが、出力を抑えてゆっくり温めたいから使っているだけで、途中で止めてしまう。

 オーブンレンジ(3〜4万円辺り)のセンサは、止めるタイミングを測っているだけでは?となると、自分で時間設定して止めるなら、センサ性能は妥協できると考えて、型落ちのPanasonicにしました。

 オーブンレンジ(5万円以上)になると、スイング式赤外線センサや、64眼が、複数同時温めのために付いてきます。あとは、自動調理中に常に温度を監視して、吹きこぼれしないように出力を抑えてくれる。

 私は、単品温めに加え、「自動」機能を使わないので、緊急時に安全のため止めてほしい以外には、センサにこだわる必要が無さそうです。

 これは、蒸気センサなので、ラップした途端に測れませんね。。。

レビュー:温めムラが少ない。表記通りの加熱時間で、しっかり温まる

  • 温めムラが、ほとんど無い。

    • 肉まん1つを30秒加熱で、しっかりと全体が程よく温まる。今まで使っていた電子レンジでは、温まり方にムラがあり、表面に一部硬い部分が残っていた。

    • ハンバーグの温め直し。こちらも、温めムラが少ない。

    • 冷凍ご飯の解凍と温め、3分30秒でしっかりと解凍できた。

    • 冷凍鮭の解凍は、重さを指定し、標準設定でスタート。こちらも、短時間で解凍できた。やり直し無し。

  • 操作性は、バックライトが点灯し見やすく、ダイヤルのクリック感は可もなく不可も無く、普通。

    • 少し手順が多い。①レンジを選ぶ②スタートを押す③時間を設定する④スタートを押す。以前は、①レンジを選ぶ②時間を設定する③スタートを押すの3ステップだった。

  • 音は、動作時は普通。動作後にクーリングのためにファンが回っている時間が長い。慣れない内は、気になる音です。

    • 蒸気センサで庫内温度を計測し、間接的に食品の温度を測るため、庫内を常温に戻しておかないと温度を高めに計測してしまう恐れがあるのかな?と思います。だから、ファンで冷却している。扉を開けて、早めに温度が下がるようにしています。

    • 例えば、連続して温め続け、庫内温度を上げた状態で自動機能を使うと、早めに終了してしまうのかなと予想できます。連続して使う場合は、熱めに設定するか、そもそも時間設定すればセンサ影響は少なくできるかなと思います。

    • 他には、吹きこぼれ防止の場合は、早めに出力が抑えられるので、吹きこぼれる方向にはいかず、多少温め時間が長くなる程度でしょうか。

 オーブン機能は、未使用ですが、今のところ電子レンジ機能は、満足です。センサ性能は、上位機種に比べると劣っていますが、出力部分は東芝の昔の機種に比べて、優れていますね。

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Ichiro | ソフトウェアエンジニア
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