#23 あなたと私は兄弟なんですよ!
親神様は「人間が陽気ぐらしをするのを見て共に楽しみたい」と思召されて人間をつくられました。
なので、我々は、陽気ぐらしをすることを日々目指していると思います。
陽気ぐらしを実現していくにあたって、順序があるのではないかと思います。
『諭達第三号』の中に、
とあります。
真柱様は、「神人和楽の陽気世界」つまり、「陽気ぐらし」の実現を目指すうえで、
① 世の人々が元の親を知り、
② 一れつ兄弟姉妹の真実に目覚めて、
③ 互いに睦み合い、たすけ合う
ことで「神人和楽の陽気世界」を実現するとおっしゃられています。
この3段階の中で、②の「一れつ兄弟姉妹の真実に目覚める」ことが、お道の中で一番足りていないと感じます。
①の「世の人々が元の親を知る」は、親神様、教祖が親であることが信仰の大前提になっており、それの心をもっておつとめなどをしていると思います。
③の「互いに睦み合い、たすけ合う」は、なにをするにしても「たすけ合い」「一手一つ」と掲げらるので、意識することが多いのではないでしょうか。
①③に比べて、②の「一れつ兄弟姉妹の真実に目覚める」は、普段の生活の中で、あまり意識してないのではと思います。
しかし、本当に助け合うには、一列兄弟の自覚があったうえで助け合うことが必要であるし、一列兄弟の自覚をもって人と関わるのと、そうでないのでは、接し方も違ってくると思います。
おさしづにも、
と、兄弟の理が治まれば、安心の理が治まると諭されています。
まずは、信仰している我々から一れつ兄弟姉妹の真実を治めて、関わっていけたらと思います。
本部神殿でお会いした時は、挨拶し合えたらいいですよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。