一天理教信仰者の独り言

一人の天理教信仰者の独り言です。 日々の学び、アウトプットを止めないために、疑問を思案する形で綴ってます。 様々な知識からの思案に取り組みます。

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#0 このnoteについて

こんにちは、一天理教信仰者の独り言です。 このnoteは、日々の学び、アウトプットを止めないために活用するものです。なので、「独り言」としてあります。 信仰生活での疑問を思案する形で綴ってます。 天理教の知識だけでなく、様々な知識から自分なりの思案をしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。

    • #12 貧に落ち切るひながたと、命を奮い立たせる生き方

      教祖のひながたの中で、貧に落ち切られたひなかたは、とても大きな意味をもっていると考えます。 私のnoteでも、貧に落ち切ることについて取り上げました。 そして、今回は、貧に落ち切ることと、命を奮い立たせる生き方について考えていきたいと思います。 1.貧に落ち切るひながた 教祖は月日のやしろとなられてから、一番はじめに、ものを施し、貧に落ち切られる道を歩まれました。 この貧に落ちきられた理由として、 一列人間を救けたいとの親心から、自ら歩んで救かる道のひながたを示し、

      • #11 おつとめの前提は、親神様に心を向けること

        天理教信仰者にとって、おつとめは、欠かせないものだと思います。 そのおつとめの中でも、一番つとめるのは、朝夕のおつとめではないかと思います。 今回は朝夕のおつとめについて考えていきたいと思います。 1.朝夕のおつとめ おつとめには、二つに分けられると考えられます。 『天理教事典』によると、 つとめは、大きく二つに分けられる。一つは、親神がこの世に現れた目的の一つである「たすけ」(救済)を実現するために教えられたつとめである。これにもいくつか種類があるが、その中で最も

        • #10 この道は急いて急かん道

          現代は、テクノロジーの進化によって、時代の変わるスピードが加速的に早くなっています。 その中で、今の世の中は、常に変化に対応するために、スピードが求められています。 それは、これからもっと激しくなると考えられます。 「おさしづ」では「急くでない」という意味のお言葉が多いと高野友治氏は述べられています。 そこで今回は、「急いて急かん道」ということについて考えていきます。   1.急いて急かん道 高野友治氏は、「おさしづ」読後感(天理教学研究創刊号)で、身上の伺いに対す

        • 固定された記事

          #9 真柱様のお声に心を寄せるために、今、できること

          昨日(1月16日)は、真柱、中山善司様のお誕生日でありました。 余談ですが、毎年、真柱様のお誕生日の炊事本部の昼食は、真柱様の好物のエビフライが出てきます。 真柱様のお誕生日もありましたので、今回は真柱について考えてみたいと思います。 1.真柱とは 真柱とは、どういうものでしょうか。 『天理教事典』第三版によると、  このたびハうちをふさめるしんばしら  はやくいれたい水をすまして (おふでさき3号56) と述べられている。「うちをふさめる(治める)しんばしら」とい

          #9 真柱様のお声に心を寄せるために、今、できること

          #8 親孝行は、親不孝に気づくことから始まる

          「親孝行をしなさい」 「親孝行したい時には親はなし」 非常によく聞く言葉ですが、具体的に親孝行とは、どのようなものでしょうか。 また、どうすれば、親孝行できるのでしょうか。 今回は親孝行について考えていきたいと思います。 1.親孝行とは何か 親孝行とは、何でしょうか。 Wikipediaでは、 孝とは、儒教における伝統的徳目と一つで子供が自身の親を敬い支えるべしと説く道徳的概念である。              Wikipediaより とあります。 また、『

          #8 親孝行は、親不孝に気づくことから始まる

          #7 陽気ぐらしの手前の目標を定めることが大切

          天理教は、何を目指しているかと聞かれたら、「陽気ぐらしを目指している」と答えるのではないでしょうか。 しかし、陽気ぐらしとは具体的にどのようなものなのかを答えれる人は、あまりいないのではないでしょうか。 今回は、陽気ぐらしを目指すためには、陽気ぐらしの前の目標をしっかりと定めることが大切ではないか、ということを考えていきたいと思います。 1.一番の動機とそのための行動キングコングの西野亮廣さんが書かれているブログの中で、西野さんの働く一番の動機について、 「世界を面白

          #7 陽気ぐらしの手前の目標を定めることが大切

          #6そだてるには、自分が育つ努力がいる

          前回の記事で、「天理教が伸びるためには、人を育てることが大切」ということについて、考えました。 人を育てるのは、大変難しいことだと思います。 では、人を育てるポイントは何でしょうか? 今回は、人を育てるには、自分が育つ努力が大切ということについて考えていきたいと思います。 1.自分が育つ 人を育てるためには、自分が育つ努力が必要ではないかと考えます。 日本にコーチングを広められた鈴木義幸さんは、『新コーチングが人を活かす』の中で、コーチングの達人に向けてのスキルとし

          #6そだてるには、自分が育つ努力がいる

          #5 天理教が伸びるには、人を育てることが重要

          天理教の方針として、「道の後継者を育てよう」ということが、長い間言われています。 そのことは非常に重要だと私も思います。 今回は、なぜ「道の後継者を育てること」が重要なのかについて考えていきたいと思います。 1.お道が伝わるとは お道が伝わるとは、どのような流れになっているのでしょうか。 天理教は、天保9年(1838)に教祖中山みき様が「月日のやしろ」になられたところから始まりました。 その後、教祖は、困っている人に物を施されたり、をびや許しによって、人々のお産をた

          #5 天理教が伸びるには、人を育てることが重要

          #4 「理を振る」とは、親神様の心になること

          信仰生活の中で一番信仰実践としておこなうものは、おつとめではないかと思います。 おつとめの中には、おてふりという要素があります。 教祖は、おてふりについて「理を振るのや」と仰せられました。 今回は、「理を振る」について考えていきたいと思います。 1.おてふりの史実 おつとめは、教祖が慶応2年に「あしきはらい」(第1節)のつとめの歌と手振りを教えられました。 次に、翌慶応3年に十二下りの歌を作られました。 そして、十二下りのお歌ができた時に、節と手振りを教えられた時

          #4 「理を振る」とは、親神様の心になること

          #3 制約が信仰心を培う

          信仰心は、一朝一夕に培われるものではないと思います。(私自身もなかなか培われていません……) では、どうしたら信仰心は培われるのでしょうか。 今回は、信仰心を培うことと、制約について考えていきたいと思います。 1.貧に落ちきるひながた 教祖の50年のひながたにおいて、教祖は、まずはじめに貧の底に落ちきられました。 そのことについて『教祖伝』には、 月日のやしろとなられた教祖は、親神の思召のまにまに、 「貧に落ち切れ。」 と、急き込まれると共に、嫁入りの時の荷物を初め

          #3 制約が信仰心を培う

          #2 信仰者は庭師である!?

          天理教には、「まいたる種はみははえる」という教えがあります。 よく使われる教えなので、聞いたことがあるのではないかと思います。 また、面白い話を聞いたので、それをもとに「まいたる種はみははえる」について考えていきたいと思います。 1.まいたる種はみなはえる 「まいたる種はみははえる」という教えを伝える時に例えとして、 人参の種を撒けば人参がはえてくる。 ピーマンの種を撒けばピーマンがはえてくる。 人参の種を撒いて、ピーマンがはえてくることはない。 というようなことが

          #2 信仰者は庭師である!?

          #1 心定めに習慣化は有効か?

          明けましておめでとうございます。 新年といえば、今年の心定めを毎年決める人も多いのではないかと思います。 今年の心定めを一年間継続するのはなかなか難しいですよね。 よく目標達成のためには習慣化すればいいという話も聞いたことがあるかもしれません。 でも、心定めに対する習慣化ってのは聞いたことがないのではないかと思います。 心定めに習慣化は有効なのでしょうか? そこを少し考えていきます。 1.心定め定めとは何か心定めって、よく聞く言葉であり、よく使う言葉かもしれません。

          #1 心定めに習慣化は有効か?