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2024年ドイツ研修旅行 2 フランクフルト

Heart Of Sunrise~燃える朝焼け~

予定より30分遅れでフランクフルト空港到着。
飛行時間は13時間也。深夜にシンガポールを出て早朝にドイツに着くので体内時計は狂わないのが今回のルートの良いところです。

空港から電車でフランクフルト中央駅へ。
フランクフルト中央駅

宿に荷物を置いたら駅で朝食を摂ります。
駅構内を内して生徒さん達は各自で気になる食べ物を買います。

買い物は基本的に手伝いません。英語やドイツ語がわからないならわからないなりに、わかっても語彙がないならそれなりに自分の意思を店員に伝えるという経験からコミュニケーション能力を高めていただきたいと考えています。
音楽はコミュニケーションでもあるからです。

各自で食べたい物を持ち寄って構内のフードコートのテーブルでドイツ最初の食事をします。一同、「パンが美味いなぁ!」。

信号も面白いです。

一息ついたところで街を案内します。中央駅からまっすぐ伸びるカイザー通りを歩いて街の中心部へ向かいます。気候は予想よりは寒くはなかったのですが、半袖では寒いくらいです。

旧市役所のあるレーマー広場
大聖堂が見えます。地下にはローマ時代の大浴場の遺跡があります。

今回同行する生徒さんは4回目、2回目、初めてのドイツ滞在です。
初めての人がいるのでフランクフルト市街の定番の場所を案内しました。

市場2階のワインが飲めるテラス

屋内市場がお気に入りで、地元の人たちの生活を知ることができるので研修旅行では必ず訪れるのですが、この市場のテラスに座ってワインを飲むと初日にして既に1カ月いる気分になります。初めてここに来る生徒さん以外は同様に「帰ってきた」感があるそうです。私は何回目だろうか考えてみました。ドイツには2002年から年平均2回来ているから40回くらいでしょうか。
街の変化は緩やかで、全く変わらない部分もあって、それが安心感を与えるのかも知れません。刺激的ではないけど、落ち着いた良い街だと思います。

時間があるのでマイン川の対岸の地区ザクセンハウゼンも歩きました。
フランクフルトはフランク人の、ザクセンハウゼンはザクセン人の街という意味です。ザクセンハウゼンは旧市街然とした街並みが御伽噺のような「ドイツらしさ」を感じさせてくれます。

建物は1階が一番面積が狭いのですが、これは住宅の税金が建物1階の面積で決まっていて、節税対策として1階部分を狭くしたからです。
名物の「唾吐きおばさん」像

私達の研修旅行では食事をとても大切にしています。食事は各文化の歴史や特徴が凝縮されているからです。また、気軽な屋台からドレスアップして行くようなレストランまで体験することで、食べ物だけでなく店員の所作やテーブルマナーなど、それぞれの違いを学習する機会と考えています。

フランクフルト最初の晩餐は20年以上贔屓にしているイタリアンレストランにしました。これまでに研修旅行に参加した生徒さんと講師全員が訪れたことのある店です。
長時間のフライトと1日中街歩きをしたので、皆さんよく食べて、食後は熟睡できたそうです。

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