早朝の電車でベルリンへ移動。 2回目、4回目の研修旅行参加となる生徒さんがいるのえ、今回は最終訪問地ベルリンに1週間滞在することにしました。 首都でありながら、ベルリンは第2次大戦後から1990年まで日本を含む西側諸国とは違った歴史を歩んできました。私達が知る60年代から80年代を通っていない街です。東西ドイツ統一後には新天地を求めて世界中から多くの人が移り住んできたため、例えばフランクフルトと比べるとドイツ的な部分は薄く、国際都市の様相を呈しています。言語も場所によっては
ハンブルク滞在最終日は地元の音楽教室でのセッションが予定されていたのですが、都合により中止になって空き時間ができました。ちょうど火曜日だったので毎週火曜日と金曜日に開催される欧州で一番長さが長い野外マーケット「イーゼマルクト」でブランチをとることにしました。ここも長年研修旅行の際には訪れている場所です。 色とりどりの野菜や果物が並び、雑貨や服も売っています。 食べたい物を各自で買って食事することにしました。私は贔屓にしているパニーニのお店で食べることにしました。 地元の
ハンブルク滞在2日目はハンブルクと同じくハンザ同盟の街ブレーメンを訪れました。過去に訪れたことのある高校生の生徒さんはハンブルクに残って別行動です。 ブレーメン中央駅から旧市街へ向かいます。途中の橋から見える風景が素敵です。 ブレーメンは北ドイツでのアコースティックギターショウのために一時期よく訪れていた街なので懐かしくもあります。 ブレーメンは同じハンザ同盟の街リューベックがかなりスウェーデン風の街並みなのに対し、内陸にあるからか中世ドイツ然とした街並みです。 ブレー
Guitar Summit3日目は参加せずに早朝移動でハンブルクへ。 ドイツでも地域ごとにミュージックシーンの違いがあるのですが、その中でもハンブルクはロック・ポップミュージックの歴史において重要な場所として今でも分厚いシーンがあります。歴史において重要である理由はビートルズの初期の活動拠点がハンブルクだったからです。初期の曲は英語版とドイツ語版が存在するほどです。 ビートルズだけでなく、英米の多くのバンドがハンブルクを訪れていました。当時は冷戦下だったので東ヨーロッパで
ギターサミット2日目。 土曜日は朝から旧市役所がある広場で市が開かれるので見学に行きます。 季節の野菜や果物が並び、地元の人たちが買い物をしています。日本では見ない色や形の物があって興味深いです。食べてみたい物があれば生徒さん達は買うようにしています。 午後からギターサミットへ。土曜日なので一般来場者(業界人ではない人たち)の数がどっと増えて大賑わいです。デモ演奏やミニコンサートもあちらこちらで行われています。 前日に続いて生徒さんと楽器を見て、試してまわります。 ド
今回の研修旅行のメインイベントの1つがマンハイムで開催される欧州最大のギターショウ、Guitar Summitです。私は2017年の第1回から欠かさず参加しています。 ギターサミットは楽器メーカーの製品展示とそれらの販売や試奏、ミュージシャンによるクリニック、コンサートが行われるイベントです。 ドイツ国内だけでなく、近隣諸国、私達のように遠く離れたアジア諸国からも来場者があります。 写真を見ていただいた方が雰囲気がわかりやすいので写真を中心にレポートします。 全世界同
ドイツ滞在2日目は3日目からのギターショウ、Guitar Summitに備えてマンハイムへ移動します。マンハイムは隣に工業都市シュトゥットガルトと古城と城下町がある観光地ハイデルベルクがあります。早朝にフランクフルトを出てハイデルベルクへ移動、のはずが乱れに乱れたダイヤで、朝のフランクフルト中央駅は大混乱。構内放送やネット情報でスーツケースを引きずった人たちが駅の中を右往左往する様はまさに民族大移動。 予定より2時間遅れでハイデルベルグに到着しました。 石畳の道とはるか向
予定より30分遅れでフランクフルト空港到着。 飛行時間は13時間也。深夜にシンガポールを出て早朝にドイツに着くので体内時計は狂わないのが今回のルートの良いところです。 宿に荷物を置いたら駅で朝食を摂ります。 駅構内を内して生徒さん達は各自で気になる食べ物を買います。 買い物は基本的に手伝いません。英語やドイツ語がわからないならわからないなりに、わかっても語彙がないならそれなりに自分の意思を店員に伝えるという経験からコミュニケーション能力を高めていただきたいと考えています。
当校では年に1-2回の海外研修旅行を企画しています。 訪れる国は回によって異なりますが、ドイツを主に、ヨーロッパの国々です。 今回は小学6年生、中学1年生、高校1年生の生徒さん達とドイツと経由地のシンガポールを訪れます。 まずはシンガポールまで6時間のフライトです。生徒さん達は海外渡航歴はありますが、シンガポールは初めてなのでワクワクしている様子がうかがえます。 私は子供の頃に訪れていて馴染みのある国ですが、最後に訪れたのは8年か9年前なので久しぶりです。 16時に到着し
AGS主宰の村山です。 台風10号の影響で開催が危ぶまれましたが、8月31日に今年の発表会を無事終えることができました。 毎年、発表会が終わると私の夏が終わるのですが、何回も出演されている生徒さんやそのご家族、バックバンドを務めるサポートミュージシャンの皆さんも同じ気持ちになるようで、ありがたくも関係者の皆さんにとっては夏の一大イベントになっているようです。 残務処理や出演された生徒さんへの短評をまとめている間に2週間も経ってしまいましたが、こうやって記事を書いていても出演
アンフォルメルギタースクールの発表会では、バンドアンサンブルで出演する生徒さんは事前に1時間程度のスタジオリハーサルの機会を設けています。 当校の発表会サポートをお願いしているバックバンドのメンバーであれば高難度の曲でなければ、本番当日のサウンドチェック時の簡易な確認や、ぶっつけ本番もできなくはないのですが、普段バンドで演奏していない生徒さんがバンドアンサンブルを体験する機会としてアンサンブル練習の時間を設けることにこだわっています。 原曲音源やカラオケ音源に合わせて練習す
アンフォルメルギタースクールでは毎年8月の最終土曜もしくは日曜に発表会を開催しています。出演するのは生徒さん全員ではなく、希望者ですが、出演されない生徒さんも観覧に来ています。できるだけ多くの方に観にきていただきたいのと、出演者の家族が観覧に来られる場合に入場料や有料チケットが必要だとハードルが高くなってしまうので入場無料での開催を続けています。 音楽や楽器演奏との関わり方は人それぞれですが、人前で演奏する機会があると大きく上達できるのは明らかです。スポーツや舞台芸術の世界
備忘録も兼ねてのんびり連載してきたスイス・モントルーでのギター合宿記ですが、今回が最終回です。 最終日は昼過ぎでレッスンが終わり、この週末に開催されるモントルー・インターナショナルギターショウに参加しました。ここでも様々なワークショップやコンサートが開かれていました。 いつものように坂道を下ってレッスン会場へ。 今日が5日間のレッスンの総決算です。とはいえ、習ってすぐに使えるものなど何もなく、これから自力で消化して自分の血肉にしていかなければなりません。 新しいスタートです
レッスン4日目は夕方からパーティーに招かれました。 この週末にモントルー・インターナショナル・ギターショウが開催され、その主催者が関係者向けに開いたパーティーです。 ギターショウの会場はQueenのスタジオがあったカジノ・バレリーです。 レッスン後にここに集まり、イベントに協賛している自動車メーカーから提供された車に分乗してパーティー会場へ向かいます。 パーティー会場は丘の上にあるワイナリーでした。レマン湖周辺は葡萄畑が広がっていてワインの生産が盛んです。日本にはあまり輸
夜にコンサートを観た翌日の夜も再びローザンヌへ行きました。 今度はジャムセッションを見学します。私達も参加するつもりでギターを持っていきます。 まずは腹ごしらえ。この日の夕食はピザでした。 ジャムセッションは20時からで、会場は昨夜と同じクラブです。 まず驚いたのは人の数! ジャムセッションのイベントは日本だと会場が人混みになるほど人が集まることはまずないです。また、基本的に会場内にいる人は演奏者・出演者であることが多いのですが、ここでは違うようで、ジャムセッションを観
この合宿ではレッスンの一部としてコンサートとクラブでのジャムセッションに行きました。会場はどちらもローザンヌにあるクラブです。 レッスンが終わってから電車でローザンヌへ向かいます。 早めの夕食は地元出身の講師が卒業した音楽専門学校の食堂でとりました。 学校の中も見学しました。吹き抜けになっている建物の1階にはステージがあり、ここでもコンサートが開かれています。 コンサートの開場時刻まで歓談。もうすっかり打ち解けました。 この日のコンサートはGretchen Parla