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プロ初ホームラン(8月27日~29日/横浜vs阪神●●)

(写真は5/11のもの)


8月27日 横浜vs阪神(横浜スタジアム) 10-4/●


 先週末の時点では、この横浜戦はビーズリー投手、村上投手、才木投手が先発起用される見込みという報道だった。

 しかし月曜日に発表された予告先発は伊藤将司投手。
 ビーズリー投手に何かあったのではないかという心配もあるし、伊藤投手は24日の広島戦でもリリーフとして1イニングを投げているため、中2日での登板である。ブルペンデーという扱いなのだろうけど、伊藤投手の他に複数イニングを投げられそうな投手は富田投手と岡留投手の2人しかいないこと、けれど富田投手は最近好調で登板回数も増えているので、ロングをやらせるのだろうか、、など疑問は色々とあった。
 そして火曜日の公示をみると、ビーズリー投手は抹消(登板回避は発熱のためと報道もあった)、そして島本投手が久しぶりに1軍合流となることがわかった。島本投手は好きな投手なので嬉しいけれど、このタイミングでは長いイニングを投げられる人があがると思っていたので意外だった。

 素人なりにいろいろと意図を考えてみるけれど、監督の意図はよくわからないなという気持ちのまま、いつものように仕事帰りに中継を追いはじめる。

 1回表、1番近本選手のヒット&中野選手のバントに森下選手のタイムリーで先制。「いいとき」のやつだという気持ちで盛り上がる。
 しかし1回裏、2番蛯名選手、4番オースティン選手に対して四球をだし、さらに5番牧選手の内野安打で2アウト満塁。そして宮﨑選手のタイムリーで2-1と勝ち越された。

 2回表、先頭の島田選手が四球を選び、梅野選手のタイムリーで2-2の同点に。
 そして3回裏、蛯名選手、オースティン選手がヒットで出塁し、宮﨑選手のタイムリーで3-2と再び勝ち越される。ヒットと四球という違いがあるけれど、まるで1回裏のリプレイのようだった。さらに続く山本捕手の打席で2球目がバウンドし2塁走者が本塁に到達して4-2と引き離された。

 4回裏から好調の富田投手へ。5回表も続投かと思いきや1アウトをとったところで岡留投手にスイッチ。
 こういう継投は左右の兼ね合いなんだろうけれど、今日は裏目にでたのか、みるまに2アウト1、2塁のピンチを迎え、山本捕手のタイムリーで5-2。

 7回表、横浜はウィック投手へ交代。立ち上がり乱調でストライクが入らず、2者連続の四球、さらに中野選手がヒットを打ってのノーアウト満塁で打席には森下選手が立った。
 ここで横浜は投手交代、マウンド上のウィック投手は抵抗するような仕草を見せるも三浦監督が珍しく厳しい表情で投手をマウンドから下ろしたのが印象的だった。
 交代した坂本投手の冒頭で1点追加、犠牲フライでさらに1点と計2点を追加して5-4。

 この1点差を守り、さらなる攻撃へとつなげるために、7回裏は石井投手が送られた。直近では23日と25日に登板しているが、25日はノーアウト1、2塁のピンチを作ったところで桐敷投手にスイッチしている。おそらく挽回チャンスとしての起用もあるのだと思うが、先頭オースティン選手にフェンス直撃の2塁打を打たれじりじりとピンチが広がり3失点。島本投手に交代して3アウト目をとったけれど、石井投手はここまで好調が続いていただけに、ここ2試合の流れを引きずらないかが心配になってしまった。

 8回裏は漆原投手。ここでも長打を打たれて2失点の10-4。

 今年は特に僅差の試合が多く投手陣に負担をかけてきた。だからこそ、今日の負け方は堪える負けだった。

阪神:伊藤将/富田、岡留、石井、島本、漆原-梅野、長坂
横浜:大貫/ウイック、坂本、佐々木、ウェンデルケン、伊勢-山本



8月28日 横浜vs阪神 3-2/●


 今週末の金曜日(30日)は甲子園に試合を見に行く予定だった。今年唯一持っていた甲子園のチケットだったので、約半年楽しみにし続けてきたイベントだったのだけど、台風10号の予報が徐々に30日に関西に影響を与えるようなものへと変化していき、この日の朝になって、新幹線の運休の可能性もあるというニュースを見て、関西行き自体をキャンセルすることにした。

 そんなわけでこの日はとても凹んでいた。

 せめて試合には勝てるといいなと思っていたし、退勤のタイミングで先制をしているのをみて、今日はいけるんじゃないかと思った。
 3回裏に2-1と勝ち越されての6回表。
 今日スタメン起用されていた井上選手がパカンと大きな放物線を描くホームランを打った。しかもプロ初ホームランだ。

 6回裏にオースティン選手のホームランで再び勝ち越され、そのまま試合は終了した。

 振り返ってみればタイトな投手戦だったし、先発村上投手も調子はよいように見えた。ただ好調なオースティン選手が少しの隙を逃さず長打につなげたということだろうか。

 これで4位横浜とは1.5ゲーム差まで詰められた。
 シーズン序盤と違って、この時期の敗戦は1試合ずつが堪える。ただ今日は井上選手のプロ初があったし、島本選手、桐敷投手は無失点に抑えてくれたのでポジティブな要素もあったといえると思う。

 天気予報からすると、明日の横浜スタジアムはおそらく雨天中止になるだろう。さらに週末の甲子園も台風の影響を受けるとしたらかなり間が空いてしまうのだろうか。

阪神:村上/島本、桐敷-坂本
横浜:東/ウェンデルケン、森原-山本

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