台風と希望のホームラン(8月30日〜9月1日/阪神vs巨人✖️○●)
(写真は8/2のもの)
8月30日 阪神vs巨人(甲子園) 中止/✖️
この日の試合は台風10号の影響で中止となった。今年唯一持っていた甲子園のチケットがこの日のものだったので中止は残念だけど、台風の影響ということで交通費もホテルも全額返ってきたのはせめてもの救いだった。
それでも、せめて年に1度くらいはホームゲームを見たいので振替試合のチケットを取れるといいなと思っています。
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8月31日 阪神vs巨人(甲子園) 4-2/○
初回、2〜6番にヒットを打たれ32球で2失点。良いとはいえない立ち上がりだけれど、才木投手は毎回しっかり立て直す人なので、とにかく点が取れればと思いながら見守る。
相手方の戸郷投手も今日はひときわ調子が良い。全然、付け入る隙がないなあと思いながらみていた。
才木投手も3回あたりには、帆に風を受けたかのような力強さが戻ってきた。
そうして0-2で迎えた6回の裏。
2アウト走者なしの場面で森下選手が出塁した。続く大山選手が背中のあたりに死球を受けて2アウト1、2塁。
この好機をなんとしても掴んでほしい、できれば、とファンも選手もみんな頭によぎっただろう瞬間、佐藤輝明選手がホームランを打ってそれを現実のものとした。3-2で逆転だ。
しかしこんなチャンスはなかなかやってこない。だから今しかないという勢いで続く前川選手がヒットを打つ。1塁。そして梅野選手もヒットを打つ。また2アウト1、2塁だ。そして8番、木浪選手のタイムリーで4-2。
たまらず巨人も投手交代を告げる。今日ほぼ完璧に近かった戸郷選手がマウンドを降りた。
この日は、大阪で会う予定だった友人(阪神ファン)と20時からオンラインでしゃべろうという約束をしていて、このあたりからお互いに試合を見つつ雑談をしていた。
7回表は石井投手。8/25の広島戦、そして8/27の横浜戦でそれぞれ3失点していたけれど、調子が悪いというわけではないだろうと思っていた。打たれたのには相性もあるだろうし、何より石井投手は「自信」が大事なタイプという印象がある。
だからこの日、先頭に四球を出し、2アウト1、2塁のピンチを迎えるも、最後は4番の岡本選手をフライに打ち取ってこの回0に抑えられたのはきっと復調のきっかけになるだろうと思った。
8回は桐敷投手。セリーグ登板数第1位の左腕は今日も3者凡退で抑えてみせる。
そして9回は岩崎投手。2番手、代打で打席に立った長野選手に出塁を許すも、続く丸選手(岩崎投手にとってはあまり相性のよくない相手であるところの)相手に、3球連続でほぼ同じアウトコースのスライダーで誘い、結果はダブルプレーで3アウト、試合終了となった。
この日のヒーローインタビューは11勝目の才木投手と、佐藤選手、木浪選手。
才木投手は何度も「今日は野手の皆さんに勝たせてもらった」と言っていたけれど、今シーズンは才木投手が勝たせてくれた試合もたくさんあって、だからほんとチームは助け合いなんだなと思ったりしました。
勝利の舞台裏映像には、岩崎投手のブルペンからリリーフカーに乗ってマウンドへと向かう様子がいつもよりたっぷり収録されていた。
スパイクでコンクリを歩く時の特徴的な足音、リリーフカーに乗り込む際の「慣れた」様子。この緊張が岩崎投手の「職場」なのだなと思う映像だった。
阪神:才木/石井、桐敷、岩崎-梅野
巨人:戸郷/高梨、井上、泉-大城卓
9月1日 阪神vs巨人(甲子園) 1-3/●
台風の影響で中止となった試合も多く、セリーグの多くのチームがすでに9月の予定がぎっしり詰まっている。つまり振替日程もそれほど余裕がないことがわかっているので、今日は雨予報だったけれど、まあどうにかしてやるだろうなとは思っていた。
1回の裏、2番中野選手が出塁すると、続く森下選手もショートファンブルによって出塁。そして大山選手のタイムリーで1点先制した。
今日の相手は現在セリーグで最多勝利をしている菅野投手。そう隙はないだろうと思っていたので初回で先生できたのは本当に良かった。
4回表、巨人:大城選手のタイムリーで1-1と同点に追いつかれる。
そして5回のあたりだっただろうか。雨足が強くなってきて、画面に映る客席にも合羽を着ている人が増えてきた。
遠くに住んでいるので、現地の様子は想像するしかないのだけれど、配信の画面で見る限り、阪神、巨人、どちらにとっても「早く点を取らないと雨天コールドになるかもしれない」という状況だった。
6回裏までが終わったとき、ここで終わるんじゃないかと少し思った。
しかしそのまま7回表、巨人の攻撃が始まる。
先頭大城選手がでて代走、バント、ここでサードを守る佐藤輝明選手のエラーによってノーアウト1、3塁とピンチが広がった。
そして今日、1回の裏にエラーがあった門脇選手がタイムリーを打ち勝ち越し。
そして続く小林選手の打席で佐藤選手の1塁送球がうまくいかなかった場面があり、さらに1点を追加された。
丸選手の打席で桐敷投手に交代、浅野選手には石井投手を出してこの回2失点におさえるも、7回の裏に追加点を取ることはできず、ここで試合終了となった。
エラーの後は、気持ちを切り替えるためにも打席で挽回したいと力が入るものだと思う。
6回裏の門脇選手の打席もそうだったと思うし、だからこそ、佐藤選手にあともう1打席、この日のうちに挽回のチャンスがあったらよかったのに、と思った。
阪神:西勇/桐敷、石井-梅野
巨人:菅野-小林
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