石は行き先を教えてくれる ストーン・クレイジー・ストーンド①/一日一微発見070
「アニミズムなんて原始人の生活へ逆戻りはごめんだね」と言い放つモダニストがいる。たしかに僕らは、電気・水道・乗り物・ビルで構成されたテクノシティで暮らしているし、僕もこの暮らしは好きだ。
でもだからと言って、体の中にはあいかわらず原始のセンサーが眠っている。
それを否定なんてできないね。
星や花々が「何か」を語りかけてくれているのを感じるのは、ポエジーの種だと思うし。
僕はずーっと、大みそかには、伏見稲荷大社に行っている。
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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。
アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。
ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。
僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。
それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。
アート思考・後藤繁雄の一日一微発見
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「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…
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