IN & OUT of TOKYO 08「読書とは時代へのレジスタンスだ(リチャード・パワーズの『オーバーストーリー』を読む)」/一日一微発見127
このコロナの時期に、多くの人と同じように、僕も沢山の重要な読書をした。
僕はTVも新聞もない生活をずっとしているから、静かな時間はいっぱいあるし(とはいえ、一日中、音楽は流しっぱなし)、本は大切で豊かな、話し相手だ。
パティ・スミス『ジャスト・キッズ』を読みながら、メイプルソープと愛のかたちのことを考えた。
『あなたの体の90%は細菌で出来ている』は、自らのリアルな腸内共生を。
長島有里枝『「僕ら」の「おんなの子写真」から、私たちのガーリーフォトへ』は、ジェンダーとそれをどう乗り越えるかということを。
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