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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2021年12月の記事一覧

「コンテンポラリーアートがどこに向かっているのか」ということについて/一日一微発…

年末が近づくと、イギリスのアート誌『Arts Review』の「パワー100」が発表されてアートワール…

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「直感」というアート思考について/一日一微発見273

僕は京都芸大で、GOTOラボという社会人を対象にして、コンテンポラリーについて学び合う通信大…

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日本画家・石本正の絵のエロス(生きる喜び)について/一日一微発見272

僕は日本画家・石本正の絵をずいぶん前から愛している。 ちょうど今年は、石本さんの生誕100…

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河井寛次郎とアール・ド・ヴィーヴル/一日一微発見271

京都で、数時間だけど自由なができたので妻を誘って河井寛次郎記念館へ行った。「民藝」の陶芸…

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京都のお寺で宗教とアートについて考えた/一日一微発見270

宗教とは不思議なものだ。 どの宗教も中心には「信」と「救済」があるだろう。 なぜなら人生と…

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なぜアーティストたちは沖縄に惹かれるのか/一日一微発見269

多くのクリエーションに関わる人にとって沖縄は特別な場所である。 古くは岡本太郎の写真とフ…

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アートを学ぶと世界が変わる(アリカワコウヘイ!君と沖縄)/一日一微発見268

アリカワコウヘイ!君は、僕が主宰している京都芸術大学通信大学院GOTOラボの「大学院生」である。 「学生」であるが、彼は23歳の時に、沖縄の路上で絵を描き売って生活を始めて20年近くになり、18年間にわたって毎年独自の展覧会形式EXPOを開催する。今まで、数千点の作品を発表し、セールスしてきた。 EXPOは大人気で、延べ140,000人を超える入場者数をほこる。沖縄ではアリカワ君の名前を知らない人はいないと言って過言ではないほどの人気を誇るのである。 「アートは売れない

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