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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2020年12月の記事一覧

動的であることの大切さ(名和晃平と京都のsandwichで)/一日一微発見181

今年1年は、コロナにまみれた年だった。 海外では、つい先日ワクチンの接種が始まったか…

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コロナの時をのりこえ生きていく(絵本作家ジュナイダとの午後)/一日一微発見180

「僕は、いっつもひきこもっているようなものだから、今年コロナの期間中、絵ばかり描く毎…

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インスピレーションと上手くつき合う/一日一微発見179

僕のことを昔から知っている人は、僕がいつも体調がすぐれない男だと言うことを知って…

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写真のおしえ(若木信吾と)/一日一微発見178

晴天。朝から写真家・若木信吾と浜松を行く。前から計画していたプロジェクトをやっとスタ…

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晩秋の京都光悦寺で考えたこと/一日一微発見177

本阿弥光悦が死んだのは1637年だから、すでに400年近く前のことだ。 時は桃山時代か…

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カッコいいことのユートピア/一日一微発見176

「価値」を生み出す仕事というのは、とてもやりがいのあることだ。でも僕は「物欲」はあま…

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IN&OUT of TOKYO 26「都市の中で、いかに自らの解像力をあげられるのか」/一日一微発見175

前回の続きを書こう。 写真家小林健太(コバケン)の凄いところは、「今、ここ」にいて、クリエイションすることに超自覚的だということだ。 彼は昨年から、ダンヒルやルイ・ヴィトンなどのトップメゾンからコラボの仕事を依頼されるなど、時代の先端にキャスティングされるアーティストに躍り出た。 G/Pの先輩の横田大輔を追うような形で世界で高い評価をえるようになった。 今回、彼はTOKYO BROKEN MIRRORSのプロジェクトで、CGを使う新しい領域に入

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