マガジンのカバー画像

アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
¥1,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

ギブアンドテイク/一日一微発見090

ずっと前だが、ニューヨークでエイズの感染者たちに、毎日毎日インタビューして回ったことがあ…

AIは何のために抽象画を描きつづけるのか?/一日一微発見089

きのうFacebookで、AIに抽象画を描き続けさせている人がいるのを見つけた。 その絵は、一枚見…

時代の表現について:東京04/一日一微発見088

きのうの朝、いつものようにトランクをガラガラとひっぱって、東京都現代美術館に行った。 い…

白い天体は鏡である/一日一微発見087

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

尊敬する人はいますか?/一日一微発見086

あなたの尊敬する人は誰ですか? どこが自分にとってリスペクトできることですか? 僕たちは…

雲のように考えること。ゴミを拾いながら考えること。/一日一微発見085

写真が生まれたときに、それまで世界と人間のあいだにあった「かけがえなさ」=「アウラ」が消…

「変化を先取りして取り組むため」の読書/一日一微発見084

本を読むという時間は、とても奇妙だ。 なぜなら本を読んでいる間は、椅子に座っていなくてはならないし(たとえ列車や飛行機の中でも)、音楽を聴きながら他の作業をするというわけにはいかない。 自分が書くという時間ではなくて、他人が書いたものをなぞる。 もちろん、その書かれた内容を理解することがまずは読むことの意味であり、意義に違いないが、それ以上に重要なのは、その書かれたものが触発してくれる思考である。

動的編集のヒント/一日一微発見083

僕はある時からずっと、本を見事にしあげる「静的編集」ではなくて、もっとオープンネスでエン…

冬の朝からベンヤミンを読み直す1/一日一微発見082

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

「あなたの編集」の始まり/一日一微発見081

「目をつぶって静かに妄想する。あなたがいる場所について書いてみよう」 それは、あなたの編…

「新たな編集」のためのヴィジョン/一日一微発見080

新たな編集について、どんなヴィジョンが打ち出せるのだろうか? 今はかつての紙媒体全盛の時…