38日後に新刊を出す植本一子(2024/10/24)
ふと思い立って朝から日記を書き始める。新刊の原稿、初稿を組めるものを送ったものの、デザイナーさんの繁忙期と重なり、来週になるとのことで時間ができた。初稿を組んだゲラが届いたら、チェックして、プリントアウトして、校正さんのところに持って行って、と実働が増えるけれど、私が忙しくなるのは校正さんから戻ってきたものをチェックしながら赤字を入れていく作業からなので、もうしばらくは時間に余裕がある。その間に何か、本が出るためにできることはないかと考えて、とりあえず軽い日記でも書くか、無料公開で、と思ったのだ。noteから随分離れていたけれど、やっぱりとても使いやすくて複雑な気分に。これを書くことが本の売り上げにつながるかはわからないけれど、書き続ける練習にでもなれば。なんだかすっかり、売りたいとか、売らなければとか、思わなくなってしまった。今はむしろお金の話に忌避感がある。とはいえ売らなければいけないのだけど。
朝、ニーニの食欲がないように見え、血便も混じっているようなので病院に連絡。と思ったらしばらくしていつも通りもりもりご飯を食べ始めたので拍子抜けした。ニーニの様子を見ながら午前中に2日間の日記書き。最近デザイナーの長嶋りかこさんからもらった残り約2ヶ月の今年のカレンダーを壁に貼り、文フリまで何日かを確認する。ポスターサイズのカレンダーは1年が一覧になっていて、カウントダウンを確認するのにちょうどいい。もらうのにベストなタイミングであった。本当は10分くらいで書き終わりたいくらいのライトさを目指しているのに、いざ書き始めると言葉を選ぶのに時間がかかる。今回エッセイを書いたときにも、自分の感じている感情を表す言葉が見つからなくて、何度も立ち止まった、ということを次に出る本のあとがきにも書いた。私には語彙力が必要だ。
午後、パーソナルトレーニングへ。トレーナーさんに、プリントアウトしたエッセイをおそるおそる渡し、個人的に聞いた話をここに書いてしまっているので掲載の可否を知りたい旨を伝える。私が文章を書いていることも初めて伝えたのだけど、読まないうちから、え、嬉しいです!と喜んでくれたのでひとまずホッとする。今日のトレーニングはなかなかヘビーだった。
家に戻り、阿佐ヶ谷のISBbooksへ注文した本を取りに行こうかと思っていたのだけど、いつの間にか昼寝してしまう。ここのところ連日昼寝をしてしまっていて、そんな時間があるのもどうなんだと思うのだけど、疲れやすい自分がちょっと心配になる。筋トレもしているのに。本屋に行くのは明日にして、今日は4日ぶりに家で夕飯を食べる。ここのところ連日夜の予定が入っていたので、疲れるのも当たり前か。ニキビがたくさんできてしまっているのもそれか。