読んでおきたいキャリア理論家の著書リスト
キャリアはすべての働く人にあるものなのに、それが研究され理論として体系立ててまとめられていることはけっこう知らない人が多いのではないだろうか。
会社では、キャリアディスカッションだの長期キャリアを見据えたキャリアプランを考えろだの、言われている割にキャリアについては肌感覚でしか理解していなかったし、社内の先輩たちが通ってきたキャリアや、WEBメディアで取り上げられているバリキャリもしくはキラキラな人の話しか知らなかった。
キャリアコンサルタントの学びを進める中で、今まで自分や周りの人が悩み苦しんだことって、この理論でもう明らかになってたんだ!これ知ってればあんなに苦しむことはなかったのでは?なんて思うことがたくさんあった。
でもまだまだ表面的なことを知っただけ。その理論たち、もっとよく理解したい。
そこで、キャリア理論についての書籍リストを作成していきます。
私の独断と偏見で興味をもった書籍をリストします。
まだまだ知らない理論や著書があると思うので、見つけたら追記し育てていこうと思います。
キャリアコンサルタントとして読んでおきたい理論家の著書リスト
ウィリアム・ブリッジズ
転機とは、「何かの終わりから始まり、ニュートラルゾーンを経て何かの始まりにいたる」過程であるとしたブリッジズ。
読めば読むほど、自分の転機は何だっただろう?私は転機をきちんと消化してきているだろうか?と、転機と向き合えてないことに気づく。
J. D. クランボルツ
「計画された偶発性理論」を唱えたクランボルツ。
予期せぬ出来事をチャンスとして自分のキャリアに取り込むには、好奇心、柔軟性、冒険心、持続性、楽観性といったスキルが重要だと述べています。
オープンマインドでアクシデントを楽しむくらいの心構えが大切なんですね。
カール・ロジャーズ
こちらはロジャーズの著書ではないですが、ロジャーズの唱えた来談者中心療法の理解を深める書籍です。クライアントを受容し共感を持って傾聴する、と言葉にするのは簡単ですが、実践には奥が深い。なんどもいろんな角度からインプットし続ける必要があるなと思います。
平木典子
平木先生の著書はたくさんあるのですが、audibleでも聞けるこちらの本をまずは聞きました。アサーションとは
一番大切な基盤は「自己理解を深めること」ということがよく理解できました。アサーションも言うは易し、ですが、大切なスキルです。