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#24 【家族】夫の何気ない発言に敢えて突っ込んでみた

ある平日の夕方の会話。

私「いろんな人がスラムダンクの映画すごく良かったって言ってるんだよね〜。観に行きたいなぁ〜」
夫「あ、俺も観たい映画あるんだった」
私「それ、もうやってるの?」
夫「うん、もうやってる。いつまでだろう?いつ行こうかなぁ?あ、日曜にワクチン接種した後、観に行こうかなぁ〜」


わかります?
この会話のおかしなところ。
さぁ、一体どこがおかしいでしょう?

チッチッチッチッチッ…(時計ね)

(一回はるさんのマネしてみたかった笑)


会話の主体を奪われた、のもありますね。
私がスラムダンク観に行きたいって話だったのに、夫の観たい映画の話になりましたね。
まぁ、それはいいです。


正解は!

日曜に、自由に映画を観に行けると思い込んでいるところ、です。

以前、我が家の夫は家事にも育児にもきちんと理解があり協力的だと書きました。


確かにそう。それは間違いない。
でも、どこかで母親である私が子供の面倒を見ること、自分が行きたいと言えば快くいいよと言ってくれることを当たり前に思ってるのかなぁと思って、ちょっと悲しくなりました。
私が子供と日曜日を過ごすこと、夫が観たい映画を観にいくことに文句があるわけではありません。
夫がしたいことはなんでも協力したい、させてあげたい、その気持ちも変わらず持っています。
ただ、それを当たり前だと思われるとちょっと悲しいな…と思ったわけです。

いつもなら、そんな自分の気持ちに気づくか気づかないかのうちに、
「そうだね〜、行っておいで」
って言ったかもしれない。
でも、なんとなく、ちょっと怖いけど、敢えて突っ込んでみました


私「…どうして日曜映画行けると思った?私が子供の面倒見るの当たり前だと思った?その前に、私に行ってもいい?って聞くのが先じゃないの?」
夫「……」

もう少し明るく軽く言えればよかったのに、夕方という一番疲れてる時間帯で、かつ子供とうまく折り合いがつかなくていつもイライラしてる状態だったので、かなり怖かったと思います。(ごめん夫)

少ししてから、

夫「…ごめん。何も考えないで発言してたわ。」

すまなそうに、誠実に、謝ってくれました。

私は、「あぁ、うん…、そうか。」としか言えず、なんのフォローの言葉も出てきませんでした。

フォローする必要ないよね、私間違ったこと言ってない、という気持ちと、いや、ちょっと言い方きつかったよね、それに私の考え方にも間違っているところがあるかもしれない、という気持ちがぐるぐるして、なにも返答できませんでした。

でも、私の中では、勇気を出して違和感を口にしたことで、思考が一歩進んだ気がします。
言わなければ、モヤモヤ…で終わっていたかもしれないところ、口にしたことで、この考え方を客観的に中立的視点で考察できるようになりました
箱から一歩外に出た感覚です。
言い方…は、これからの課題ですが、こういうことをきちんと受け止めてくれる夫に感謝です。

しかし、夫婦の平等って難しいね…。
どこまでが不平等で、どこからが平等なのか?
どうしたら公正なのか?
また思考の深掘りが進んだら、書いてみたいと思います。

みなさんは、違和感、大事にされてますか?


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